Satchanから自然便り

Satchanから自然便り

2006/12/02
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カテゴリ:

Nuttallanthus canadensis
Figwort Family ( Scrophulariaceae ) ゴマノハグサ科
お花 1/4~1/2 inches (6~13 mm)
草丈 6~24 feet (15~60 cm)
Native

Blue Toadflax 01
Back Bay National Wildlife Refuge, VA
2006.05.27

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 2006年春に、チェサピーク湾へ小旅行した際に見たお花です。図鑑の写真とあまりにも色が違うのでわからずにいましたが、ネット上の写真を見て、やっとこのお花とわかりました。お花の形は、同じゴマノハグサ科の Square-stemmed Monkey Flower 達に似た印象ですが、茎が細く、ひょろひょろと高く伸びて、潮風に揺られていました。お花の大きさも、Monkey Flowerよりはかなり小さめです。とても、可愛らしい姿でした。

 図鑑の書き出しは、繊細で、魅力的、広範囲に分布する北米原産の Toadflax とあり、カナダ・オンタリオ州から東海岸、南はフロリダ州、西はテキサス州、北はノースダコタ州・ミネソタ州まで達します。太平洋岸で見られるところもあるようです。

Toadflax の意味は、アルク辞書でホソバウンランとなっています。以前、掲載した Butter-and-egg (Common Toadflax; ホソバウンラン) の別名にToadflaxとあります。そういえば、お花の構造は似た感じ。 Butter-and-egg (Common Toadflax) は縦型、Blue Toadflaxは横型、みたいな感じかな。

 以前は、 Butter-and-egg (Common Toadflax) Linaria 属だったものが、最近 Nuttallanthus 属に分類されたようです。この属名は、イギリス生まれの植物探検家 Thomas Nuttall (1786-1859) さんに由来します。

Blue Toadflax 02

2006.05.27


リナリアのタネ(姫金魚草)Linaria maroccana





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Last updated  2006/12/03 12:33:03 PM
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