忘れな草のおボケな日記

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忘れな草0713

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2011年05月04日
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カテゴリ: 主婦・雑談

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さて27日、入院して3日目脳梗塞の発作を起こして2日目



前日の状態ではベッドの傍で暫くはついていた方がいいのかもしれないと



お弁当を作り、空き時間に読む本を持って病院へ



おおばぁばは発作を起こしてからは集中管理室のベッドにいる



面会時間は15分と決められているけれど重症ではないせいか



それ以上長く部屋に居ても何も言われないのである



部屋に入ると昨日よりもまた少し状況が良くなっている



私の顔を見ると、ベッドに起き上がり私が帰った後からの事を話しだすのである







まだ、何度も聞きなおさなければいけないが昨日とは比べ物にならないほどである



そこで、おおばぁばの後ろにいたらしい男の事を聞くと



もうそこにはいなくて、昨日私が帰ったら消えてしまったと言う



その男の人の事を詳しく聞くと



お昼ごはんを食べ終わったら、急にカーテンの向こうから男の声でイビキが聞こえる



しかも、耳の傍に響くような大きなイビキの声らしい



その声がとても恐ろしくてベッドの上に逃げようと這っていたら



そのまま気を失ってしまったと言う



目が覚めてもそのイビキ声が傍で聞こえてうるさくて仕方なかったらしい



後でそれを考えてみたのだけれど



そのイビキ声は、脳の中で梗塞が起きているまさにその音だったのかもしれない







さて、右手は細かい作業はまだできないけれど



握る力はかなり元に戻っている感じである



夜からはおも湯の夕ご飯も始まる事になって



「発作が起きてから丸一日ご飯を食べていないからお腹が空いた~」



と、夕ご飯が待ち遠しいとにこにこ顔だった







さて、その翌日28日木曜日お昼ご飯に合わせて病室へ



食事は来ているものの、嚥下の状態を見たいとかで食事はお預け状態



お隣のベッドが終わっていよいよおおばぁばの番になる



看護士や介護士(?)、担当の先生がずらりと並び



「ゆっくりと食べてみて下さい」と言われおおばぁばはスプーンを使って食べる



しかしスプーンを使ってご飯を食べるのはまだ難しいらしく



時々スプーンを落としたり口に上手く入らない



その間、2人の介護士(?)が首の所に聴診器をあて嚥下の状態を聞いている



ご飯は、お粥とゼリー状やとろみ状でお茶までゼリー状である



『もぐもぐごっくん』がなかなか上手くいかないようで



何度も先生から「もう一度食べてみて」と何度も言われる



そのたびにおおばぁばは



「みんなに見られるとよく食べられないよ~」と憎まれ口をたたいたり



「でもリハビリだから練習するよー」と言いながら



言われたとおりに、もぐもぐごっくんをやってみせていたが



胃下垂で一回の食事でたくさん食べられないのと元々小食なのもあって



6分の1も食べないうちにおかないっぱいになってしまう



それを見ていて先生も他のスタッフもびっくりである



「それぐらいしか食べないの?いつもは他におやつか何か食べるの?」



おおばぁばは「10時と3時にビスケット3枚かおまんじゅうを1個食べる」



「そうだよねーー。そうじゃなきゃ絶対量が少なすぎて死んじゃうよ」と先生



おおばぁばは「ゼリーは好きじゃないし、食べにくい」と訴えるが



飲みこみが悪いし、誤嚥して肺炎になると怖いからね。暫くはこのままだよ」



と言われ、口がへの字になってしまったが



「でも、大丈夫リハビリだからちゃんと食べる練習するよ」といい子ちゃんである



先生達が部屋を出ていくと「味はいいけど全部ゼリーだとなんだかへんな気分」



とまたもやしかめっ面で「お茶ぐらいゼリーじゃない方がいいのに~」



と言うので、ちょうど病室に来ていた先生にそれを言うと



笑いながら「じゃお茶は少しずつなら普通のでいいよーー」と言いながら



小さい声で「わがままも聞いてやらんとね」なんてね



その代わり暫くはお茶を飲むときには看護士さんの見守りが必要ということである



さて、おおばぁばは俳句が好きで、文化教室の俳句の会に入っている



毎月お題が決まっていて入院騒ぎで今月はまだ俳句が出来ていないと言う



で、持ってきた季語の本と大きな虫めがねを出してくれと言う



「俳句が思いついてもまだ書けないんじゃない、大丈夫??」と聞くと



「大丈夫、お利口さんだから覚えるよ」と頭を指さしてちょっと得意気である



時間を追うごとにどんどんできる事が増えていくおおばぁば



耳はしっかりとしていて、ささやき声でもちゃんと聞こえる



目はクモ膜下出血の後遺症で右目は殆ど見えないが



左目は白内障の手術をしたおかげでメガネをかけての生活に支障はない



もちろん口は達者である



この日もありゃまぁびっくりだった



明日はどんな事が出来るようになっているんだろう




















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進歩がみえるおおばぁば~~





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Last updated  2011年05月05日 03時55分36秒 コメント(8) | コメントを書く
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