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熊本県内の電化路線の主力として活躍する815系です。815系は1999年の豊肥本線電化完成に合わせて登場した車両で、熊本県内の豊肥本線と鹿児島本線、大分県内の日豊本線で主に活躍しています。写真は熊本駅で撮影したN003編成です。815系は、アルミ製の車体とドア部分などに施された赤色が大きなポイントで、ヨーロッパの電車のようなお洒落なデザインです。国内で初めて、日立製作所が開発した「A-Train」(客室や運転台など各部分を予め製造しておき、それを接合することによって車両が完成する工法)が採用されており、コストの低減が図られています。豊肥本線内で活躍する815系N012編成です。豊肥本線では主力として活躍しています。815系の車内です。ロングシートで、1人ずつ独立した座席となっています。ドア部分や先頭部には黄色が配されていて、明るい車内を印象づけています。車内の車番は直に書かれています。製造銘板は日立の標準的なものとなっています。車外の車番表記は、一文字ずつ□で囲われたJR九州独特の表記方法です。
2018.09.22
前回当ブログで掲載した大隅横川駅同様、開業時からの木造駅舎が残る嘉例川駅です。この駅は1903年の鹿児島本線(現在の肥薩線)開通と同時に設置された駅で、妙見温泉の最寄り駅としてにぎわいました。現在は特急「はやとの風」が長時間停車し、レトロな雰囲気が人気を呼ぶ観光スポットとなっています。この駅舎は登録有形文化財に指定されており、駅舎脇には記念するモニュメントが建てられています。駅舎内部です。駅は地域の人々が管理しており、様々な展示がされています。かつては有人駅だったので、窓口もそのまま残されています。駅事務室の内部も公開されています。内部には駅や沿線の写真、かつて駅で使用されていた機器や駅名標が展示されています。国鉄時代に使用されていたと思われる木製の駅名標です。手書きの文字がいい味を出しています。現在の「霧島温泉駅」は、1962年~2003年までは「霧島西口駅」という駅名でした。改札口です。大勢の観光客でにぎわっています。木製の窓枠や柵が良い雰囲気です。駅事務室のあった場所には改札内からも入れるようになっています。駅舎に設置されている電照式駅名標です。比較的新しそうです。
2018.07.31
肥薩線の、美しい木造駅舎が残る駅として名高い大隅横川駅です。この駅は1903年に開業し、開業当初からこの駅舎を使用し続けています。積み重ねてきた歴史を今に伝える素晴らしい駅です。瓦屋根と木の壁が良い味を出しています。以前当ブログで掲載した大畑駅や矢岳駅などよりも規模が大きい駅舎で、迫力を感じます。駅舎内部です。天井が高く、広くて開放感のあるスペースが広がっています。ここには駅や鉄道の写真や絵画が展示されています。現在は無人化されたため駅員は常駐していませんが、窓口や事務所の跡も残っていました。改札口です。有人改札の跡がそのまま残っています。ホームから改札を眺めます。改札上部に掲げられている国鉄型の電照式駅名標です。壁面には筆文字で書かれた駅名板もありました。この駅は第二次世界大戦中に空襲の被害に遭い、そのときの機銃掃射の跡が柱に残っていました。駅舎と反対側のホームから駅舎を眺めます。かなり立派なつくりとなっているのがわかります。キハ47の普通列車がやってきました。木造の駅舎と国鉄型車両はよく似合います。
2018.07.22
鹿児島中央駅~吉松駅を結ぶ、特急「はやとの風」で活躍するキハ40系です。全国的にも珍しい「一般形車両を使用した特急列車」で、薩摩隼人をイメージした黒色の車体と木材を多用した温かみのある内装が特徴的です。車両はキハ47 8092とキハ147 1045の2両編成となっています。写真は鹿児島中央駅で撮影したキハ47 8092です。「はやとの風」では、観光利用に重点が置かれており、木造駅舎の残る嘉例川駅と大隅横川駅で長時間停車したり、桜島と錦江湾を望む区間では徐行運転したりするサービスが行われています。それまでは毎日運行されていましたが、2018年3月にはJR九州全体でダイヤの見直しが行われたため、現在は臨時特急列車として土日、祝日や夏休み期間などの運行となっています。写真は嘉例川駅で撮影しました。黒色の車体と、歴史を重ねた木造駅舎がマッチしています。車両の真ん中には、展望席としてガラス窓を大きく取ったスペースも用意されています。車内です。以前掲載した「いさぶろう・しんぺい」同様に木の素材を多用しており、温かみがあり落ち着いた印象です。照明もレトロ調のものを使用しています。車内の車番プレートです。
