マァリィ

*ハマショー*


*もうひとつの土曜日*

昨夜 眠れずに泣いていたんだろう?
彼からの電話 待ち続けて
テーブルの向こうで 君は笑うけど
瞳ふちどる 悲しみの影

息がつまる程 人波に押されて
夕暮れ 電車でアパートへ帰る
ただ週末の 僅かな彼との時を
つなぎ合わせて 君は生きてる

もう彼のことは 忘れてしまえよ
まだ君は若く その頬の涙
乾かせる誰かが この街のどこかで
君のことを 待ち続けてる

Woo 振り向いて Ha-Woo 探して 探して

君を想う時 喜びと悲しみ
ふたつの想いに 揺れ動いている
君を裁こうとする その心が
時におれを 傷つけてしまう

今夜 町に出よう 友達に借りた
オンボロ車で 海まで走ろう
この週末の夜は おれにくれないか?
たとえ最初で 最後の夜でも

Woo 真直ぐに Ha-Woo 見つめて 見つめて

子供の頃 君が夢見てたもの
叶えることなど 出来ないかもしれない
ただ いつも傍にいて 手をかしてあげよう
受け取って欲しい この指輪を
受け取って欲しい この心を
Oh…


*君に捧げるラブソング*

「もう行かなきゃ…」と手を振る君の後姿を見送って
ここで強く生きてく

季節はずれの台風顔負けの低気圧が
窓や屋根に雨を叩きつけて荒れ狂ってる

ベッドルームに目を覚ました君がいるような気がしてさ
思わず名前を呼びそうになる

目を閉じれば君がいる、どの部屋にも…
思い出と呼ぶには切なくて リアル過ぎて ふいに胸がつまる
「…泣かないで」と笑ってる君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく

埃被ったアルバム取り出してページめくる
出会った頃のまだ少女のような君の写真

与えられた時間の中を精一杯生きた君
いつでも家族の港だった

目を閉じれば君がいる
長く暮らしたこの町のすべての季節の中
過ぎた日々が今永遠になる
「…泣かないで」と笑ってる君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく

雨音が静かになり
訪れる朝の気配が別れの時を告げる

「もう行かなきゃ…」と手を振る君の後姿を見送って
ここで強く生きてく

目を閉じれば君がいる、どの部屋にも…
思い出と呼ぶには切なくて リアル過ぎて ふいに胸がつまる
「…泣かないで」と笑ってる君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく

ここでひとり生きてく


*君の名を呼ぶ*

火の中に飛び込むような恋 愚かだとわかっている
プールの底 沈んで見上げた 太陽のように
ゆらめいて(砕けて)掴めない でもキラキラ輝いてる
黄昏に 真夜中に 明け方の空に ギター弾くように君の名を呼ぶ
せつなくて 苦しくて 息が止まるほど君が欲しい 今すぐ

時計の針 12時 指している 触れてくれ帰らずに
見つめ合うと言葉を失う (You're so beautiful)
友達の(親友の)ままでいい 心の中ささやく声 だけど
街角で 仕事場で 地下鉄の中で 歌うように君の名を呼ぶ
愛される事なんて無いと知っていても君が欲しい 今すぐ

ふとみせる 寂しそうなしぐさ 誰かに恋しているの?

黄昏に 真夜中に 明け方の空に ギター弾くように君の名を呼ぶ
せつなくて 苦しくて 息が止まるほど君が欲しい 今すぐ

黄昏に 真夜中に 明け方の空に 愛しい君の名を呼ぶ


*ラストショー*

さよなら バックミラーの中に
あの頃の君を 探して走る
さよなら 二人演じた場面を
想い出す もう一度 もう一度

ハンバーガースタンドで 俺達待ちあわせて
君の親父の車 夜更けに盗み出し
遠くへ
(街の灯り背にして)
遠くへ
(誰もいない海まで)
君の肩を抱いて 飛ばしたね 真夜中

浜辺に車止めて 毛布にくるまって
互いの胸の鼓動 感じたね夜明けまで
あの頃
(カーラジオから俺の)
あの頃
(お気に入りの“Like a rolling stone”)
星は君のもので 月は俺のものだった

さよなら 想い出の中の二人
まるでスクリーンのヒーローだった
さよなら セピア色のフィルムに
苛立ちと優しさと 怒りを
焼き付けた二人

シートに身を沈めて ぽつんとつぶやいた
「あなたの夢の中で 生きてゆけるかしら?」
きっと
(別々の車線を)
きっと
(走り始めていたんだね)
二人違う景色の中で ひとりぼっちで

さよなら エピローグは俺ひとり
明け方の 海岸線を走る
さよなら フラッシュ・バックのような
過ぎた日々 抱きしめてもう一度
忘れるために

さよなら バックミラーの中に
あの頃の君を 探したけど
さよなら ボンネットを叩く雨
もう何も見えないよ もう何も聞こえないよ
さよなら…


*愛という名のもとに*

ごらん街の灯りが消えて行くよ
もうすぐ始発が走り出す
さよならだね
君の肩を抱くことも出来ないまま……
ドアの前に ふたつのスーツ・ケース
鍵は机の上

眠れぬ夜は 電話しておくれ
ひとりで 朝を待たずに
真夜中のドライブ・イン 昔のように
急いで 迎えに行くよ

いつの間にか二人 ベッドの中
時計の音だけ聞いてたね
互いに欠けてる夢の色を
別の何かに 置きかえて
今は二人
別れて暮す他に 答はないけど

眠れぬ夜は 電話しておくれ
二人 もう一度 探そう
恋人達が胸を ときめかせ
寄り添い迎える朝を

眠れぬ夜は 電話しておくれ
二人 もう一度 探そう
愛という名のもとに 失くした
無邪気な君の笑顔を
無邪気な僕の笑顔も

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