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2009/09/24
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カテゴリ: 病気・医療関連
いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。
毎日毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


先日参加した会社員時代のOB会である元部長がため息混じりに
「暇を潰すのに毎日毎日が大変」
と言われていて定年後のやることのない人生は余生なのだと思いました。

やることのない人達がアルコール依存症になるのですね。


私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


関連ブログ
医師の4人に1人がアルコール依存だという厳しい現実
飲酒運転の半数「アルコール依存症」 調査で相関関係判明
アルコール依存症82万人、成人男性の2%
お酒の飲み方

******************************* 【以下転載】 *******************************

アルコール依存症は治療が必要な病だ。自覚のないまま、自分の健康だけでなく、家庭や人間関係を壊しかねない。最近、人生経験の豊かなシニアが、定年後に陥ることが増えている。 

「やることが本当になくて、昼間から飲むようになった」

六十二歳で会社を定年退職した後、依存症になった東京都内の男性(67)はこう振り返る。

技術者で、若いころは忙しく平日は寝酒ぐらい。四十代以降は、平日も晩酌をするようなったが、酒で仕事に穴をあけたことはなかった。退職したころ、仕事以外で楽しみだった区民農園も抽選で外れ、若いころやったボウリングも費用を考えると足が向かなかった。

飲みだすのが朝になった。「常に飲める状態にしていた。おいしいなんてのは関係ない。酔えばよかった」。トイレに間に合わず、漏らしたことも。依存症は言葉として知っていたが、自分がそうだと考ることはなく、妻に連れられ訪れた病院で「医者に言われ、ガーンとなった」。

アルコール依存症は薬物依存症のひとつで、飲酒を自分でコントロールできなくなる病。断酒などの継続的な治療が必要だ。男性も現在はほぼ毎夜、断酒会に参加。酒を断って四年が過ぎた。

「入院患者で、六十歳以上で依存症になったと考えられる高齢者の割合がずいぶん増えている」

国立病院機構久里浜アルコール症センター(神奈川県横須賀市)の松下幸生・精神科診療部長は現状を憂慮する。同依存症患者でつくる全日本断酒連盟(東京)の会員調査でも、入会時に六十歳以上だった会員比率は、二〇〇一年度の14・5%から、本年度は20・9%に増えた。

なぜ、定年後に依存症になるのか。

松下部長は「定年による大きなライフスタイルの変化が発症の大きな要因になっている」と話す。例えば▽仕事が趣味だったため時間を持て余す▽配偶者との死別▽稼ぎ手でなくなったことによる家庭内での立場の変化-など。こうした空虚感やストレスを、昼間からの飲酒で紛らわすうちに、依存症になっていく。

定年前に飲酒していなかった人が依存症になることは少ないが、現在の五、六十代は就職したころから「飲みニケーション」で過ごした世代。飲酒は習慣化していて、依存症になりうる下地ができている。

飲酒で問題が出ても、松下部長は「本人はなかなか酒の問題を認めたくない。家族も一生懸命働いてきたからと大目にみてしまう」と放置しやすい事情を指摘する。

さらに、高齢になるほど体内水分は減り、アルコールの血中濃度は高くなり、脳などがダメージを受けやすくなる。松下部長は「中高年になると酒に弱くなり、酒量も減るのが自然なので、若い頃(ころ)と同じ酒量は飲みすぎになる」と苦言を呈する。

松下部長は、予防には週二日以上の休肝日に加え、年最低一回の健診受診を勧める。「自分で飲酒量を記録することで、問題を認識する足掛かりになる」と飲酒日記も勧める。定年前からの生きがいづくりも大切だ。

(出典:東京新聞)




◆高齢者のアルコール依存症が増加 定年後ひそかに進行

アルコール依存症に苦しむ高齢者が増えている。定年後に飲酒量が増え発症するケースも目立つ。大量飲酒の害をよく理解し、本人も周囲も、依存の兆候に対して早めに対応していくことが大切だ。

「酒をやめるか、飲み続けて早死にするか、どちらを選びますか」。東京都に住む68歳の男性が医師から厳しい選択を迫られたのは、会社を定年退職して2か月後のことだった。

もともと「酒好き」だったが、定年後は飲む量がさらに増えた。「我慢する必要もないから」と、朝からウイスキーの水割りを飲みだし、一日中、飲み続けてしまう。心配した妻と病院に行くと、アルコール依存症と診断された。

男性は医師から「断酒会」を紹介され、以来9年間、妻や仲間に励まされて断酒を続けている。「もし、あのとき決断しなければ、今の健康な生活はなかった」と話す。

依存症になると、自らの意思で飲酒をコントロールできなくなる。飲酒をやめると、手の震えや吐き気、幻覚などの症状が出ることもある。厚生労働省の調査では、国内の患者数は推計で約80万人、予備軍を含めると約440万人とされる。