2018.07.13
今回は肥薩線の大畑駅(おこばえき)を掲載します。この駅は日本で唯一、ループ線とスイッチバック構造を持つ駅として知られています。また、駅舎や駅構内も見どころがたくさんある魅力的な駅です。先述した矢岳駅や真幸駅同様、開業時からの木造駅舎が残っています。歴史を感じる木の壁や瓦屋根が素敵です。駅舎入口です。木製の扉がいい雰囲気です。駅名標がなければ古いお店の入口のようです。ここにも木製の駅名標がありました。駅舎内部は、びっしりと「名刺」が貼られています。「この駅に名刺を貼ると出世する」という言い伝えがあるようで、壁一面に名刺が貼られていました。構造は矢岳駅と同様に、天井がかなり高くなっています。改札口です。木製の柵や、矢岳駅あるものと同じ筆文字の電照式駅名標が素敵です。ホーム側の壁にも名刺が貼られています。筆文字の駅名標です。中に白熱電球が入っており、優しい光を放ちます。ホームから見た駅舎です。花が綺麗に植えられ、地域の人々に大切にされている様子がうかがえます。「いさぶろう・しんぺい」号を、石造りの給水塔とセットで撮影しました。かつてのSLはここで水を補給して矢岳駅までの急勾配区間に挑んでいました。水の消費量が莫大だったため、矢岳駅にも同じような給水塔があります。SL時代に使用されていた、洗顔用の洗面台が残されていました。矢岳駅にあったものは通水されていませんでしたが、大畑駅のものは通水されており、現在でも使用することができます。(撮影時は水が出ていませんでした)JR九州仕様の駅名標です。石造りの給水塔と乗務員の宿舎を駅舎外から撮影しました。現在は無人駅ですが、最盛期は数多くの職員が昼夜を問わず働いていたものと思われます。
2018.06.10
前回より少し間が開いてしまいましたが、今回は真幸駅の一つ隣にある「矢岳駅」を紹介します。真幸駅方面から乗車すると、熊本県に入って最初の駅がこの駅です。肥薩線内では最も標高が高い場所に位置する駅で、標高は約537mです。この駅にも開業当初からの木造駅舎が残り、明治時代にタイムスリップしたような雰囲気を感じる素晴らしい場所です。木製の駅名標で、真幸駅にあるのと同じものです。駅舎内部の待合室です。天井が非常に高い構造で広々としています。扉や窓枠が木製で、まさに「日本の駅」という雰囲気を感じます。高い天井からつるされる照明もレトロです。現在はこの駅は無人駅ですが、かつては有人駅だったので切符売り場や鉄道荷物の窓口が残されています。駅舎の改築などに伴って埋められてしまうことも多い中、綺麗に残されていることに嬉しさを感じます。切符売り場の窓口は2つあり、賑わっていた当時の姿が目に浮かびます。改札口です。木製の柵と、その奥に停車中の列車が素敵です。改札内には、当ブログで以前掲載した筆文字の電照式駅名標が設置されています。壁面には木製の縦型駅名標もありました。ホームに停車中の「いさぶろう・しんぺい号」です。現在は1線しかありませんが、かつては列車交換も可能だったため駅構内は広いです。SL時代に使用されていた、洗顔用の洗面台が残されていました。真幸~矢岳間には、肥薩線最長の「矢岳第一トンネル」をはじめいくつかのトンネルがあり、客車の窓を開けたSL牽引の列車では煤煙で顔や手が汚れるため、この洗面台を利用して汚れを落としていました。同じものは隣の大畑駅にもあり、こちらでは現在も通水されています。SL時代に使用されていた石造りの給水塔もありました。この区間は勾配が連続することから、SLの水の消費量がかなり多く、停車して給水を繰り返しながら運行していました。この給水塔はかつては草木に埋もれてその存在が知られていませんでしたが、近年になって草木を刈り取り、ホーム上からも見えるようになりました。駅に隣接した場所には、D51 170号機が保存されていました。
2018.05.19
