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August 19, 2022
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『償い』


無理やりな感じもありましたが、それでも長く鬱々としていたトーレスのストーリーの締めくくりとしては良かったなと思いました。
本当はもっと早くやりたかったのでしょうね。
ギブス卒業の方を優先した結果かな。
でも、パーカーではなく、ギブスの監視のもとだったら、違う印象になっただろうななどと思いました。




トーレスはグレイス先生のセラピーを受け続けている。
今も父親の存在やビショップとの別れなどが心に残り、酒がやめられない。
グレイス先生は、答えを求めるトーレスに一緒に探していこうという。

ヴァージニア州で、武器取引をめぐる殺人事件が起こり、3人が殺された。

取引でのトラブルかと見えたが、その場に隠れていた4人目のトラヴィスが逮捕され、レイムンド・ディアスが戻ったという。
トーレスは6年前に、メキシコのカルテルの大物武器売人ディアスがアメリカ軍の武器を盗んで売買しているのをATFと合同捜査で組織に5ヶ月間潜入していた。
トーレスはカルロス・サラザールと名乗り、ディアスの従姉妹マリアに接近した。
マリアと親しい関係となったトーレスは、毎週日曜にディアスの家に招かれ食事をしていたという。
そこで証拠を集めてディアスの逮捕にいたり、ディアスはメキシコで終身刑になったはずだった。
しかし、36時間前に脱獄したという。
ディアスは姿を消したカルロスを探しているという。

ケイシーはメキシコからアメリカ国内に入るにはテキサスのカマルゴ・ブリッジ検問所を車で通ったと考え、通行者の写真をトーレスに見せる。
トーレスは運転手の男がディアスの部下、レニーだと指摘する。
マリアはディアスに不利な証言をして、証人保護プログラムに入ったが、トーレスはその前提として、自分と合流して一緒に暮らすという約束をしていたと明かす。
マクギーはマリアを利用して裏切ったのかという。

襲ったのはレニーで、ディアスの命令でカルロスこと、トーレスを狙ったという。
なぜトーレスの身分がバレたのか、ディアスは執念で調べ上げ、裏切り者たちを始末すると言っているという。
当然、マリアの身に危険が及ぶが、ディアスの居場所はいまだ不明だ。
トーレスはマリアの無事を確かめたいとヴァンスに訴え、保護監視している保安官補に情報を求める。
保安官補のライトは教えられないというが、1週間前にマリアに留守電を残したのみと聞いて、トーレスはメリーランド州にいることを聞き出す。


マリアはすでにディアスに見つかったのか。
パーカーは興奮するトーレスにすぐにセーフハウスで身を隠すように命じる。
トーレスはホテルの部屋からグレイス先生に電話し、父親を反面教師にしてきたが、自分も大切な人を見捨ててしまったと話す。
グレイス先生は償うべきだという。
その時、トーレスの部屋にマリアが現れた。
マスクをした男に侵入され、マリアはナイフで応戦し逃げたという。
別のセーフハウスに移る前に保安官補からここを紹介されたと言い、2人は6年ぶりに言葉を交わす。
マリアはアニタ・レイエスという名前と新しい人生を与えられる代わりに、画家だった人生を捨てた。
もう、証人保護プログラムには戻らないという。

ディアスは武器の売買の代わりに薬を買い出していた。
新しいビジネスを始めるのかと思われたが、ディアスは白血病らしい。
つまり、復讐のために脱獄したことになり、失うものはないのが怖い。

トーレスはNCISにマリアを保護してもらい、自分はディアス逮捕に向かうと告げる。
マリアは任務のために自分を利用したトーレスを批判する。
アニタという名前では生きている価値もないというマリアに、トーレスは悪かったと謝罪する。
他にも潜入捜査で利用した人物はいたが、マリアのことは大切に思っていた。
マリアは6年たって、トーレスが変わったのではないかと問う。
あなたも大切な人に捨てられたのか。
トーレスは答えず、マリアを襲った男の特徴から、パブロ・シルヴァを突き止める。
シルヴァの住むトレーラーハウスに向かったマクギーとパーカーは、保安官補のライトが拷問され殺されているのを発見する。
シルヴァはライトからトーレスの隠れ場所を聞き出したのだろう。
パーカーはすぐにトーレスに逃げろと連絡するが、すでに敵の手がホテルに伸びていた。
トーレスはマリアに予備の銃を渡すと、部屋に入ってくる者を撃てといって、廊下に出る。
ディアスはマシンガンを撃ちまくり、トーレスに迫ったが、トーレスは上手く背後に回りディアスに止めを差す。
マリアは部屋に入ってきたシルヴァを倒していた。

命を狙われる恐れがなくなり、マリアはもとの生活に戻るという。
トーレスを許すかどうかはまた別の話だが、トーレスは困ったことがあればいつでも駆けつけると約束する。
トーレスはグレイス先生に、心の重荷を少し軽くして、自分を立て直すつもりだという。
酒は辞めなければならない、それは楽ではないことだ。




まあ、マリアがあまりにも理解がありすぎるのが物足りないですが、きれいに終わって良かったということでしょうか。
私だったら、マリアがもっと激しくなじって、双方感情的になって殴り合いになって、そしてベッドインという展開を予想しますが、その方がありきたりなのかな。
ただまあ、マリアもディアスに対して正義を果たしたいと思っていたのでしょうから、トーレスの愛情を引き止めるためにいやいや証言したのではないのでしょう。
殺し屋と真っ当にやりあって生き延びるなど、かなりタフな女性なのは確かでしたね。
今後、トーレスが彼女とやり直すかどうかはわかりませんが、私はマリアに好感を持ちました。
こういう展開だからか、トーレスは「ダイ・ハード」のようでしたね。
彼、そんなキャラだったのか?
保護下の対象者を守れない保安官補がだらしなかったり、パーカーもヴァンスもトーレスの無鉄砲さに屈したり、今後はないことを望みます。(笑)
州警察の「フィル・コリンズ」さん、わざわざパーカーのリアクションを見るためのネーミングだったのか、意味不明です。





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Last updated  January 19, 2023 01:16:32 AM
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