最近は、高齢の患者も増えている。全国の主なアルコール専門の11病院で調査をしたところ、1997年から10年間で、60歳以上の新規の受診患者数は1・4倍となり、新規の患者全体に占める割合も23・3%から26・7%に増加した。

神奈川県横須賀市の久里浜アルコール症センターに通う依存症患者らによる自助グループ「銀鈴会」代表の竹林義男さん(76)は、「高齢者の依存症が増加している背景には、この病気に対する社会の認知度の不足もある」と指摘する。

定年後に昼から酒を飲んでいても、「これまで一生懸命働いてきたのだから」と、家族や周囲の人が大目に見てしまう結果、依存症になる場合もあるからだ。竹林さんは「アルコールの持つ依存性の怖さを理解してほしい」と訴える。

高齢者特有の危険性も。同センター副院長で医師の樋口進さんは「高齢になると肝機能などが低下しアルコールに弱くなる。短期間で依存症になることもある。運動能力も落ち、酔うと転びやすくなり危険だ」と指摘する。

「静かな依存症」も目立つという。若い人のように酔って暴れることもなく、ただ黙々と飲み続ける。周囲から問題視されないまま、いつの間にか重症化する。大量飲酒は、肝硬変などの内臓疾患を引き起こすこともある。

ただ一方で、高齢者は回復率も高いという。付き合いで飲酒する機会も減り、社会的な倫理規範が高い場合が多いからだ。樋口さんは「とにかく早期の治療が重要。本人は『自分は依存症ではない』と否認する傾向が強いが、酒量をコントロールできないようなら、早めに専門医を受診してほしい」と話している。

「断酒会」参加で効果

アルコール依存症を患者本人だけで克服するのは極めて困難だ。家族や仲間の協力が求められる。

治療の基本は断酒をすること。久里浜アルコール症センターの樋口さんは「依存症患者は飲酒を自制できないので、ほろ酔い加減でやめたり、適度な飲酒を楽しんだりすることは難しい。回復するには、節酒ではなく、断酒するしかない」と話す。

では、どうすれば断酒できるのか。専門医で治療を受けるほか、自助グループへの参加も有力な方法とされている。

代表的な組織が、全日本断酒連盟(東京)だ。会員数は約9700人で、全国各地に開設された断酒会で組織される。患者や家族が「酒害」体験を語り、励まし合う「例会」を開き、断酒を続けていく。

例えば、東京断酒新生会は毎日数か所で例会を開く。参加者は数十人から100人くらいと様々だが、参加者全員が順番に話をする。あいさつだけでもいいが、「言いっ放し、聞きっ放し」が大原則だ。医師などの専門家が参加しているわけではないが、80代の会員は「飲んでいない自分の姿を見せ、仲間の姿を確認することで20年近く断酒が続いている」と話す。

NPO法人「AA日本ゼネラルサービス」(東京)も積極的な活動をしている。AA(アルコホーリクス・アノニマス)とは「無名のアルコール依存症者たち」という意味。全国で約500のグループが飲酒をやめるための「ミーティング」を開いている。

依存症にならないためには、ライフスタイルの見直しも大切だ。定年後に依存症になる場合、仕事のない生活に大きな喪失感を感じていることが多いからだ。アルコール問題に詳しい日本大学教授の松下武志さん(社会学)は「喪失感を埋めるために大量飲酒をしてしまう。平均寿命が80歳を超える時代、定年前から、第二の人生をどう過ごすのかをきちんと考えて生活することが必要だ」と話している。

◆依存症の診断基準

世界保健機関(WHO)の基準では、過去1年間に次の項目のうち3項目以上該当するとアルコール依存症と診断される。

 〈1〉飲酒したいという強い欲望あるいは強迫感がある

 〈2〉飲酒の開始、終了、あるいは量に関して、行動を統制することが困難

 〈3〉飲酒を中止したり、減らしたりしたときの生理学的離脱状態(禁断症状)

 〈4〉より少量のアルコールで得られていた効果を得るために、飲酒量を増やさなければならなくなる

 〈5〉飲酒のために、ほかの楽しみや興味を次第に無視する。飲酒せざるを得ない時間や、回復するための時間がかかるようになる

 〈6〉明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず、依然として飲酒する

自助グループの問い合わせ先

 全日本断酒連盟(全断連) 03・3863・1600、ホームページhttp://www.dansyu-renmei.or.jp/

 AA日本ゼネラルサービス(JSO) 03・3590・5377、ホームページhttp://www.aajapan.org

(出典:読売新聞)





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最終更新日  2009/09/24 10:35:08 PM
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