肥薩線で唯一、宮崎県内にある真幸駅(まさきえき)です。この駅は宮崎県で最初に開業した駅で、かつて鹿児島本線の一部だった肥薩線の山越え区間にあり、スイッチバック構造を持っています。駅舎は1911年の開業時からのものが現在まで使用されており、瓦屋根や木製の壁、扉などに歴史を感じます。入口に掲げられた駅名標です。国鉄時代のもので、木製です。真幸駅に停車中の「いさぶろう・しんぺい」号です。山に囲まれた場所の少ない平地を利用して駅がつくられたことが良く分かります。構内はかつて長編成の急行列車や貨物列車も停車していたためかなり広く、ホームも長くなっています。ホーム上には「真幸」という駅名にちなんで「幸せの鐘」があり、「どのくらい幸せと感じているか」に合わせて鳴らすのが良いとされています。「いさぶろう・しんぺい」の停車時には、地元の方々が特産品などを販売し、普段静かな駅は観光客で賑わいます。山間部の駅にしては駅舎が大きく、また隣接して宿舎(?)のような建物もありました。かつての賑わいを感じます。駅名標です。駅舎には、「JNR-L書体」を使用した電照式の駅名標もあります。
2018.04.29
人吉駅では、2017年3月に登場したばかりの「かわせみ・やませみ」号を見ることができました。「かわせみ・やませみ」号は熊本~人吉間を結ぶ肥薩線の観光列車です。車両はキハ47形(キハ47 8087、キハ47 9051)を改造したもので、車内はリクライニングシートや木製のベンチシートが並び、車端部にはカウンターが設けられるなどかなり手を加えられています。「かわせみ」の愛称を持つキハ47 8087です。濃い青色の車体色が特徴で、車内もさわやかな青色基調でまとめられています。「やませみ」の愛称を持つキハ47 9051です。深緑色の車体色が特徴で、車内は格調高い緑色基調でまとめられています。「いさぶろう・しんぺい」と並ぶ「かわせみ・やませみ」です。水戸岡鋭治氏のデザインした観光列車が並ぶ、JR九州らしい光景です。「かわせみ」(キハ47 8087)の車内です。木製のテーブル席やシートが並びます。木をふんだんに使い、さわやかで明るい雰囲気が素敵です。ドア付近にはカウンターも設けられています。「やませみ」(キハ47 9051)の車内です。こちらは緑色基調のシートが並び、落ち着いて優しい雰囲気を感じます。
2018.04.15
2017年4月に肥薩線の隼人~人吉間に乗車してきました。吉都線との分岐駅となっている吉松駅から人吉駅までは、「いさぶろう・しんぺい」号に乗車しました。この列車はスイッチバックやループ線、美しい車窓が魅力の吉松~人吉間を満喫できる観光列車です。ユニークな列車名は、この区間が建設された当時の逓信大臣だった山縣伊三郎(やまがた いさぶろう)、鉄道院総裁だった後藤新平(ごとう しんぺい)の名前から取られています。人吉~吉松間は「いさぶろう」、吉松~人吉間は「しんぺい」という列車名で運行されます。車両はキハ40・47を改造したもので、今回はキハ47 8159+キハ47 9082の2両編成でした。この他にもう1両、キハ140 2125も存在します。吉松駅に停車中の「いさぶろう・しんぺい」号です。真幸駅(まさきえき)で撮影しました。茶色いカラーリングが目を引きますが、側面はほぼ原形をとどめています。矢岳駅(やたけえき)で撮影しました。歴史ある木造駅舎との組み合わせが良いです。大畑駅(おこばえき)で撮影しました。SL全盛期を今に伝える、貴重な石造りの給水塔が見られます。車両側面に取り付けられた行先表示板(サボ)です。九州のキハ40系は、普通列車も含めて行先表示板による表示が多いです。キハ47 8159の車内です。木をふんだんに使った格調高い仕上がりで、旅の気分を盛り上げています。キハ47 9082の車内です。こちらも木を使った内装ですが、暖色系でまとめられ温かみがあります。車内の車番プレートと製造、改造銘板です。キハ47 8159には、製造銘板(新潟鉄工所)も残っています。改造はJR九州小倉工場で行われています。
2018.04.07
