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昨日、うちの息子が小学校を卒業しました。
ときどきこのブログにも書かせてもらっていたので
皆さんにはお祝いのお言葉を早々に頂いておりまして
本当に有難うございます。
そんな節目の日だったのですが・・・・・
朝からバタバタと雨の中を自転車で走り回っていた私です。
というのも、別ブログのほうでちょっと書いてましたがもう、かれこれ2ヶ月くらい、原因不明の皮膚病にかかってた息子。
いよいよ、大きな病院で検査したほうが良いと言うことになり私が仕事を休めるこの卒業式の日に、診察してもらうことにしました。
でも、最近の大きな病院、午前診察のみで、しかも受付は11時まで。
ですから、卒業式が始まる前に先に受付と問診を済ませておいて、卒業式が終わるとすぐに病院に駆け込まないと間にあわない。
一応、キレイな姿で卒業式に出席したい私は、化粧や着替えの時間も必要ですから、焦りまくりです。(笑)
無事に間にあったから良かったですけど。検査の結果は来週、こちらもドキドキです。
さて、卒業式なのですが
その前日まで(これも2ヶ月近く)、息子が主人と絶交状態でした。
原因は私にしたら、とってもくだらないこと・・・・
しかし、主人もあの性格なので、そしてその遺伝子を濃く受け継いでいる息子も息子なので
ほっとけば永遠に続く絶交状態。
私があれこれ言うと、余計に反発してひどくなると思い放置状態でした。
しかし、卒業式の日、全くの偶然なのですが
主人の仕事は休みになり、
普通、このような状況ならば、父親として卒業式に行くはず!
ですが、主人は「あいつのために、行く必要なし!あいつが誤らない限り。」
もうここまで言うなら、私が何とかしないとダメだ~~~~
息子を何時間も説得しました。そして、とうとう私は爆発しました・・・・
「こんな状態で家族とは言えない!家族じゃないなら愛情もなくなる。
愛情のないものを育てることは出来ない。
だから、パスポート持って台湾のアマーに育ててもらいなさい!」
それに対して、息子は全く無視。
私、怒りと情けなさで、大声で泣き出してしまいました。
それで、主人がとうとう口を開いて、
今までのことを理路整然と一つ一つ話し、最後に「ママをこんなに泣かせて、お前は平気なんか?
今までどんなに一生懸命育ててきてもらったか、わかるか?」
とうとう、このとどめの一言で、息子も素直になってくれました。決して、難しい息子ではないのですが、これも思春期???
というか、実は主人が子どもなんだわ~~~(説得しているときはようやく父親を感じましたが・・・笑)
それで、なんとか卒業式は家族全員で出席できたのです。
一悶着があった後と言うことで、
それでなくても涙腺の弱い私は、最初から感極まってしまってキレイに化粧して行ったのは、全くの徒労に終わり
ヒドイ顔で帰ってきたのです。(>_<)
卒業式は、わたしの子どもの時とも随分違い
講堂の中央に向かって、全員が向き合う座席になっていました。
もちろん、早めに行った我が家は一番良い席をゲット。
(こういう席取りは主人が大得意なんです。)
卒業生が入場する前に国歌と日の丸について
校長先生の説明があり、これも今時の卒業式ならでは?
国歌が流れ、起立して歌う方が半分くらい。
私はどうしたら良いのかわからないので、着席してたら終わっちゃいました。
あそこは起立して、国歌斉唱すべきだったのでしょうか?
そのことを後で主人に話すと、「俺は日本人じゃないから。台湾だったらもちろん起立して歌う場面。」だそうです。
私にしたら、これも初めての経験だったし、立つか立たないかそこまで説明がなかったから、わからないよ~~
それに「君が代」最後まで歌詞を覚えてないから歌える自信がないし。(これ、非国民ですね?!)
そして、卒業証書はそのど真ん中で受け取るのですが
名前を一人ずつ呼ばれたら、まず自分の夢を簡単に述べてから
校長先生から受け取ります。
94人なので、1時間以上かかりました。
祝辞や謝辞、在校生からの呼びかけ、卒業生の呼びかけ
このへんはいつの時代も変わらないですね。
主人が後から言っていましたが、
主人の子どもの時は、台湾の卒業式では必ず
成績優秀者と皆勤賞の発表があったそうです。
「日本は競争させないから、ダメや。」とこれまた
台湾人らしい意見を言ってましたね。
日本も昔はそうかもしれないけど
今は順位をつける事自体が悪いことみたいな風潮ですから
随分違いますよね・・・
そんなこともあり、うちの子ども達は就園・就学のときに
中華学校で台湾流に教育すべきか、日本の学校にすべきか
かなり迷いました。
結局、日本の学校を選び、日本人として育ててしまったのでそれが良かったのか悪かったのか、結果はまだわかりませんが
この小学校で学べたことは良かったと思いますし、感謝の気持ちで一杯です。
本当に感動的な卒業式でした。(私だけだったりして・・・)
最後に息子が貰ってきた、カーネーション。
息子が「ママ、これあげる。花瓶に差しとき。」

「でも、紅白饅頭は俺が食べるから、あげへんで!」ですって。どんなに食い意地のはってる母と思っているんや~~~~
(でも、ちょっと食べてみたかったりして・・・)
それから、夕方は娘の歯医者の予約があったのでまた自転車をこいで向かい、本当に忙しい1日でした。
今日も長い日記になってしまった。(~_~;)また、台湾滞在記の続きは書き続けますので!
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