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WinMX等による音楽ファイルの不正アップロード防止のため
個人ユーザーへのインスタントメッセージによる通知送付




当協会は、インターネット上でファイル交換ソフトを利用して音楽ファイルの不正アップロードを行っている個人ユーザーに対し、インスタントメッセージ(IM)を利用して、注意を喚起する通知の送付を本年3月2日から開始しました。

ファイル交換ソフトを利用して安易に音楽CDの音源をアップロード(公開)しているユーザーに、その違法性を認知してもらいそのような不正行為を止めるよう働きかけるものです。

市販の音楽CDから作成したMP3ファイルを、権利者に無断でアップロードする行為は、著作権法における送信可能化権の侵害にあたり刑事罰の対象となります。現在まで当協会からのIM送付数は60万通を超えており、5月中には100万通を超える予定です。

ネット上の音楽の不正利用は国際的にも大きな問題となっており、IFPI(国際レコード産業連盟)、RIAA(アメリカレコード協会)、BPI(イギリスレコード協会)等においても、啓発キャンペーンや訴訟を含めた積極的な対策が講じられています。

また、IMを利用した通知は、イギリス、オーストラリア、オーストリア、カナダ、スウェーデン、デンマーク、ドイツ等で既に開始されており、今回の施策は、これらの国際的な対策と連動して実施されているものです。

当協会は、一昨年から、音楽の不正コピー、不正アップロード対策として、「Respect Our Music」キャンペーンをはじめとした様々な著作権に関する啓発活動を実施しています。

また、ネットワークを利用した音楽の不正アップロードが判明した大学、企業等に対して、ネットワーク管理の徹底を要請してきました。さらに、昨年11月には、全国約1,200の国公私立大学・短期大学に対して「大学ネットワークを利用した音楽著作物の著作権及び著作隣接権侵害行為の防止」を求め、ネットワーク管理を徹底するよう協力要請文書を送付しました。その結果、これに対する理解が進み、大学等のネットワークを利用した不正アップロード数は減少傾向にあります。

しかし、残念ながら、権利者の許諾を得ない音楽ファイルが不正にアップロードされるケースは後を絶たないため、今回、個人ユーザーを対象としたIMによる通知送付を開始しました。これにより著作権ルールの認知が高まり、今後このような不正アップロードは減少していくことが期待されますが、一方、一部の悪質なユーザーに対しては、法的措置も辞さない強い姿勢で臨んでいく所存です。

当協会は、「音楽創造のサイクル」を崩壊させ音楽文化の衰退をもたらす、このようなインターネット上におけるコンテンツの不正利用に対し、今後とも、関係団体、教育現場、その他関係各方面の方々と連携を密に取りながら、著作権に関する啓発活動、音楽の不正利用防止活動を実施していきます。


■インスタントメッセージ(Instant Message):
 WinMX等のファイル交換ソフトのユーザー同士で簡単にテキストベースによるメッセージをやりとりできる機能。

■送信可能化権
 送信可能化権とは、インタラクティブ送信にかかわる権利の強化等が行われた平成9年の著作権法改正時に明確に規定されたもので、著作隣接権のひとつとして、実演家とレコード製作者に与えられた権利です。
(著作権法92条の2、96条の2)「送信可能化」とは、パソコン等を利用して、デジタルコンテンツを、インターネット等のネットワーク(インタラクティブ送信網)を通じ、他人からアクセス可能な状態にすることです。

したがって、市販の音楽CDから作成したMP3ファイルを、権利者に無断で送信可能な状態にするような行為は、明らかな著作権法違反であり、刑事罰の対象となります(罰則は、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金)。

そのようなコンテンツを、自分のパソコン内で送信可能な状態にすることは、第三者が運営するサーバにアップロードする場合と同様に、違法行為となります。

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