少し大人になったかな。

2019年09月02日
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カテゴリ: 自分のこと
娘が生まれてもうすぐ1年4ヵ月になって、私は少しずつ本来の自分を取り戻しつつある。
考えてみれば息子が生まれたときも、1歳半の頃からやっと、「あ、自分の体や気持ちが自分のものに戻ってきた」感があった。

こどもが生まれた直後は頻回授乳に移動は常に抱っこひもで、自分の着たい服もまともに切られずに授乳しやすいもの、抱っこひもをつけても動きやすいもの、だったのが歩けるようになって授乳間隔があいて外出中は授乳が必要なくなってくると好きな服が着られるようになる。ワンピースとかも。
そういう少しずつ取り戻す自由と比例して、自分のために活かす活力もでてくる。

娘が生まれて初めて、息子のときは経験のなかった産後クライシスに陥った。世間的に見れば私のなんて軽度なものだったかもしれないけど、大好きで仕方なかった彼に対して何の興味も持てなくなってしまって焦った。
二人で穏やかに老後を暮らすのが楽しみだったのに、このまま冷めきったままでどうしようとも思った。
だけど、どうしても、以前は当たり前にできた手を繋ぐことや寄り添ってテレビをみたり、そういうちょっとしたスキンシップですら体が拒否するようになった。

初めての出産のときはいろんなことに自信がなさすぎて藁にもすがりたい気持ちで毎日を過ごしていたので、産後クライシスはなかった。
私のどんなやり方も否定しない彼は母になった私のいちばんの味方だった。彼に見捨てられたらこどもなんて一人じゃ育てられないと思ってた。


娘はよく眠る子だったし生まれたときから3000グラムを超えていたので、いろんな苦労が少なかった。何より私には息子の赤ちゃん期をしっかり育て上げたと言う自信があったので、一人目のときと同じように私のやることなすことに決して意見しない彼に対して「やっぱり男親って主体性がないよなー」とか思っていた。そしてそこから、産後クライシスに陥っていったんやと思う。
勝手なもんである。

でももはや産後でなくなった今、やっぱり私は彼のことがとても大好きでスキンシップも自分からとるようになった。
時間が解決してくれたというのもあるけど、私がどれだけ拒絶しようと彼が私をこどものお母さんでなく妻として扱い続けてくれてたことがいちばん大きいと思う。

昨日はこどもたちを実家に預けて実家近くのカフェで二人でお茶をした。
夜はお酒も飲めるみたいなので、こどもたちがもう少し大きくなったら二人でここに飲みにいきたいなと思うぐらい、二人の時間が楽しかった。





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最終更新日  2019年09月02日 15時55分32秒
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