Iターン to 宮城

Iターン to 宮城

March 28, 2009
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構造材は、山から建設現場までどう届くのか。
山で伐採~原木市場で売却~購入者が製材所で製材~材木をプレカット~建設現場というルートだ。
今日、西川材の産地、埼玉県の飯能市に行き、山、原木市場、製材所、プレカット工場を、プレカット工場の経営者で山をお持ちの方の案内で見学してきた。
西川材はヒノキとスギ。
最初に行ったのはこれらが植林された山だった。手入れがよくなされていた。国道から近いからだ。
もっと奥の徒歩30分とか1時間とかの山では手入れが難しいとのことだった。
なぜなら、山奥の木を伐採して下まで持ってくるコストが原木市場での売却価格を上回るからだ。伐採するだけ損になるので伐採しない。となれば手入れする意味が無いということ。
スギの場合、原木市場での取引価格は1立方メートルあたり1万3千円くらいだが、伐採して市場まで運搬するコストが1万5千円くらいだそうだ。
案内してくれた方の説明では、戦前は建築需要より薪炭需要が大きかったがそれがなくなったこと、輸入材が増加して国産材の建築への需要が減ったこと、それらがコスト割れを招いているそうだ。
手入れされない山は保水力が落ちて地滑りを起こしやすくなるそうだ。国土保全の観点からももっと国産材を使って欲しいと述べていた。もっともな話だ。
わが家の構造材をすべて国産材にしたのは正解だったと思った。
次に原木市場を見学。スギ8本とか9本とかを取引単位にしてせりが行われる。今日は休みだったが。
製材所では製材と木の乾燥が行われていた。作業所の軸組みがヒノキとスギで実に見事だった。
プレカット工場ではコンピュータ制御の機械で複雑なプレカットが行われる。また、含水率とヤング係数を自動的に測定する機械もあった。年間600棟分の構造材をプレカットしているという。
扱う材は西川材に限られず、各地の製材所からの材木が来ているらしかった。これらの現場を見学するチャンスを得てとても勉強になった。





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Last updated  March 28, 2009 11:49:41 PM コメントを書く
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