Kimono Ponchoのブログ

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2014年01月22日
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カテゴリ: 和裁士のお仕事♪
こんにちは手書きハート

いつもご覧頂き、誠にありがとうございます手書きハート手書きハート

さて本日は、最近頂いた、海外からのとっても嬉しいご注文のご紹介をさせて頂きたいと思います

私のEtsyのお店、 KimonoPonchoCom には、「Request Custom Order(お誂えを依頼する)」というボタンがありまして、日々、様々なお問合せを頂いております

前回、ある海外の女性のお客様から、「振袖の裏身頃の半分だけを付け直して欲しい」というご注文を頂き、お直しさせて頂いたお話をご紹介致しましたが、そのお客様から、その振袖に合わせるための新品振襦袢のお仕立てもご注文頂きました

その振襦袢を作る反物は、こちら
redjuban1.jpg

・・・いかがですか美しいでしょう~



ところどころ、大きな手まりの地模様の部分が、しぼりで白く染めだされていて、その中に、淡いパステルカラーの模様がかわいらしく浮かんでいます職人さんの手仕事が見事に映える、素晴らしい反物です

盛夏用のお襦袢は別として、普通、お襦袢の袖は、表地と同じ布地を裏地にも使って袷の袖に仕立てるため、本振袖用の襦袢なら、袖だけで10m近くの要尺が必要なんですね~なので、振襦袢の反物の長さは、普通の着尺の着物の反物の長さの約1.5倍ほども必要なんです当然、お値段も高いです

このお客様の振袖の袖丈は、ごく一般的な本振袖の長さ(約1.14m)ですので、「お仕立て上がり」の「洗える振襦袢」でも合わせることができるんですが、そこをあえてこの真紅の正絹振襦袢地を使ってお誂えされるのは、並々ならぬ「こだわり」があってのことですなにせ、襦袢というものは、着物を着てしまったら、ほんのちょびっとだけしか見えないんですからね

ここまでご紹介してきただけでも、このお客様がどれほど「アツイ気持ち」で着物に向き合っておられるかがお分かり頂けると思いますが、このお客様も、着物への「入口」はアニメなんです

海外の着物ファンの方々のほとんどが、小中学生時代に日本のアニメに興味を持たれて、そこからだんだんと日本の文化やファッションにも興味を持たれるようになり、その中から、このお客様のように、「正統派」の着物を着たいと思って下さるような方もでてくるわけです

そして、今回、日本の職人さんの手仕事が映える「本物」の品物を、「成人式だから」という理由でもなく、「おばあちゃんが買ってくれた」わけでもなく、ご自分でご購入下さったわけです

本当に素晴らしいことだと思います

大笑い

これをご覧になって、ご興味をお持ち頂いたお客様、是非Etsy KimonoPonchoCom の「Request Custom Order 」ボタン、または、当店のホームページの「 お問合せフォーム 」から、お気軽にお問合せくださいませ~

ご覧頂きありがとうございました手書きハート

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Last updated  2014年01月22日 09時57分31秒コメント(0) | コメントを書く


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