◆ウインドブレイク


都度ボソボソ書きますが、トラックバックやコメントは不要です。

★石が呼んでいる。20051226

2004年1月2日、長い間封印していた山歩きを再開。前回長いものにでくわしてすごすご引き下がった錫高野(すずごや)/高取鉱山跡に出かけた。林道には立ち入り禁止標識(植林の伐採のため)があったが、当日は作業している様子はなく、そのまま入っていった。さすがにながいものはいなく、気が楽である。一部には少しまだ雪が残っていた。途中の砂防ダムまで予定とおりに20分で通過し、チャ-ト層を突っ切って林道は続く。落ち葉を踏みしめる音だけがあたりに響く。更に歩くと、右側の川原があり、ここもズリになっていて延々500mくらい続いている。その川原をあるいて、石と出会う。山の景色を目でたどる。無風であり、静寂の世界が広がっている。きれいな空気をたっぷり胸に吸い込むこのひと時、北出さんの言葉を借りれば、失われた自然と人間との臍帯という思いが実感できる。更に歩みを進め、約1時間で最奥部のズリに到着、その斜面沿いに上がっていく。マラカイト、黄銅鉱、鉄マンガン重石などが、目に留まるが、採る訳ではない。途中でやや汗ばんできて防寒着を脱ぐ。
結局トパ-ズは見当らなかったのだが、心晴れ晴れとした一日となった。3月にはまた来るよ、そういってこのズリ達とお別れして来た。
12月に行った池袋では、本当にきれいな石達と出会ったが、山に行くのは、それとは違うやすらぎがある。やっぱりやめられないなあ、そう思う。


★マザーテレサのことば20051023

      平和の祈り

 主よ わたしをあなたの平和の道具にしてください。
 憎しみがあるところに 愛をもたらすことができますように
 争いのあるところに 許しの精神をもたらすことができますように
 乱れのあるところに 調和をもたらすことができますように
 誤りのあるところに 真理をもたらすことができますように
 疑いのあるところに 信仰をもたらすことができますように
 絶望のあるところに 希望をもたらすことができますように
 陰のあるところに 光をもたらすことができますように
 悲しみがあるところに 喜びをもたらすことができますように
 慰められるよりは むしろ慰めることを
 理解されるよりは むしろ理解することを
 愛されるよりは むしろ愛することを求められますように
 わたしたちは 自分を忘れることによって自分を見いだし
 許すことによって 許され
 死ぬことによって 永遠の命に目覚めるのですから

★イマジン20060206
Imagine

Imagine there's no heaven,
It's easy if you try,
No hell below us,
Above us only sky,
Imagine all the people
living for today...

Imagine there's no countries,
It isnt hard to do,
Nothing to kill or die for,
No religion too,
Imagine all the people
living life in peace...

Imagine no possesions,
I wonder if you can,
No need for greed or hunger,
A brotherhood of man,
Imagine all the people
Sharing all the world...

You may say Im a dreamer,
but Im not the only one,
I hope some day you'll join us,
And the world will live as one.

『イマジン』

想像してみて、天国はないって
やれば簡単だよ
足元に地獄はなく
頭上には空だけ
想像してみて、みんなが
今日のために生きてるって

想像してみて、国は存在しないって
難しくないよ
そのために殺したり死ぬことないよ
宗教もない
想像してみて、平和な人生を

想像してみて、財産はないって
できるかな
欲張りや飢えは必要ない
人はみな兄弟
想像してみて、みんなが
全世界を共有しているって

僕が夢を見てるって思うかな
でも僕ひとりだけじゃない
いつか君たちも一緒になって
世界がひとつになってほしい













★不思議  金子みすず20051023

私は不思議でたまらない、
黒い雲からふる雨が、銀に光っていることが。

私は不思議でたまらない、
青い桑の葉食べている、蚕が白くなることが。

私は不思議でたまらない、
だれもいじらぬ夕顔が、ひとりでぱらりと開くのが。

私は不思議でたまらない、
誰にきいても笑ってて、あたりまえだということが。

石を見てると、同じような気持ちになりますね~(^^)♪





★江戸遠足20050820
最近のマイブ-ムです。
これまで私にとって東京は通過点でしかありませんでした。
大都会=東京、それは私にとって、
人口密集の早く通過したい場所でしかありませんでした。
でもそれは私のあまりに狭い偏見であったのです。
最近のウォ-キングブ-ムなどで、
本屋でチラッと見かけたのが、
この「江戸遠足」とかいう本です。
歴史は京都奈良、そういう固定観念を払拭する、
色々素敵な場所が東京にも数多くあることを
いまさらながらsに知りました。
また大好きな庭園が東京には多いのです。
そこで、まず庭園を軸として、
ガイドブックを頼りに歩いてみることにしました。
「江戸遠足」の始まりです。
私は多数の集まりに所属してごそごそ歩くのは苦手です。
自分で好きなように歩くのが趣味に合っています。
そこでまず、駒込の六義園を手始めに、
横浜本牧の三渓園、浜松町の浜離宮、芝離宮、
飯田橋の小石側後楽園、白山の小石側植物園、
深川の清澄庭園、上野恩賜公園、両国の岩崎庭園だったかな、
皇居もそうですね、結構回りました。
まだまだあります。四季それぞれの趣も違います。
楽しいですね♪





