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May 22, 2009
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カテゴリ: 漫画


社に戻って二日目
昨日から私は変だ
こんなはずじゃないのに あれから
私ばかりドキドキして…
巴衛はというといつも通り
ちょっとムカつきます
相手は狐だもんね…


主人公が黒髪というのはこの作品が初めての鈴木ジュリエッタさんですが、奈々生はとにかく可愛い。魅力的です。オデットのようなアンドロイドならではの可愛らしさもありましたが、神様修行に勤しむ日本人の女子高生というのがまた魅力たっぷりです。
第3巻の表紙を乗っ取っている瑞希(みずき)、この後物語に大きく関わるようになります。

最上級の感謝と、神使の再契約(口付け)をされて巴衛を更に意識し始めてしまった奈々生、でも自分は社の神様とはいえ所詮人間で、相手は狐。
以前縁結びをしてあげた沼皇女(ぬまのひめみこ)から土地神の奈々生に茶会の招待状が届きます。「小太郎君との仲進展したかなぁ」と皇女に会うのが楽しみな奈々生に「鯰の姫が人間とどうやって親交を深められるのだ」と言う巴衛。「俺は人間の女など 好きにならないよ」という言葉にズキっと来る奈々生。沼皇女の宮は豪華で、綺麗な姫がたくさん。制服で来てしまって「…服 地味だったかな…」と思う奈々生。着飾った綺麗な姫達にモテモテの巴衛を見て心が痛みます。妖達の世界で、一人でドキドキして一人で怒って、巴衛は自分のことをどう思っているのだろう。
そんな奈々生に皇女は「そなた…あの神使殿が好きなのだろう」とあまりにも高そうな着物を貸してくれます。人間の男の子に恋をして、それを奈々生に応援してもらった沼皇女は「今度はわらわの番じゃ」と奈々生の恋を分かってくれる。
稚魚たちにチヤホヤされる巴衛、そこに現れた、皇女に借りた着物で着飾った奈々生。この中で誰が一番美しいか今日の相手を選んでくれと言われる巴衛は奈々生の前にひざまずいて「この方より美しい女神を 俺は知らない」と。その場から逃げ出したいだけだった巴衛の言葉ですが、心がざわつく奈々生。

「生活苦」というあだ名を返上し、今では学校にも通えてる奈々生。迷い込んできた白蛇を神様の使いだと助けます。巴衛の同類なのだと。その蛇の正体は主に去られた、ヨノモリ社の神使である瑞希(みずき)なわけですが、奈々生の手首の蛇の御手付き(おてつき)、蛇との婚約の印を見付けて「誰が来てもお前には指一本触れさせないよ」と言ってくれる巴衛。主人を娶(めと)られては自分の名に傷が付くとピリピリしている巴衛とは裏腹に、この展開をちょっと喜んでいる奈々生。巴衛と自分の関係は所詮「神使と土地神」なのかと思いながら、巴衛が「御景巴衛(みかげともえ)」として高校に転入してきてくれる展開に、あの蛇に感謝してしまいそう。でも巴衛が「奈々生は俺の主人」などと言い出せばまた変なあだ名が付いてしまう。主人とか下僕とか、そんな言葉はズルい。巴衛には自分のことを「一人の女の子」として見て欲しい奈々生は、同じ教室で授業を受け、日直の仕事をし、社にいた時よりも巴衛を近くに感じます。明日も明後日もずっと学校に居てくれたらいいのにな。そんな風に楽しくて嬉しくてすっかり忘れていたの蛇の御手付き。白蛇の瑞希にさらわれる奈々生!
奈々生を丁重に迎え花嫁にすると言う瑞希、奈々生を捜せ!!とキレる巴衛。
迷惑だ。帰らせてもらうと社を飛び出した奈々生、ところが歩いても歩いてもどこまで行っても一本道、何時間走っても何故かまた社に戻ってきてしまう。転んだ奈々生を優しく手当てしてくれる瑞希ですが、巴衛の「お前には指一本触れさせないよ」という言葉は嘘だったのか…。


