今は3回/日胃ろうから栄養を入れている。
ブログに書いた ところ、お二人から、こんな情報を教えて頂いた。
ありがとうございます。 どちらもとてもためになるのでご紹介。
『うちもエレンタールです。ただ「難病と在宅ケア」の3月号に気になる記事が・・
要はエレンタールonlyはよろしくないそうです。色んな栄養も併用して下さいね。
うちの対策は近日中にブログで紹介しますね。』
とても専門的に栄養管理がなされています。
一朝一夕で真似出来るものではございませんが、おおいに参考になります。
また、同病のご家族の方からのメール。
『栄養剤について調べました。
胃ろうをしている人が使う経腸栄養(血管ではなく、胃や腸を経由する栄養)は
3つに分類されます。
A;自然食流動食
窒素原:たんぱく質
糖質:デンプン
脂質:多い
B;半消化態栄養剤(エンシュア、ラコールなど)
窒素原:たんぱく質
糖質:デキストリン
脂質:やや少ない
C;消化態栄養剤(エレンタールなど)
窒素原:アミノ酸、ペプチド
糖質:デキストリン
脂質:極めて少ない
胃腸の機能が正常で、消化吸収能が正常な場合はA、
軽度の障害がある場合はB、中等度以上の障害がある場合はCを使います。
医薬品として保険適応されるものはB、Cです。
Aを使う人はすなわち病気ではない、ということで医薬品ではなく食品の分類なのです。
母は消化器の機能は健康だったので、Aのハイネゼリーなどを選びました。
保険が使える方が経済的には助かりますが、ALSの患者さんは消化機能が正常なので、
体のためにはAを選んだほうが、消化器の機能を保つことになると思います。
Aにはいろいろありますが、例えばハイネゼリーは、
・亜鉛などの微量元素不足になることがない。
・それだけで十分栄養を取ることができる。
・寝ながら栄養補給を受ける患者さんでは、
逆流防止のため粘性の高い栄養剤を使う必要があるが、
ハイネゼリーは最初から半固形なので、手間がかからない。
などの理由で選びました。
寒天やゼライスで自宅で調整する場合、冷蔵庫にいれておく必要があり、
食べる時間に合わせて室温に戻すように気をつける必要がありますものね。
ハイネゼリーは1パック300kcal315円です。母は1日3パックでした。
テルミールもメディエフも価格的に大きな差はないようです。
この先長い間の生活を支える栄養剤ですから、1種類に絞るよりも、
何種類も気分や都合によって使い分ける方がかたよらなくていいのかな、と思います。
その点テルミールはいろんな種類があっていいですね。
胃ろうでも味は関係あるみたい。ゲップが出たときに嫌いな味は気持ちが悪い、
と母は言っておりました。』
というものです。
栄養摂取は、エレンタールを主力としつつも(これは経済的理由)、バランスを考えて
かつ神経質になり過ぎず、それこそバランスよく摂取していこうと思う(^^)
そー言えば、胃ろうを作った時はエンシュアかラコールを入れるつもりでいた。
でもうちの往診医は、保険適用にならないと言っていた。
医薬品なのに変だなぁ?? と思ってたけど、勉強不足! 自分も(´ε`)
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