2013年12月05日
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第十二の使徒編 第22話


ルロワのアリゴテを飲むと、彼岸で誰かが「千の風になって」を歌ってくれるらしい…。
なんちゅう酒だ!

ワインバーで、何人かの客が同時にルロワのアリゴテを頼んだりしたら、店のあちこちに彼岸が開けて、「千の風になって」の大合唱が始まってしまうではないか。

少なくとも、私は飲みたくないです。そんな酒。


飲ませた美島も「正解だったみたいだね」って、何がどう正解なのか…。
さっぱり意味不明な言葉を残して立ち去るし…。
原価で飲ませるとは言え、客に対して「ゆっくり楽しんでくれたまえ」って…。



そんな店で、私は飲みたくないです。(苦笑



で、・・・
秋絵の体調が悪くて、病院で検査、癌が発覚して、秋絵は誰にも告げずにおくことを決意。
痛みを和らげるためにモルヒネを投与され、それに雫が気が付いたと…。

この間、神の雫の使途探しのルール上から、1週間掛かっていない事になります。

前から何度も言っているとおり、伏線は計画的に張って欲しいものです。
じゃなきゃ、取って付けただけで、感情移入のしようもありません。

本来、秋絵自身が癌に気が付く話は、第十一の使途編の前にやっておかないと、時間の経過に無理があるんです。
「神の雫」は章完結で、章をまたいでの人物の成長も、話題の進展もありませんでしたので、第十二の使途で一気に風呂敷を広げる展開には無理がありすぎなんです。


もう「神の雫」ワールドは、第十二の使途へ来て、カオスの塊。
主成分が「作者の脳内妄想」であり、それを構成することなく羅列しているので、時系列から、思考ロジックまで、歪みっぱなし。


例えるなら、松岡修造のCM。
トイレの「臭いにおい」に「あまい香り」を加えたような作風となってしまった訳です。



芥子の花の香りに関しては、先週ツッコミいれてますので、今週は無しです。
ただ、このまま行くと、「神の雫」の話のすべてが、豊多香が今際の際に見た、脳内妄想だったという事にできそうな予感が…。
いや、それどころか、豊多香は死んでなくて、アヘン中毒で…(略






第十二の使徒、今回までのまとめ。

雫側
古酒 フランス・ボルドー産。
雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。


遠峰側
ボルドーを集中して飲む。
前回はシャンパーニュとブルゴーニュ。



次号は12月12日発売です。



今週登場したワインは。

● ブルゴーニュ・アリゴテ ドメーヌ・ルロワ





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最終更新日  2013年12月05日 10時41分47秒
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