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あほいな ききちぃ－さん

2014.02.10

なぜ？ 19,800円で介護タクシーのホームページを作るのか

(4)

テーマ：自分らしい生き方・お仕事(41083)

カテゴリ：徒然

なぜ？ 19,800円で介護タクシーのホームページを作るのか
http://www.wake-do.com/webstudio/plan198.html

１０年ほど前のこと、見積もり19,800円の格安で介護タクシー（福祉タクシー）事業者向けホームページ制作の広告を出したとたん、遠方の介護タクシーから問い合わせの電話が来た。

「業者にホームページの見積もりをもらったら２０万円と言われた。アンタのところは本当に19,800円でホームページを作ってくれるのか？」

もちろん19,800円は打ち間違いではない。本当にその金額で請け負っている。
ただし、２０万円の見積もりを出している業者は決して悪徳業者ではない。

ホームページ制作会社ともなれば会社の運営費、維持管理費、従業員などの人件費とそれ相応の経費が必要。しかし、フリーランスの私には、それらの経費はそれほど必要ない。だから格安でも請け負える。

なにより新規参入の介護タクシー事業者は開業時にかなりの投資をしている。中には借金までしている新規事業者もいる。そんな事業者に１５万や２０万の見積もりを出したところで発注してもらえるわけが無いし、１５万２０万の金を苦も無く払えるところは大きな会社に発注する。
だから私は予算が苦しく、ホームページを作りたくても作れない事業者に合わせたプランを提示したのだ。発注してもらえないプレゼンテーションを広報しても結果を得られない無駄骨、だから発注してもらえるプランに方針を据えた。

もちろん安く作る分、数を多く受けられるように、ひとつのホームページ制作は簡略に行わなければならない。
つまり、無駄なコンテンツを省く。私にはそれが的確にできる。なぜなら私自身が介護タクシーの利用者だからだ。

たとえば掲示板は必要だろうか？
ホームページにアクセスしてくる者は利用できる介護タクシーを探している人であり、コミュニケーションを求めてくる人では無い。

たとえば最新情報ページ。個人事業者が頻繁にイベントや新プランを打ち出すことは無い。あったとしてもブログやフェイスブックで済むこと。もちろん依頼されれば作るが、作った依頼者から最新情報ページの更新依頼が来た試しが無い。

私はホームページにメールリンクは基本的には付けない。迷惑メールを撒き散らしているＤＭ業者にわざわざメールアドレスを教えているようなものだ。メールリンクを希望する顧客には、オプションでメールフォームを勧める。メールフォームならメールアドレスがばれにくい。それでも、「メールで予約受け付けをするのなら、毎日メールをチェックすることが必要ですよ。」と忠告すると大概はメールの機能も表記も不要だと返事が来る。

アクセスカウンタも明確な目的がなければアクセサリーに過ぎず必要無い。カウント数だけではアクセス解析の目安とならないからだ。

介護タクシー事業者は口をそろえたように「安心」「安全」「誠意」などの言葉を入れるように要求してくる。もちろんそれらの言葉はさりげなく入れるようにしている。しかし、「安全な介護タクシー」「安心な介護タクシー」などで検索する人がどれだけいるのだろうか。少なくとも私がアクセス解析した中では「安心」とか「安全」などのキーワードを見た記憶は無い。
つまりそれらの言葉を強調しても検索にも広報のインパクトにもならないということになる。
高級料亭の看板に「旨い」「新鮮」などの言葉は無い。そんな言葉は表に出さなくても当たり前の事だからだ。表に出さないから「おもてなし（表無）」と言う。

では、介護タクシー（福祉タクシー）のホームページは何を強調すればよい。
それはこちらの企業秘密であるが、秘密と言うほどのものではない。利用者の立場になれば簡単に思い浮かぶことばかりだ。

介護タクシー福祉タクシー事業者限定ホームページ制作プラン
http://www.wake-do.com/webstudio/plan198.html