【ステーキ】

【ステーキ】

これは、高校の同級生の話である。

彼にやっと彼女が出来て、大奮発をしてステーキを食べに行った時、
彼は何を食べていいのかわからなかった様子だった・・・。
ステーキ屋さんに行ったのが初めてだった彼は、
名前と品物が一致しなかったみたいだった。

ひとつだけ聞き覚えのある言葉が・・・
それは、サーロインステーキだった。
彼女は、「じゃ、私も同じもので・・・」

彼はボーイさんを呼んだ時、こういう会話があったそうだ。

彼:  「サーロインステーキを2人前」

ボーイ:「ライスかパンが付きますけど」

彼:  「じゃ、ライスで・・・。」

ボーイ:「かしこまりました」
    「焼き具合はどのように致しましょう?」


彼:  「・・・・・・・」

ボーイ:「お客様?焼き具合はどのように?」

彼:  「焼き具合?」

ボーイ:「はい・・・」

彼:  「頑張って焼いてください!」

ボーイ:「・・・はい。かしこまりました」

出てきたステーキは、中までシッカリ焼けていたそうです。

でも、、、このあと彼女とは別れたそうです。




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