~タロット日和~ by 常葉 了

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常葉 了

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2018/01/24
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カテゴリ: 占術一般
​​​​ ども、トキワです、(^^)/

 大寒波の影響で、関東は凄い事になっていましたね。
 十勝も結構な量の雪が降ったので、雪掻きに苦労された人も多い事でしょう。

 雪の無い【時期】が、待ち遠しいですねぇ。(--;


 さて、前回の続きです。

【時間の質】の後編。

 今回は【季節的時間】と【段階的時間】の関わりについてお話したいと思います。

 前回お話しした通り、【季節的時間】とは、我々が【運命】と呼ぶものの【時間の質】であり、タロットでは、22枚の【大アルカナ(メジャーアルカナ)】によって暗示される事になります。

 元来、 【互いを分け隔てる境界線を持った、個別のもの】 では有りません。​


 しかし、それでは占術上、扱いづらいので、便宜的に22種類に分類している訳です。

 更に言えば、【互いに境界線を持たず、全体を以て一つのもの】である為に、例え【22種類】に分類したとしても、それぞれの間に【順番】なるものは、本来存在していません。(※ちょっと難しい所)

 この【順番が無い】と言う部分も、我々人間にとっては、扱い辛い部分だと言えます。

 と言うのも、我々人間は、基本的に【過去から未来へ】と、【シーン(場面)】を順番に進めながら、物事を認識する事になるからです。

 と言う訳で、タロットにも番号が振られています。

 【0番 愚者】から【21番 世界】まで。

物事が始まり、物事が拡大し、有る点から物事が収束し始め、最終的に着地すべき一点へと至る。

 つまり、物事の始まりの時期。物事が拡大する時期。物事が収束して行く時期。結果に至る時期。と、シーンが変化して行くように、カードが配列されている訳です。

 有名な【死神】のカードは13番。大体真ん中辺りに配置されています。


 【死神】と言うと、【何かが終わる】と言ったイメージが有るかと思いますが、実際には、【物事が拡大期】が終わり、【収束期】に突入するタイミングを示すものです。
 【収束期】に突入すると、最終的な着地点は、概ね決まってしまう為、【終わりの予告】として、13番目に【死神】が現れる訳です。





 前編でもお話しした通り、【季節的時間】と言うのは、【運命の影響力】の持ち時間であって、その時間内においては、適した行動。【旬】な行動と言うものが有ります。

 ここで行動するのは、主に【我々人間】ですね。

 我々は、【現象との関係における物理的な存在】なので、【原因】と【結果】の関係である【因果律】に、強く拘束される事になります。

 つまり、【段階的時間】から逃れる事が、基本的には出来ません。

 前段階を無視して、【原因】の無い所から、【結果】を導き出す事は出来ないのです。
 【季節的時間】には、本来、順番は有りませんが、【段階的時間】において【順番】は、絶対的な存在とも言えるでしょう。



 番号は【1から10】。


 1から3までが、物事の始まりの時期。
 4から6までは、物事の経過の時期。
 7から9までが、物事の収束期。
 そして、10が結果の時期です。

 それぞれの段階における【適した行動】は、【季節的時間】における【適した行動】と、大体同じような感じになります。
 但し、【季節的時間】とは異なり、【段階的時間】の場合は、【その段階に至る前の段階】によって、その段階で成すべき事が、少しずつ変化する事になるのです。

 また、 【季節的時間】と【段階的時間】は、どちらか片方だけが動いている訳では無く、常に、同時並行で動きます。

 その為、【始まりの季節】と【収束的段階】と言う、なかなか難しい状況も、起こり得る事になるのです。


 実践上、【運勢】だけを気にすると言うならば、【季節的時間】のみを意識して鑑定すれば充分でしょう。逆に、【物事の達成】と【問題の解決】のみを目的とするならば、【段階的時間】のみを意識して鑑定すれば充分と言えます。

 しかし、【より良い結果】を求めて行くならば、【季節的時間】と【段階的時間】を同期させるような工夫が、どうしても必要になって来るのです。

 占い師にとっては、この部分が、腕の見せ所と言った所でしょうか。

 勿論、占いだけの話では無く、日常において、この二つの【時間の質】を意識する事で、より効率的に生活を営んで行く事も可能です。

 古くは、【暦】によって、これを実現して来ました。
 年間サイクルである【季節】の中に、人間の【段階的活動】を書き加えて、それを元に農耕を行ったり、年間行事を行ったりする。

 季節ごとの祭礼と言うのは、この【季節的時間】と【段階的時間】を同期する為のセレモニーであるとも言えるでしょう。

 近代は、どちらかと言えば【段階的時間】を重視し、【季節的時間】を軽視してしまう傾向が有るようです。

 確かに、【季節的時間】は、人間の都合に合わせてくれるものでは無く、適した季節を待つと言うのは、なかなかじれったい事では有ります。

 技術の進化と共に、【季節的時間】に気を遣う事無く、いつでも【物事の段階】を進めて行く事が出来ると言うのは、なかなか便利な事でも有るでしょう。

 しかし、【季節的時間】の影響力が無くなった訳でも、弱まった訳でも有りません。

 時と場合によっては、【段階的時間】を進める事に固執するよりも、【季節的時間】に乗った方が、合理的な場面も多いのです。



 我々の日常の中においても、この二つの【時間の質】と、上手く向き合って行きたい所ですね。


 ちょっと難しい話になってしまいました。(^^;

 本日は以上です。(^^)/




 ​​​​





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Last updated  2018/01/24 06:24:56 PM
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