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グローバルIPアドレス




インターネットで使うことを許されたIPアドレス。IPアドレスとは、TCP/IPネットワーク(TCP/IPはインターネットで採用されている通信プロトコル)上で特定のコンピュータを識別するための番号である。現在は、4つの10進数に区切った32bitの数字で「133.152.1.59」などと表現するIPv4が主に使われている。


インターネットにコンピュータを接続するためにはNIC(Network Information Center)と呼ばれる組織から正式にIPアドレスを取得しなければならないが、実際にはインターネットに接続しないTCP/IPネットワークもたくさんある。この場合、わざわざNICからIPアドレスを取得するのは手間がかかるので、申請しなくても使ってかまわないというIPアドレスがあらかじめ用意されている。これを「プライベートIPアドレス」といい、IPアドレス空間のうち「10.x.x.x」「172.16.x.x~172.31.x.x」「192.168.x.x」の3つの領域が予約されている。プライベートIPとグローバルIPを変換するNATのような技術が開発されると、企業内ネットワークなどで広く用いられるようになった。そして、NICから正式に割り当てを受けているIPアドレスのことを「グローバルIPアドレス」と呼んで区別するようになっている。


なお、一般のインターネットサービスプロバイダ(ISP)から電話回線やISDNでインターネットに接続する個人ユーザーは、ISPの所有するグローバルIPアドレスを借り受けて使うことになる。また、CATVインターネットでは、グローバルIPアドレスではなく、プライベートIPアドレスを割り当てられることもある。この場合、インターネット側からの接続はできないため、サーバの公開などを行なうことはできない。




インターネットに接続された機器に一意に割り当てられたIPアドレス。インターネットの中での住所にあたり、インターネット上で通信を行なうためには必ず必要である。IANAが一元的に管理しており、各国のNICによって各組織に割り当てられる。


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グローバルIPとローカルIPはどう違うのですか?


グローバルIP(グローバルアドレス)は、インターネットに接続された機器に世界的に一意に割り当てられたIPアドレスです。勝手に好きなアドレスを名乗ることは許されず、アドレスの管理団体に申請して割り当てを受けなければなりません。といっても、あなたがそのような機関を探して申請する必要は無く、通常はプロバイダや学校・会社でまとめて割り当てを受けていますので、その一部を使わせてもらいましょう。


ローカルIP(ローカルアドレス、プライベートアドレス)は、組織内で勝手に使ってもよいアドレスです。グローバルアドレスの一部がこうした用途のために空けられていて、インターネット上ではそのアドレスを誰も使わない代わりに、各々が組織内のネットワークで自由に使っても良いことになっています。「192.168.」で始まるアドレスなどが良く知られています。ローカルIPではインターネットにはつなげないので、ローカルIPとグローバルIPの両方を持った機器(ルータやゲートウェイなど)をネットワークの境界に置き、NATやプロキシなどの技術を使って中継してもらう必要があります。






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