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Nov 27, 2008
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カテゴリ: 漫画

超人ロック エピタフ(2)


私はコンピューターもエスパーも大きらいなのさ!」


上の台詞はラフノール司祭長代理のロックに「いずれコンピューターに頼らなくてもいいしっかりした体制ができる」「…君が皇帝になれば?」と言われた時のブリアン・ド・ラージュ銀河帝国第一大臣の返答でした(宇宙歴0638年)。

この作品は(良い意味で)「古くからの読者へのファンサービス」的な作品と捉えられている面もありますが、「少年キング」連載時に描ききれなかった銀河帝国混乱期の空白部分を描いた、立派な「SAGAの一章」でもあります。

第1巻( ★ )

帝都ファーゴに降り立ったテレーズ・マイノックの目的は「ライガー1」へのアクセス。
彼女を補佐するエスパー・フラン。彼女が「超人ロック」である事にブリアンは気付き始めます。

宮殿へ近づく過程でテレーズは前マイノック公・セテのイメージを受信する。その意味を知るのは少し後になってからです。
主端末に繋がるエレベータ、だがこの先は皇帝の血縁でなくては入ることはできず、テレーズ一人で潜入。
現銀河帝国皇帝カール・ダームと対峙するテレーズ。

旧年表上で見るとカール・ダームI世退位が0585年、ハラルド在位が0585-0636頃の51年間、カル・ダームII世(「大地の歌」立案者)の在位が0636-0676年、カル・ダームIII世が0676-0730年頃ですが、原作でもいつカル・ダームIV世の治世に移行したのかはまだ明言されていません。
本作の主人公であるブリアン・ド・ラージュは、現在までに描かれている作品ではカル・ダームIV世の時代の銀河帝国第一大臣としてしか登場していませんが、銀河帝国第5代皇帝であるハラルドこそマイノック公テレーズであるので(第5代皇帝はロドルフに非ず)、もっと以前から帝国の要職に就いていた可能性も否定できません。
いずれにせよこの「謎」は本編の中で明らかになると思います。
また銀河帝国第一大臣のブリアン・ド・ラージュが何故これほどまでに極度の超能力者嫌いとなったのか、その核心にも触れていくのだと思います。
で女帝トレスがカール・ダームに託した部分が新皇帝ハラルドとド・ラージュに受け継がれます。
帝国臣民65兆(衰退期20兆)の上に君臨する重圧と意味を彼等がどう受け止めるのかですね。


セテ=ロックのテレーズに対する父性愛と、ライガー教授の「人間不信」が根底にある帝国のシステムが対照的です。

続きが本当に楽しみです。



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最終更新日  Nov 28, 2008 01:18:53 PM
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