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2014/05/28
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カテゴリ: 運動
運動することで脳の血流がよくなり、脳機能が活性化するわけで、以前ご紹介しました 「世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?」 にも書かれていますので、今では立机や歩き机まで売られています。

また 運動するほど学業成績がよくなる ことは、以前ご紹介した 「脳を鍛えるには運動しかない」 に運動が脳に及ぼす影響が具体的・客観的に書かれています。


適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果があり、 美肌にもよく 医療費も下がり 、大人になっても神経まで進化し続けるそうで、運動する意欲がさらに湧いてきますが、 度が過ぎるとマイナスの場合もある ようで、一般的なケアと 活性酸素 に対するケアの重要性がわかります。

機能・気力・体力・活力の変化.jpg

脳は2歳までの栄養状態で決まるとも言われていますので、母親の妊娠前からの食・栄養が重要ですし、神経系の発達がピークになる3歳からの運動としては水の抵抗を活用した全身運動になる水泳が一番よいそうですが、一つだけに絞らないことも重要です。

しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。
・筋肉や関節など運動器を傷める
活性酸素(老化の主犯) の害を受ける
・屋外では紫外線の害を受ける
などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、残念なことだと思います。


運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。

・有酸素系運動
・筋肉トレーニング
・ストレッチ

運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。

有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。
スマートホンをお持ちの方は POLAR・H6心拍センサー がおすすめで、私も通常の心拍計から切り替えて愛用しています。
(使えるスマートホンの適用は上記メーカーページで確認してください。)

有酸素系運動のめやす例 
カルボーネン法
私の実測最大心拍数は170なので計算式とは合わない
・低強度:認知能力が高まる 
 {(220-年齢)-安静時心拍数}×50%+安静時心拍数
 私の場合は112
・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼
 {(220-年齢)-安静時心拍数}×65%+安静時心拍数
 私の場合は129・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善
 {(220-年齢)-安静時心拍数}×80%+安静時心拍数
 私の場合は147

私は自転車の方が負荷がかけやすいので
・中強度以下:加圧ジョギング、マラニック、加圧速歩
・中強度以上:自転車
にしています。


最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちますが、2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。

また、ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上するそうで、私のクライアントにも活用しています。

社員の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営

デスクワーク中心の人の運動不足を解消 運動は生産性も高める
「座る時間」が1時間増えるだけで身体が不自由になるリスクが1.5倍に
長時間座る高齢女性は死亡リスクが高い
座りっぱなしの生活は早く老ける!?
世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?
長時間座り続けることの弊害
オフィスで立って仕事をする時代がやってくる
座っている時間が長いと糖尿病 を招く
座りっぱなしの生活で高まる慢性疾患リスク
1日11時間以上座る人では死亡リスクが40%以上増大
長時間の座位姿勢は成人病リスク高める、スウェーデン研究


何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。

長期的不調.jpg

慢性疾患.jpg

運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。
私も活動量計やiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。

・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段登り
・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特許草履の活用 
・普段はなるべく大股で速く歩く
・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない
・週3回以上、加圧ベルトをして20分ジョギング
・週3回以上、自転車MTBで心拍トレーニング30分
・週2~3回、加圧筋肉トレーニング
程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。


定期的運動で寿命が延びる研究は少なくないですが、日本人の運動離れは深刻で、 20年間も連続してスポーツ離れが進んでいる そうですし、 日本人はWHOから65%が運動不足 と指摘されていますが、運動は食事同様に重要な健康薬になります。

加齢にともなう生体機能の低下.jpg

運動強度と心身の健康.jpg

運動指針2006.jpg

今後行ってみたい運動種目.jpg

**************************** 【以下転載】 ****************************

「創造力を高めたいなら、仕事場を出て散歩をしなさい」。これは昔からよく言われているアドバイスです。このたび、実験心理学の専門誌「The Journal of Experimental Psychology」で、このアドバイスの効果が実証されました。

論文はスタンフォード大学の研究チームによるもの。小規模な実験を複数行って、ウォーキングに創造力を高める効果があるかどうかを確かめました。実験は基本的に、被験者にさまざまな条件でウォーキングをしてもらい、その前後に創造力をはかる試験を実施するという形で行われました。米紙「ニューヨーク・タイムズ」の記事に、その結果がまとめられています。

ほぼすべての学生が、ウォーキング中には大幅な創造力の向上を示しました。1つのモノの使い道をいくつも考えるという試験において、大部分の被験者では回答数が約60%も増加しました。しかもその回答は「目新しく、かつ適切なもの」だったそうです。

ウォーキングを終えて腰を下ろしたあとでも、被験者のクリエイティブな発想力は顕著な伸びを示しました。この(2つ目の)実験の場合、ウォーキングのあとの試験では、ウォーキングの前に比べて被験者の回答数が有意に増加し、回答の質も主観的に見て向上していました。

最後に、ウォーキングと創造力の実生活における関係について、また別の一面を評価するために、Oppezzo博士は実験の一部を屋外で行いました。屋外でのウォーキングは、無機質なオフィスの中でトレッドミルに乗るよりも「創造力の向上に大きく貢献するだろうと考える人は少なくないでしょう」。ところが驚いたことに、この推測は実験で裏切られました。被験者たちは、スタンフォード大学の緑豊かな心地良いキャンパスを8分間散歩したあとでは、同じ時間を屋内で座って過ごした場合と、屋外で座って過ごした場合のどちらと比べても、よりクリエイティブな発想を示しました。ところが、外で散歩した場合の結果と、そのあと室内で無機質な壁に向かってトレッドミルに乗った場合の結果を比べても、顕著な違いは見られませんでした。

ウォーキングには、一時的であるにせよ確実な効果があるようです。もっとも、なぜウォーキングが創造力の向上に役立つのかは、明確にはわかっていません。研究チームでは、気分の向上と関係している可能性や、ウォーキングによって脳のエネルギーが適度に発散されるおかげで自由な空想が可能になるなどの仮説を掲げています。また、今回の被験者は全員大学生で、もともと日々の生活の中でクリエイティブ・シンキングを鍛えられていることも考慮すべきでしょう。でも、ともかくも散歩は害になるものではありません。発想に行き詰まりを感じたなら、ちょっと体を動かしてみるのも悪くないでしょう。

(出典:ライフハッカー)






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最終更新日  2014/05/28 05:27:11 AM
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