★宇宙的でなくて、宇宙なんだ!20050819
岡本太郎 はいいですね。
一貫した哲学を持っている人は違います。
その言葉の多くは
実は自らに向けられたものでしょうが。
それだけ、苦闘、敗北、行き詰まり、
に苛まれたのではないでしょうか。

だからこそ、
言葉にウソがなく、力があり、
悩める人を救えるのだと思います。
尊敬しています。

一層ファンになりました。





★般若心経を解釈する。20050818

「般若心経(はんにゃしんぎょう)」は、
仏教エッセンスの高密度パックです。
キリスト教なら、
ヨハネの福音書くらいは読まないと、
話にもならないのと同じです。
大変音楽的な響きをもっているので、
覚えやすいですよ。
意味も、非常に論理的に構成されているので、
解説書を読めばわかりやすいです。
その本質はもちろん難しいですけどね。

(かんじ~ざいぼ~さつ、
ぎょうじん、はんにゃ~は~ら~み~た~じ~。
しょうけん、ご~うん、かいくうど~
いっさいく~やく、しゃ~り~し~。
しきふ~い~くう、くうふうい~しき。
しきそくぜ~くう、くうそくぜ~しき。
・・・・・ですね。

「色これすなわち空なり」というのは、
色⇒空という関係式です。
「空これすなわち色なり」というのは、
空⇒色という関係式です。

両方で、(色⇒空)⇔(空⇒色)
もしくは単純に色=空とか、色⇔空と書きます。

これが仏教をとく基本方程式になっています。

もうひとつは、色+苦です。
苦は色に付随しているものです。
空には付随できません。
苦の克服こそ、仏教の眼目です。

これを色⇒空によって消去してから
再び色に戻すという論理の構図が
この経典のあらすじになります。

苦+色⇒空⇒色という簡単な流れで表現できます。
(これは私独自の解釈ですから誤解しないように)
では、以下どうぞ(^^)。

観自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空。
度一切苦厄。舎利子。色不異空。空不異色。色即是空。
空即是色。受想行識亦復如是。舎利子。是諸法空相。
不生不滅。不垢不浄。不増不減。是故空中。
無色 無受想行識。無眼耳鼻舌身意。無色声香味触法。
無眼界 乃至無意識界。無無明亦 無無明尽。
乃至無老死 亦無老死尽。無苦集滅道。無智亦無得。
以無所得故。菩提薩。依般若波羅蜜多故。
心無礙 無礙故。無有恐怖。遠離一切顛倒夢想。
究竟涅槃。三世諸仏。依般若波羅蜜多故。
得阿耨多羅三藐三菩提。故知般若 波羅蜜多。
是大神呪。是大明呪。是無上呪。是無等等呪。
能除一切苦。真実不虚。故説般若波羅蜜多呪。
即説呪日。羯諦 羯諦。波羅羯諦。波羅僧羯諦。
菩提薩婆訶。般若心経。
なお、私は別に仏教徒でも何でもないことをお断りしておきます。


★二十歳の原点より 20091204
旅に出よう
テントとシュラフの入ったザックをしょい
ポケットには一箱の煙草と笛をもち
旅に出よう


出発の日は雨がよい
霧のようにやわらかい春の雨の日がよい
萌え出でた若芽がしっとりとぬれながら


そして富士の山にあるという
原始林の中にゆこう
ゆっくりとあせることなく


大きな杉の古木にきたら
一層暗いその根本に腰をおろして休もう
そして独占の機械工場で作られた一箱の煙草を取り出して
暗い古樹の下で一本の煙草を喫おう


近代社会の臭いのする その煙を
古木よ おまえは何と感じるか


原始林の中にあるという湖をさがそう
そして岸辺にたたずんで
一本の煙草を喫おう
煙をすべて吐き出して
ザックのかたわらで静かに休もう


原始林を暗やみが包みこむ頃になったら
湖に小舟をうかべよう
衣服を脱ぎすて
すべらかな肌をやみにつつみ
左手に笛をもって
湖の水面を暗やみの中に漂いながら
笛をふこう


小舟の幽かなるうつろいのさざめきの中
中天より涼風を肌に流させながら
静かに眠ろう


そしてただ笛を深い湖底に沈ませよう



(高野悦子 『二十歳の原点』より)

この本、今でも持っています。青春の宝本です。
私が会社に入るときに、印象に残った本と聞かれて、
「二十歳の原点」と答えたのを覚えています。
懐かしいです。




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