アイヌモシリの春夏秋冬～Beautiful Seasons of Hokkaido～

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2023年08月26日

第３次世界大戦

テーマ：ひとりごと(15061)

カテゴリ：うつ病日記

なぜ、アメリカは、本腰を入れて、ウクライナを助けないのか。

答えは、カンタン。

第３次世界大戦が起こるのを回避するためだ。

ああ、ウクライナの地で、米ロが直接対決するのを避けるためなんだ、と思った方は、グローバルな視点に欠けている。

もし「ヨーロッパ」の紛争に、アメリカが軸足を踏み入れたならば、その途端「アジア」の均衡は崩れる。

つまり、米軍が手薄になったスキをついて、北朝鮮の南下と中国の台湾進出が同時に開始され、韓国と台湾はなくなり、日本が危機にさらされる、ということだ。

幸い、ロシアはウクライナで手一杯なので、樺太や千島列島からのロシアの攻撃はないだろうが、中国と北朝鮮という核保有国を、日本だけで食い止めるのは、なかなか難しいだろう。

現在、アメリカは、ウクライナを睨みつつ、背中で北朝鮮や中国をけん制している形なのだ。

だから、ヘタに動けば、軍を２方面に展開しなくてはならなくなる。

かつて、欧州戦線に加担した背後で、真珠湾を奇襲されたアメリカとしては、その状態は避けたいだろう。

では、日本はどうすればよいか。

答えは「座して死を待つべし」だ。

軍備増強だの、核武装だのを主張している人もいるようだが、日本人の精神は「美しい散りざま」だ。

ほぼGHQ案の直訳である日本国憲法だが、当時の日本人が「戦争をせず、軍隊を持たない国」を選んだことは「英断」だ。

それを汚すことなく、誇りをもって、散りゆけばいい。

ほとんどが「戦争を知らない世代」となった日本。

そして、現代社会の閉塞感…

一度、全て、ぶっ壊してみたらどうだろうか？

そこから再び「東アジアの軌跡」を起こすことができれば、ホンモノだろう。