本を読めば『道は開ける』

経絡タッピング

これが「ETFマニュアル」という本だ。EFTとはEmotional freedom tecniqueの略だが、ネーミングにあまり意味はない。

少々ややこしいのだが、これには「TFT」という先駆的な方法があって、こちらの方が本家本元。

自分が抱えている心的問題などの思い浮かべてその苦しさを感じながら、まゆ頭、こめかみ、目の下などを指でタッピングしていく（主に経絡の端点となるツボ）。

すると、あら不思議、心的問題がいつの間にか解消する、ということらしい。

TFTのタッピングの方法は、神経症、パニック障害、トラウマ解消、●●不安、など種別によって微妙にタッピングの場所、順番が違っている。

そこで、TFTにでてくるタッピングの場所をすべて網羅して、たたいてしまえば、どんな心的問題にも適用できる、としたのがこのEFTである。

マニュアルだけあって、どのように行うかという方法がこと細かく書かれている。だが、なぜこのようなことをすれば症状が治るのかということは、この本には全く書かれていない。

効果の方はどうだろうか？　仲間からは、心的問題から発生する痛みには効き目がある場合があるということと、蝶恐怖の人の症状が軽くなったということを聞いた。

実際にやってみると、簡単な感情的な問題には即効性がありあそう。根深い問題には・・・どうだろうか？　

心的問題と経絡という発想が面白いと思う。理論編は「TFT」にゆずるしかないが、この本だけでもやり方はマスターできます。

経絡上のツボをタッピングするというだけでも、何か心的リラックス効果などあるのではないか。
（タッピングする場所は、１２経絡全部はふくまれていない）

EFTマニュアル誰でもできるタッピング・セラピー ( 著者：ギャリー・A．フリント / 橋本敦生 ...