Satchanから自然便り

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Wild Flowers~野の花




■アメリカ・メリーランド州近郊で見た野の花
 ~Wild Flowers seen in the vicinity of Maryland, U. S. A. ~


フリーページ(Flowers 1~10) と楽天ブログ(日記2006~2007)に掲載していた野の花写真・エピソード等のデータをFC2ブログに移転しました。新たに写真を追加したり、加筆修正を加えた記事もあります。また、これまで掲載しきれなかった野の花の写真も整理しながら追加しています。以下にリストがありますので、検索などにご利用下さい。(2008年8月記)
野の花・色別リスト1(白・緑)
~My Flower List by Color 1 (White & Green)~
野の花・色別リスト2(黄・橙)
~My Flower List by Color 2 (Yellow & Orange)~
野の花・色別リスト3(赤・茶)
~My Flower List by Color 3 (Red, Brown)~
野の花・色別リスト4(ピンク)
~My Flower List by Color 4 (Pink)~
野の花・色別リスト5(青・紫)
~My Flower List by Color 5 (Blue, and Purple)~
野の花・一覧表 (北米固有種)
~My Flower List 1 (Native in U. S. A.)~
野の花・一覧表   (外来種)
~My Flower List 2 (Alien in U. S. A.)~



■私と野の花

 私が自然との触れあいの中で、元々好きだったのは野の花でした。アウトドア仲間達とキャンプへ出かけ、皆で釣りやカヤックを楽しむ中、一人で新しいお花を見つけたり、写真を撮ったりして喜んでいたものです。祖母が言うには、幼い頃から私はお花が好きだったそうです。お花屋さんへ行くもの大好きでした。母が趣味で野の花を描いて歩いていた影響からか、いつしか、園芸種よりも野に咲く花に興味を持ち始めました。この頃は、北海道に在住していて、ようやく覚えたのがエゾエンゴサクやエゾフウロソウなど。全ての花の頭に、エゾという接頭辞がついていました。

 その後、私は涼しい北海道から愛知県へ嫁ぐことになりました。ここで、出会ったおっとっとの叔母さんが野の花に詳しく、あちこちへ連れて行ってもらっては、お花や草、リースにできそうな赤い実のついたツルなど、色々と教えてもらいました。北海道と愛知県の植物の違いに気づくのも楽しかった想い出があります。

 渡米後、野の花への関心は冷めず、自宅近くの公園を歩いて見つけたお花を図鑑で調べるのが趣味になりました(数ヶ月後、野鳥と恋に落ち、野の花を凌ぐ趣味になってしまいましたが)。日本では見られないお花を見て、毎日喜んでいました。最初の頃は、その辺の公園ばかりへ行っていたので、アジアやヨーロッパなどからの帰化種も多かったのかもしれません。そのうち、公園のプログラムに参加して、 Yellow Lady's Slipper という野生の蘭を見てから、より野の花の世界にのめり込み始めました。ボランティアをしていた公園のスタッフに、見たいお花の場所を知らないか聞いて回ったり、野の花の本を紹介してもらったり。次は、 Pink Lady's Slipper を見るぞ!と心に誓った頃、妊娠発覚してゲボゲボ生活へ突入。以後1年半、ほとんどどこへも行かずに出産・育児に励みました。

 ようやく時間が取れるようになってきた頃、子連れハイキングに参加し、 Miterwort tや Indian Cucumber Root などを見て、野の花熱再燃です。まずは、 Pink Lady's Slipper をゲット。以前、公園のスタッフに教えてもらった野の花のガイドを引っ張り出し、片っ端から読みました。目的のお花が咲く公園を探し、地図で場所を調べて1~2時間のドライブもなんのその!毎日プリンスを背負って歩き回りました。それまで参加していたハイキングも、子連れでは参加できないので、全て自力になり、結果、どこまでも運転して出かけられるようになりました。

「花を探しぃてぇ~花を探しています♪」
気分はまさに「花の子ルンルン」でした。


ルルルン、ルンルン♪ルルルン、ルンルン♪ルルルンルン、ルンルンルゥ~ン♪

 毎日、元気よく歩き回っていると、珍しいお花に出会う機会も増えました。それまでは存在すら知らなかった Downy Rattlesnake Plantain Slender Ladies' Tresses などの蘭に偶然出会い、益々野の花の虜になっていきました。見に行かねばならない!と心の奥底から湧き出る声に、毎日脅しをかけられ、お尻に火が付いたように飛んで歩きました。ある日は山道、ある日は木陰のない草原。私にとって野の花探しの最大の魅力=日々、宝探し(現在進行形)です。



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