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北投
の 地熱谷
からの帰り道に立ち寄ったのが
北投温泉博物館
。
新北投駅
と 地熱谷
のちょうど中間あたりです。
レンガ造りと木造建築の瓦屋根が
バランス良いのか、レトロ感があって
全く違和感がないんですね。
煙突はお風呂屋さんのシンボル?というよりは
暖炉を思わせる洋館のシンボルですね。
中に入ると、一応人数制限されていて
一度に大人数を入れないようにしながら
建物への負担を軽減させているようでした。
日本の温泉旅館さながらの大広間と舞台。

天井とか廊下も、ここは日本ではと錯覚するような空間です。
大広間以外は、洋間でいろいろな展示がされていました。
このあたりで有名なラジウムを含む北投石とか。
これは唭哩岸石。
北投から二駅ほど先に唭哩岸という駅があるのですが
いわゆる北投周辺で採掘される石でしょうね。
この石は高温かつ硫黄の強い酸性の泉質にも耐えられるため
窯場や浴場の建材として使用されたとあります。
大広間の階下に降りていく階段にも、当時の贅沢な雰囲気が感じられます。
階下には大浴場がありました。
まるで「テルマエ・ロマエ」のような(笑)
写真ではサイズ感がわかりにくいですが、かなり大きいです。
海水浴場のように浅瀬からだんだん深くなる
プールのようなスタンディングタイプの浴槽。
その他にもさまざまなタイプの浴室が展示されています。



この木桶など、今や日本でも高級旅館や老舗の温泉でしか
なかなかお目にかかれないかもしれません。
桶と言えば…台北の中山北路にある 林田桶店
が有名ですが、
そこの品物なのかしらと気になったので、また機会があれば
確認してみたいと思っています。
ここ北投温泉街は、昔ながらの旅館が残ってはいるものの
小汚い銭湯は減りました。(笑)
戦後、日本の昭和時代は、置き屋さんがたくさんあって
台湾極道が会合を開くような温泉街で
日本からも男性客ばかりが集まる歓楽街だったというのは
もう昔の話だし。
新しくスパができたり、日本の加賀屋旅館(和倉温泉)が
日勝生加賀屋
という名前で進出したりと
どんどん垢ぬけてきたかなぁ。
あんまり垢ぬけてしまうのも、ちょっと寂しいような…
とても大好きなわが町、北投です。
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