今回は2017年に隼人駅・栗野駅で撮影した、肥薩線などで活躍するキハ40系を掲載します。隼人駅の留置線に停車中のキハ47 8051とキハ47 9097です。九州のキハ40系はエンジンの換装が行われている車両が多く、車番も8000番台や9000番台に改められています。8051の元車番はキハ47 51、9097の元車番はキハ47 1097です。隼人駅1番線に停車中のキハ140 2127です。肥薩線の吉松~隼人間で、1両で運用されていました。栗野駅に停車中のキハ140 2127です。キハ140形は、キハ40形のエンジンを高出力化改造した車両で、車番は「キハ40」が「キハ140」に改められたのみで、番台は2000番台のままです。キハ140 2127の車内です。座席モケットが茶色となっていますが、それ以外はほぼ原形のままです。天井に設置された扇風機には、JNRマークが残っていました。
2018.03.24
2017年4月に鹿児島に行った時に、JR日本最南端の駅である「西大山駅」に行ってきました。この駅はJR線で最も南にある駅として知られていますが、列車本数が少なく鉄道移動では不便なため、車を使って訪れました。ここが西大山駅です。写真のように駅舎のない無人駅ですが、観光スポットとして観光客が意外に多かったです。駅の周囲には花壇もあり、地域の人々に大切にされている様子がうかがえます。外に向けて設置されている駅名標です。JR九州で標準的なものと、「JR日本最南端の駅」として駅名が大きく書かれているものの2種類がありました。ホームは1面1線の構造で、ローカル線らしさが感じられます。ホームからは「薩摩富士」と呼ばれる開聞岳(かいもんだけ)を望むことができます。JR線の最北端(稚内駅)、最東端(東根室駅)、最西端(佐世保駅)の駅名が記された案内板もありました。ホームに設置された最南端の駅を示すモニュメントです。駅前には黄色い丸ポストがありました。このポストは実際に郵便物を投函できます。初めて西大山駅を訪れましたが、観光スポットとして地元に愛されている様子を感じることができました。
2018.02.19
「その1」に引き続き、鹿児島で活躍する415系500番台を掲載していきます。こちらは「その1」でも掲載したFK515編成です。FK515編成の車内です。ロングシートなので、ラッシュ時の収容力向上に貢献しています。車内の車番プレートです。オリジナルのものが残っています。鹿児島中央駅の中線に留置中のFK520編成です。この編成は民営化時にJR東日本に引き継がれ、引き続き常磐線や水戸線などで活躍していましたが、2008年にJR九州に譲渡されました。国鉄時代に転属していたFK513~517編成とは20年以上経ち、九州で「奇跡の再会」を果たすことができた幸運な車両といえます。この編成は譲渡後に改造され極力JR九州の仕様に合わせられていますが、転落防止幌が残るなど、JR東日本で活躍していたころの名残も見ることができます。2017年9月に鹿児島中央駅で撮影したFK513編成です。先述のFK520編成と同じ場所に留置されていたFK514編成です。鹿児島地区の415系500番台は現在でも第一線で活躍していますが、老朽化が少しずつ進行していることもあり置き換えも進んでいくものと思われます。
2018.01.16
今回から2回にわたり、鹿児島県内で活躍する415系500番台を掲載していきます。415系500番台は常磐線の混雑緩和を目的として1982年から製造されたオールロングシート車です。それまではすべての編成が常磐線で活躍してきましたが、1985年に開催されたつくば万博輸送が終了した1986年に5編成20両が九州地区に転属しました。現在、鹿児島地区で活躍する415系はこのときに九州に転属した車両が中心ですが、2008年にJR東日本から譲渡された1編成も存在しています。主に朝夕のラッシュ時に持ち前の収容力を生かして活躍しています。2016年に国分駅で撮影したFK514編成です。415系はステンレス車の1500番台しか見たことがなかったので、初めて鋼製車を見ることができて嬉しかったです。こちらは2017年に鹿児島中央駅で撮影したFK515編成です。カラーリングは九州地区のキハ40系などと同じ「九州色」ですが、常磐線時代のカラーリングも白地に青帯が入るものとなっていました。(常磐線の青帯のほうが色が濃くなっています。)車外の車番表記です。2017年に鹿児島中央駅で撮影したFK517編成です。夕方のラッシュ時には415系が多く運用され、通勤通学客の集中に対応しています。FK517編成の車内です。リニューアル工事などは施されておらず、内装はほぼ登場時のままとなっていますが、座席モケットは茶色のものに張り替えられています。車内の車番プレートです。オリジナルのアクリル製プレートが残っていました。(つづく)
