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2008/12/31のことです。
いよいよ年の暮れも押し迫り、というのは日本のことで
台湾では旧正月を祝う習慣なので(もちろん新暦も祝いますが)
このいわゆる大晦日も、平日であり学校や会社も平常どおり。
ただ、この日の夜のカウントダウン花火のイベントは特別なものとして行われますし
1月1日は世界的に新年として祝われる日であるため台湾でも祝日には間違いなく、
その祝日に絡めて、4連休をもらった甥っ子。
二姐の息子なんですが、丁度私たちが台湾に帰省する数日前に軍隊に入隊していたのです。
台湾では男性は20歳になると兵役義務があります。
主人の頃は、20歳から2年間でしたが
その後、だんだん期間が短くなり、とうとうこの2008年からは
1年間となったようです。
甥っ子も12月入隊なのですが、1年間で済むらしい。
軍隊の基本訓練は相当厳しいので(主人が言うには・・・ですが)
うちの息子が甘ったれたことを言うと
「20歳になったら、お前は台湾籍にして、軍隊行きにする!」と
カツを入れます?!(笑)
まあ、それは建前で、
「軍隊は本当に辛いから、20歳になったら日本籍を選んだほうがいい。」と
主人は言ってるんですけどね。
うちの子どもたちは二重国籍なので、20歳になったらどちらかを選択しないといけません。
特に男の子は徴兵制のこともあるので、日本に住んでいるということを
きちんと届けておかないと、あとあと面倒だと
台湾経済文化弁事処の方も言ってました。
やはり、アク(母方の男兄弟)に挨拶しに行かないとね。
台湾では目上の人を大事にするとか敬意を払うのは当然のことですが
特に、母方の男兄弟は冠婚葬祭などでも別格の待遇をうけるほど
重要なポジション??(笑)
へたすると親よりも威厳がある?かもしれません。
ですから、甥っ子はうちの主人には特別の敬意を払うべく?
入隊の報告を兼ねて、坊主頭になった姿で挨拶に来ました。
毎年、会うたびに男らしくなっていく甥っ子です。
私が初めて台湾に来たときは、可愛い幼稚園児で
どこに行くにも付いて来て、私と手をつないで歩いてたんですよね。
自分はいつまでも変わらないつもりなのに(厚かましい大阪のおばさん)年の経つを思い知らされています。
ひとしきり喋ってから、甥っ子は友達に会いに行くと言います。
何気に主人が「お前、お金持ってるんか?」と聞くと
甥っ子「300元ある。」って。
主人「それだけ?」
甥っ子「銀行に4000元ほど貯金があるし。」
主人も私も大爆笑です~~~
いくら、軍隊でお金使わないって言っても、給料がもらえるって言っても
休みの日は遊びに行ってお金も使うでしょう。
どうするの??って、感じです。
それで主人が私に日本語で「ちょっとお小遣いあげたって。」
そりゃ、私の可愛い甥っ子ですから、ちょっとと言わず多めにあげましょ。ほっとけないんだよね~~~~
それに、アクとしての主人の顔もたちますし。
甥っ子は受け取ろうとしなかったのですが
主人が「アキン(私のこと)の気持ちを受け取らないと失礼やろ。」と言ったら
喜んで受け取ってくれ
「今度会うときは、除隊してるね。また来年!」と言って帰って行きました。
本当に良い子だわ~~~~
さて、つぎはいよいよこの大晦日の夜。私たちは何処で迎えたか?
続く
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