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6・バッド・エンディング



絶望にもまれながら生きる意味も 圧力を感じて生きる意味も
こんな廃れた世の中からじゃもう これっぽっちもわからなくなってる


帰る場所はどこかな? 彷徨う人がいる
でもその足取りは羽のように軽やかで
不思議に思ったから 後をついていったら それは自分だと気付いたんだ

衝動が頭を巡り巡っている
その内現実を忘れてしまい 笑った
そこで敗北した自分の全てたち 何も見出せなくなってた

安らぎを亡くした人は痛みばかりに気を取られてく

傷を隠してくれる絆創膏も 傷を癒す消毒液も
使ったってこの傷や痛みは これっぽっちもマシにはならない
でも誰かが投げかける言葉や 誰かの飾られてない掌は
驚くぐらいこの傷や痛みを 少しずつマシにしてくんだ


救われる方法はそこらの石のように
転がっているほど身近なものではない
長い長い間 積み重ねて あげた愛が戻る時に手にする

愛を探すためにただひたすら歩く
この目に見えるのかわからないけど 歩く
通りすぎる人は何か知ってるかな だけど誰も通らないんだ

消費されてく時間と命は有効に使わないと

誰かを殴り その反動にくる 痛みを感じられているなら
まだ人を思いやり 助けたり 何かしてあげることは出来る
わけのわからぬ言葉を並べても 気持ちを込めて伝えてみれば
一人くらいは届いて 揺さぶり 何かを変えることは出来る


絶望にもまれながら生きる意味も 圧力を感じて生きる意味も
こんな廃れた世の中だからこそ 見つけなければならないのかも

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