ゴーグルの色
皆さんが使われている、ゴーグルの色の意味ってご存じですか?
しってるよ!
というかたも、お暇ならおつきあい下さい。
色が付いているということは、ある特定の波長の色をカットしたり、強調したりすることなんです。
スキーをやる人だと、ゴーグルの色の特性などはご存じかとおもいますが、基本的にはおなじですね。スイム用のゴーグルにも色々な色がありますけれど、大別するとだいたい次のような特徴があります。
ミラー系
殆どの色(ミラーに写る色のみ)を反射するので、眩しさは一番抑えられます。
ただし、光量が落ちると全体が暗くなり非常に見にくくなります。
晴天の屋外向きです。
スモーク系
ブラウン系
青紫系の短波長をよく吸収するため、コントラストがはっきりして遠景がシャープに見ます。オレンジ系よりやや暗くなります。
屋外では、まぶしさも抑られ、熱線のカットや日陰でも明るく見えるなどの特徴があります。
グリーン系
短波長の紫系の色、長波長の赤系の色、両端の色の吸収率が高く、目の視感度と同じ吸収特性を持っています。
ブルー・パープル系
青みの多い短波長の光の透過率が大きく、
眩しさの一番強い黄色を吸収します。コントラストが強く、遠景がハッキリと見えます。
オレンジ系
イエロー系よりやや暗くなります。晴天、曇天、室内ともに使えますが、光量が少ない場合はイエロー系より見にくくなります。
ピンク・ローズ系
コントラストがはっきりしていて、イエロー系より暗くオレンジ系より明るくなります。
イエロー系
紫外線等をバランスよくカットし、コントラストが強調されるため、視界が明るくなります。室内や曇天など光量の少ない場合の使用に適しています。
クリア系
完全なクリアタイプはやや少なめですが、無色透明なので一番自然に見えます。
室内には最適ですが、外から目がよく見えるのでちょっと使いにくいかもしれません。
どうですか、自分もそうでしたが何気なくというか、好みで購入していませんでしたか?
実際のところ競泳の場合、長くてもせいぜい50M先が見えればいいわけですし、ターンやゴールする壁以外そんなにハッキリ見える必要もないですから、 遠くがハッキリ見える!
というメリットはさほどないように思うので、やはりファッション性のほうが強いかもしれませんね。
でも屋外とかライトの強い室内競泳場では眩しくて見にくい場合もあるので、眩しさを抑えてくれるのはありがたかったりしますから、屋外と屋内の両方で泳ぐのであれば、兼用できるタイプか用途別に揃えるのかいいかもしれませんね。
ちなみに色による感情は、 赤、オレンジ、黄色は興奮色 、 緑、青は沈静色 で、 ブラウンやスモークは落ち着きを感じる色 でなのですが、状態によっては落ち着きを感じる色(無彩色も)では意欲の低下もみられるそうです。
レースの時の感情でゴーグルn色を変えると、もしかすると好成績が得られるかもしれないと思うのは私だけでしょうか?
By Windy Dall
使用感はやや小さめといった感じですが、とっても良好です。