2013年10月24日
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秋絵の元夫吉岡から、彼女に会わせて欲しいと迫られる雫。


第十二の使徒編 第17話


さすが、もうブルゴーニュの古酒への作者の思いがヒシヒシと伝わってきます。
どれだけワインというモノが人生にとって大切な存在なのか、熱く語ってくれています。
その思いは、充分伝わって来ますし、「神の雫ワールド」に於いては、なるほどと思わせられます。


が、しかし。
これって、ブルゴーニュじゃなくても。
もちろん、ワインじゃなくても。
どんな道でも、その道を極めようと「志す人」は、同じニュアンスの事言われますね。



そこで作者は、「金持ち」は…(お前ら庶民には判らんだろうが…)と、限定してくる訳ですが、別に「金持ち」全員がワイン大好きって事は、絶対にあり得ませんよ。
そりゃ、作者がワイン好きで、そんな場所に入り浸っていれば、そこに現れる「金持ち」は100%ワイン好きでしょうけどね。


だからと言って、金持ちのすべてが最終的にワインを求めるみたいな結論は…
あまりに狭いなぁ(苦笑


はっきり申し上げて、こういう論旨の展開が、ワイン好きが嫌われる一因だと私は思いますけどね。
いや、ワインの世界が恐ろしく深いことは認めますし。
私自身、ワイン好きなんで、そこらへんも踏まえた上でのお話ですよ。


ワインに対する情熱… ?
と言うより、「心酔」は痛いほど伝わっています。
そして、話の流れを末期ガンに苦しむ秋絵の人生観=ブルゴーニュの古酒と結びつける辺り。
今回のお話はその一点で、ワイン漫画としてはOKです。




使途が実は13本でした~ なんて言う様な。
「掟破りの大波乱」を起こさない限り、
5勝6敗の雫は、今回勝たないと最後の「神の雫」勝負に参加できなくなります。


まぁ、作者は過去に、何度か「掟破りのルール変更」をやらかしていますので。
今回も、やりかねませんけどね。(苦笑





雫側
古酒 フランス産。
雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。
今回もブルゴーニュ(ヴォーヌ・ロマネ)を飲む。

遠峰側
ボルドーを集中して飲む。



次号10月31日発売号は休載です。
掲載は、11月7日発売号… かな?



今週登場したワインは。

● ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム ルモワスネ・ペール・エ・フィス





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最終更新日  2013年10月24日 10時39分36秒
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