強くてやさしいいえづくり

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2007.06.19
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内容的に昨日のつづきなんですが

オールラップ

この薄型の断熱材?

基本的には構造躯体の外側

壁だったら 柱・梁へ外張り

床は 根太の下へ外張り

屋根は 垂木の上へ外張り

して壁・屋根についてはその上へ通気ドウブチをうって仕上げを持ってくるらしい

いわゆる 外張り断熱用の素材ですね

ロール上の素材をドウブチ沿いに張り


(持ち込んでくれた建材屋さんから聞いた話)

で・・・



実は現在、鉄骨の事務所併用住宅のリフォームを計画構想中でして


現在は 鉄骨に ALCパネル仕上げ たぶんドウブチ部分に充填断熱?


○○○ハウスが 「うちって外張りだったっけ?」みたいなCMうってましたが

基本的に金属系の骨組みなら

外張りが断熱の基本になります

 というか

外張りじゃなかったら 駄目です



そこで今回の素材いいんじゃないか?と感覚的にクラッときたんですが


結論的には 昨日の通りで・・・これだけじゃ駄目だです。





放射に対する断熱性能が高いなら

これを外張りにして

その内側にグラスウール系の充填断熱をすること


いわゆる

上の素材だけではクリアできない



2重断熱って手段なんですが・・・・・


ここで大問題となるのが





2重断熱で




しかも外側に気密性の高い素材を配置した場合



室内側で暖房等の人の営みがあれば



超高い確率で


グラスウール部分に内部結露が発生します。


※発生を抑えるには、作り手と住まい手のかなり高度な知識が必要ですね

具体的には、断熱材の室内側に相当高精度のペーハーバリアの施工が必要であり

それを理解した生活の維持が必要なんでよね!



グラスウール部分に結露が発生すれば

構造躯体は鉄ですから 錆等の腐食を発生させ

その本来の強度を維持できなくなるってことにもなりかねません



というか

ペーハーバリアの不十分な施工で

上のやり方をすれば なるでしょう!!!


というわけで


今回うちでは上の材料の採用は

当面、ボツとなりました


来年、施工予定の鉄骨造の外断熱リフォーム


計画を練り直しだ!!!





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Last updated  2007.06.19 10:42:08
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こげんぱ @ Re[1]:出窓の結露を止める方法(11/11) mayumixさん >はじめまして。 >『出窓 …
mayumix@ Re:出窓の結露を止める方法(11/11) はじめまして。 『出窓 結露』で検索して…
モンブラン万年筆@ ayeypwn@gmail.com 匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_…
はじめまして。@ Re:ファミリーマート雲南大東店OPEN(05/22) ファミリーマートは2店舗作られないんです…
ゆん@ Re:羽をもがれたパソコンだぎゃ><(05/13) ブログ、楽しく拝見させていただきました!…

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