cocoa 88

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2010年08月22日
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6年前まで勤めていた会社に先月の21日で40歳になった独身男がいました。

事あるごとに「100キロを維持しているのだ」と豪語。

勤めていた会社は以前は都内にあったのですが移転して隣りの埼玉県に。
最寄駅のJRの駅前から流通団地の中にあるため流通団地専用のバスで行くのですが運行は月曜から土曜のみで日曜祭日は運行ありませんでした。
会社は年に何回か日曜出勤ありでしたが祝日は常に仕事でした。
※日曜以外は任意で月二回休める事ができます※
そのため祝日は車通勤の人か配達をお願いしている運送会社の方が自家用車かマイクロバスで最寄駅まで迎えに来てもらっていました。
祝日は上げ終いで3時に退社でした。

マイクロバスで最寄駅まで送ってもらうためいつもの場所に会社のある5階から下りて行くとまだ着てなく100キロマンが「ちょっと見て来ます」 と言っていなくなった間にマイクロが入れ違いに来ました。
マイクロバスと言ってもワンボックスで運転席と助手席以外の後ろの座席はないタイプのでした。
10人乗るとすし詰め状態でその時は1駅隣りにある部署からお手伝いの方が2人来ていました。
100キロマンを除くと助手席入れて11人だったため全員乗ったら即時出発。
走り出してしばらくしたら100キロマンが現れ姿が見えたのですが定員オ-バーになるため停まる訳にはいきません。
「次長はじめ車で来ているのがまだいるから上に戻って事情話せばいいだろう」
「反対側にしばらく歩いていけばT鉄道のK駅まで行くバス停があるからそこまで行ってバス待っていればN駅からバスくるよ」
と口々に。
翌日訊いたら最寄駅まで歩いたとの事。
最寄駅までは7キロあるため車で20分から30分かかるから歩きだと小1時間かかる計算になります。
周りは5キロぐらい田圃で最寄駅まではほぼ一本道なのですが道間違えて1時間半かかり足が痛くなったとも。

バスルートは後ろ脚がない椅子のシルエットを思い浮かべていただければありがたいです。
次長にその一件が知れてしまい(たぶん100キロマンが馬鹿正直に話したのでしょう)「今度から必ず人数確認の点呼するように」と小言を…。





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最終更新日  2010年08月22日 06時08分58秒
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