2018.01.10
鹿児島県内の鹿児島本線、日豊本線などで活躍する817系を掲載します。817系は2003年から鹿児島県内に導入され、老朽化が進んでいた475系などの置き換えに貢献し、スピードアップも果たしました。817系は前面の黒色が大きな特徴で、九州らしいお洒落なデザインです。現在は鹿児島本線、日豊本線の多くの列車が817系で運行され、県内のJR線では最もよく見かける車両となっています。写真は鹿児島中央駅で撮影したV018編成です。こちらは鹿児島中央駅で撮影したV019編成です。短い2両編成の列車に、多くの乗客が乗り込んでいきます。日豊本線竜ヶ水駅で撮影したV019編成です。竜ヶ水駅は桜島と鹿児島湾(錦江湾)が見渡せる場所にある絶景の駅です。鹿児島中央駅で撮影したV002編成です。この編成は鹿児島所属の817系の中で最も若い番号の車両です。(トップナンバーのV001は熊本車両センターに所属しています。)817系の車内です。木製の転換クロスシートが並んでいます。座席部分は黒色の本革が張られています。車内の車番表記と製造銘板です。平成13年(2001年)日立製作所製です。車外の車番表記はJR九州独特のもので、□の中に1文字ずつ表記されています。
2017.12.27
鹿児島県の指宿枕崎線でキハ40系とともに活躍するのがキハ200系です。キハ200はJR九州管内の各地で活躍する大型気動車で、指宿枕崎線には1992年の「快速なのはな」運行開始に合わせて導入されました。当初は他地域と同じ赤色でしたが、1995年から現在見られる黄色い塗装を採用しています。また、現在は快速だけでなく普通列車でも多くのキハ200が運用されています。写真は高架化前の谷山駅(仮設駅舎時代)で撮影したキハ200-8+キハ200-1008の編成です。キハ200の標準的な編成は0番台(トイレ付)と1000番台(トイレなし)で構成される2両編成です。こちらは2016年に撮影したキハ200-502+キハ200-1502の編成です。500番台と1500番台の編成は元々香椎線用として製造されたロングシート車です。現在は香椎線からは撤退し、すべて指宿枕崎線に転用されています。側面の行先表示器です。幕式が採用されています。2017年4月に鹿児島を訪れた時に乗車したキハ200-560+キハ200-1560の編成です。この編成は元々転換クロスシートを装備していた0番台にロングシート化改造を施したもので、550番台と呼ばれています。(元々はキハ200-10+キハ200-1010だった車番に550をプラス)撮影場所は高架化後の谷山駅で、駅は見違えるようになっていました。車内の車番プレートです。ステッカー式となっています。ロングシート化された車内です。指宿枕崎線は通勤通学需要も大きいので、詰め込みの効くロングシートは重宝されていると感じます。瀬々串駅で撮影したキハ200-560+キハ200-1560の編成です。こちらはキハ200-7+キハ200-5007の編成です。キハ200-7の相方は元々キハ200-1007でしたが、1007は1993年に発生した日豊本線竜ヶ水駅での土砂災害のため破損し廃車となりました。その補充用として製造されたのが5007です。この編成は2013年に鹿児島を訪れた際にも撮影していました。車番プレートです。黒地に白文字という特徴的なものです。車内です。こちらは転換クロスシートが装備されています。
2017.12.24
鹿児島中央から足をのばして、宮崎駅まで行ってきました。宮崎駅でも特徴的な列車を撮影することができました。まずは日南線用のキハ40です。黄色い車体が特徴で、日南の明るいイメージにピッタリですね。車番はキハ40 8099で、元々の車番はキハ40 2099です。鹿児島でも見かけた九州色のキハ47です。車番はキハ47 8119です。元々の車番はキハ47 119です。キハ47の車内です。鹿児島所属車と同様、茶色のモケットとなっています。キハ47 8119の車番プレートです。改番されていますが、国鉄書体のプレートが設置されていて好感が持てます。特急列車で運用されている783系です。JR九州設立初期に製造された、ステンレス車体の特急車両です。JR九州の電車は、このように車番表記の方法が独特です。最後に、あわてて撮影した「海幸山幸」です。車両はキハ125形400番台で、元々は高千穂鉄道TR400形です。乗ってみたかったですが、撮影するだけで終わってしまいました・・・