--やっぱり この社には 神がいない


朽ち果てた水神の社、参拝者が来なくなったのはいつから? 昔、大きな川に子供が流されるのを祟りだと恐れて建てられた社。人に必要とされて生まれた神は人なしでは存在を保てず、お隠れになったヨノモリ様。それでも神使の仕事として社を守り続けてきた瑞希はまるで、ミカゲが去った後も20年間ずっと、帰らぬ主人を待って社を守り続けてきた巴衛のよう。「優しいんだねぇ奈々生さん」とここでずっと一緒に暮らそうと言う瑞希。巴衛が自分を捜してると謝る奈々生。
ようやく駆けつけてきてくれた巴衛、「無事で良かった…」とかすれるような声。それだけでなにもかもチャラになる、奈々生の心。
巴衛は瑞希のよりどころ、自分が消えても一人で泣かないでと約束したヨノモリ様の梅の木ごと社を燃やそうとします。そんな巴衛を、ずっと一人で梅の木を守ってきた瑞希の孤独を理解できる奈々生はとめます。一緒にいてあげられないことを謝り、寂しくなったらまた梅の木を見に来ると約束して。実の父に去られ親戚も帰る家もなく、迷い込んだ廃神社を20年間ずっと守ってきた巴衛を知り、「孤独」ということを理解している奈々生ならではの優しさです。ぐっと来ます。奈々生自身も本当は相当寂しいと思うんですよね。騒ぎに巻き込まれたり巴衛の態度にイラっとしたりすることでかなり救われている気がします。
巴衛は転んだだけで血が出る、簡単に死んでしまうのかもしれないこんな危うい人間の奈々生が自分の神なのだと、壊れないように壊さないようにと優しく手を繋ぐ。

そんな騒動もあり、熱を出して寝込んでしまう奈々生。巴衛は変化の術で出席日数のやばい奈々生に化けて、代わりに登校します。バックに華が飛び心なしか胸も大きく、神々しいオーラの出ている、巴衛が変身した奈々生。久々に登校してきたKURAMA天狗と張り合ってしまいます。
英語の教科書の外国文字が読めない巴衛、音楽の授業ではプロ歌手のKURAMAには敵わない。アイドルの顔面を殴りつけた奈々生=巴衛にKURAMAは学校の瘴気(しょうき)が濃くなってると忠告します。暗闇はあちら側への入口。この瘴気、どこかで入口が開いたのかもしれない。
痴漢まがいの低級妖怪を逃がしてやる巴衛。外見が奈々生の巴衛に鞍馬は「あいつのいない時は無茶するな」と優しい言葉。「では 明日から巴衛に出てきてもらわねばな」と言う、奈々生の姿の巴衛。
風邪で寝込んでいる奈々生の元には、巴衛がいないと聞いて会いに来た瑞希。元々野狐(やこ)だった巴衛は奈々生の前では相当猫かぶってるんだなと瑞希、そんな風に巴衛のこと言わないでと奈々生。「一緒にいる私が 一番 巴衛のことわかってるから 誤解され易い奴だけど…優しいところもあるんだよ」。それを聞いた、奈々生より前から巴衛を知っている瑞希は「時廻(ときまわり)の香炉」で奈々生に巴衛の過去、その本性を見せます。
少しだけ時の狭間で遊ばせてもらう奈々生、その魂は自分が生まれる遙か昔の過去に遡り、目に映ったのは悪羅王(あくらおう)とつるみ、欲望のままに村人を漁る、見たこともない知らない野狐の巴衛。過去の世界で奈々生がその体に乗り移った「雪路(ゆきじ)」という村娘、この後の展開への伏線です。


こんな野狐は巴衛じゃない。目覚めた奈々生は巴衛に会えたかと訊かれて「…会えなかった」と否定します。学校から帰ってきて瑞希が社にいるのにキレる巴衛。何もされなかったか、熱はまだあるかと訊く、自分の知っている巴衛の優しい手。
主のいない瑞希は奈々生というご主人様を見付け、そのご主人様に愛されている巴衛が羨ましくて仕方ないわけです。そして「寂しい」という気持ちを理解してくれる奈々生の優しさにぐっと来ます。

この手だ
優しい 巴衛の手
私の知ってる巴衛
この人で良かった--
巴衛で良かったよ




寂しい心を分かってくれる奈々生がcute!

第1巻~第2巻


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最終更新日  May 22, 2009 01:55:30 PM
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