・サイパン編

・サイパン編


10年程前の、私の初めての海外である。
それも1度目の新婚旅行(2度目があるかどうかは未定・・・)。

一生に一度(と当時は思っていた)の新婚旅行だというのに元ダンナは
超多忙。バブルの時期、それは元ダンナだけではなかっただろう。
安近短のサイパンで、彼の希望にかなったのはまさに『短』だった。
たった4泊である!しかもその4泊には、教会での結婚式も含まれて
いた。

宿泊先は、それほど高くないハ○ァダイ○ーチホテルというトコだったが
新館が建ったばかりで、ビーチフロントの部屋は悪くなかった。
今だったら自分でホテルや式の手配はしちゃうのだろうが、全部自由行動
のツアーにまかせた。

同行した母の部屋は私たちの部屋の真向かいだった。
お土産の話しをするため私は母を自分たちの部屋に呼んだ。
用事は30秒ほどで済み、母は自室へ戻った・・・はずだが引き返してきた。

「ねえ、私、ルームキー、こっちに置いて行かなかった?」
「ないよ。バッグの中じゃないの?」
あちこち探すが、母のキーは出てこない。

よく考えると・・・母はキーを自室のドアに挿したまま私たちの部屋へ来た
ようなのである!
そして母のキーは私たちの部屋にいるたった30秒の間に盗まれたのだ!
これは当然母のミスである・・・。
慌ててフロントに電話し、ドアのキー部分とキーを替えてもらった。
その間、元ダンナは母の部屋の前で見張り。30秒のはやわざだったのだもの
人目がなかったら部屋に入られ金目のものを取るくらい朝飯前だろう。

キー交換のため、100ドルの出費である。
まあ、部屋の中に入られなかったのが不幸中の幸い。100ドルくらい安い
ものだ、と思わなくては。

このホテルは当時、近鉄バッファローズのキャンプのための宿泊先に使われて
いた。私が行ったのはちょうどキャンプの時期で・・・あの野茂をプールサイド
で見た。やはりおしりが大きかった・・・。
そしてエレベータが一緒になった当時のオウギ監督(漢字が出てこない・・・)
にはおめでとうをいわれたのだった。監督・・・3年後には私たち離婚しちゃ
ったのよー!

日本と海外を区別できないおっちょこちょいの母の海外での災難やあぶなっか
しい行動は、これに懲りることなく、その後も続くのである・・・。



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