2016.07.26
「その2」の続きです。今回撮った中で一番の収穫だったのが、この415系500番台です。500番台は元々、常磐線の混雑緩和を目的に導入されたオールロングシート車で、これのモデルチェンジ版が最近まで東日本でも活躍していたステンレス車体の1500番台です。九州には国鉄末期に常磐線から500番台が転属しており、写真のFK514編成も国鉄末期に転属してきた車両です。415系の鋼製車は初めて見たので感動しました。格好いいですね。再び、キハ40形です。鹿児島県内では電化されている路線でも気動車が運用されている場合があります。そのため、キハ40系は一大勢力となっています。写真はキハ40 8063です。元々はキハ40 2063で、やはりエンジン換装で8000番台に改番されています。日豊本線隼人駅で撮影したキハ47 9075です。元々の番号はキハ47 1075です。前面の表示は無表示になっている車両が多いですが、この車両は「普通」表示を出しています。キハ47 8057とキハ47 9075の2両編成です。小さなころから見慣れている九州色のキハ40系、やはり懐かしいです。今回は多数のキハ40系を見ることができて、大満足でした。
2016.07.12
続いては、鹿児島県内のローカル線で活躍するキハ40系を掲載します。クリーム色に青帯が入る「九州色」のキハ40は、私が小さいころから見慣れた車両です。久しぶりに見かけてとても懐かしかったです。写真はキハ47 9072です。元々の車番はキハ47 1072で、エンジン換装によって9000番台に変更されています。こちらは両運転台のキハ40 2068です。この車両はエンジン換装による改番はなされず、現在まで元々の番号を維持しています。キハ40 2000番台は初めて撮影したかもしれません。車番です。赤色のJRマークが九州の証です。こちらはキハ47 9046です。元々の車番はキハ47 1046で、やはりエンジンが換装され、改番されています。キハ47の車内です。座席モケットが茶色なのが大きな特徴です。(つづく)
2016.07.06
鹿児島で撮影した電車・列車を掲載していきます。今回は鹿児島中央駅で撮影したものが中心です。まずは鹿児島本線・日豊本線などで活躍する817系。817系は2両編成で、ローカル運用が主体となっています。外観デザインが黒基調でとても個性的です。また、車内は革張りの転換クロスシートが並び、JR九州らしい豪華さを感じられました。写真の編成はV018編成です。こちらは817系V008編成です。こちらは「きりしま」などの特急列車で活躍する787系です。ヨーロッパの特急列車のような個性的なデザインが特徴で、とっても格好いいです。817系と787系が並びます。鹿児島中央駅では日常的にみられる光景です。こちらは指宿枕崎線で活躍するキハ200です。「なのはな」の愛称がついた、黄色い車体が特徴的な気動車です。先頭車両はキハ200-1502です。(つづく)
2016.06.26
2013年8月に鹿児島に旅行した時に少しだけ撮影した写真を掲載します。日豊本線宮崎行きの特急「きりしま」。かつては485系が使用されていましたが、現在は787系が使用されています。鹿児島本線普通列車は817系。伊集院行きです。車内は木目素材が多用され、温かみがあります。JR九州らしさが出ています。先ほどの787系「きりしま」と並ぶ817系。指宿枕崎線で、私が乗車したのはこのキハ200型です。以前は快速「なのはな」のみに使用されたキハ200ですが、現在は普通列車にも使用されています。鹿児島中央駅は大きく変わっていました。私は新幹線接続前の「西鹿児島駅」時代しか知らなかったので驚きました。観覧車のある駅ビルは「アミュプラザ鹿児島」です。ここから天文館にあるホテルまで歩きます。路面電車とも久しぶりの再会です。路面電車は古い車両が多いというイメージでしたが、最近ではこうした低床型の車両も導入されています。
2013.09.08
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