ユグドラシル

ユグドラシル

映画レビュー


<カ行>
仮面の男(吹き替え)

ルイ14世に双子がいた?という話。しかし話はとてもおもしろく三銃士ファンなら必見だろう。
ところでダルタニアンって実在の人物だっけ?
ディカプリオの吹き替えが草尾毅だったのも違和感があったなぁ
しかし剣を重ねて「我らは一つ。栄光の銃士」と語るところは格好よかった!!

出演

ルイ14世/フィリップ       草尾毅
ダルタニアン            津嘉山正種
アラミス              田中秀幸
アトス               大塚忠芳
ポルトス              銀河万丈

交渉人(ネゴシェーター)(吹き替え)
交渉人のダニーが自分の冤罪を晴らすために交渉術を駆使して、組織と対決していく話。同じ交渉人のクリスとともに時には反発し、時には協力しながら真相へせまっていく。そして意外な犯人が、、、、。

「説得には否定的な言葉を使わず、相手の選択支をせばめないように交渉する」といったテクニックや何か目に見える物について聞いた時相手の目が左上に動けば事実、右上に動けば嘘といった神経生理学も応用したエピソードも盛り込まれているので実生活でも役に立つかも!?


ダニー         手塚秀影
クリス         家中宏
カレン         沢海陽子


<サ行>
SPIRIT

実在した霍元甲をモデルにした話だが、作りは水戸黄門っぽい手法。
事実としては精武体操学校の創設者である事と外国人と試合をした事以外はかなり脚色しているようだ。(ドキュメンタリーでなく映画という娯楽なのだから、それはそれでいいと思うが)。
映画でも日本人?に毒殺されたされた事になっているが、実際は持病の喀血病により死去している。
形意拳や太極拳の奥義には雷声といって肺に負担をかけるものがあるらしいがこれが原因なのか、持病の喘息が原因であったのかはわかりかねるところではある。

映画としてみると、相変わらずリー・リンチェイ(ジェット・リー)の武術は素晴らしいし、映画の間に人生訓も含まれていてなかなか良い作品だと思う。
外国人との試合でも中村獅童以外は武術の専門家。唯一残念なのは中村獅童の殺陣。刀を使っての殺陣はなかなかよかったが、素手の格闘があまりにもひどすぎた。
それ以外は文句のつけようのない作品である。
ジェット・リーもこの作品を最後にアクション作品から引退して、別の道に進むそうで残念ではある。


SPRIT スピリット 特別版/ジェット・リー


女帝キャサリン(吹き替え)

◇概要
ドイツ貴族の娘エカテリーナはロシア皇太子の妃となるが、政略結婚の二人の間に愛情は芽生えず、女帝エリザベートはエカテリーナに愛人を与えその子どもを宿らせる。宮廷内の愛憎渦巻く中でエカテリーナは真の愛を求めつつ、自らの手に巨大な権力を握ろうとする。


正にレデコミの主人公にはピッタリな歴史上の人物といえる。(実際「ベルバラ」で有名な池田理代子が漫画にしているが評判はイマイチか?)
ただ史実よりも夫ピョートルが随分マシに描かれていたのと、エカテリーナがあまり野心的でなく、農奴解放に積極的な下情に通じた人物として強調されていたのは少し気になったが。
しかし、フランスではルイ16世がピーの為に革命が起こり、ロシアではピョートルがピーの為に革命が起こった事を考えると、ヨーロッパで割礼があれだけメジャーなのも分かる気がしないではない。

出演

キャサリン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 魏涼子)
ベストゥージェフ(ブライアン・ブレスド 長克己)
ポロンツォフ(イアン・リチャードソン 石井隆夫)
エリザベス(ジャンヌ・モロー 紗ゆり)
ポチョムキン(ポール・マッガン 坂口賢一)
ピーター(ハンス・ヤニッケ 根本泰彦)
シュベリン(ホルスト・フランク 柳沢栄治)
シュシュコフスキー(カール・ジョンソン 樫井笙人)
プガチョフ(ジョン・リース=デイビス 北川勝博)
ボロツォバ(ベロニカ・フェレス 吉川亜紀子)
オルロフ(マーク・マッガン 河相智哉)

<タ行>
<ナ行>




<ハ行>
2人の男と1人の女
ジム・キャリーの吹き替え版をさがしていたら、前日に紹介した「マン・オン・ザ・ムーン」とこの作品だけあったのでとりあえず、見てみた。(本当は「トールマンショー」を見たかったのだが)

しかし、予想を裏切り、かなり爆笑させられた。一応R指定という事なので、高校生か大学以上でないと見れないが、大人ほど爆笑間違いナシの作品だ。

簡単なストーリーは、キャリーの演じるのはロードアイランド州の温厚な警官で何をされても決して怒らない男。
しかし、その一方で蓄積された腹立ちが別人格として現れて騒動を起こすというもの。

リアル版マスクと紹介した方がわかりやすいだろうか?しかし、この別人格の方も決してほめられた性格ではないのだが・・・・。

この作品に教訓があるとすれば持つべきものは、優秀で愛情ある子供という事だろうか?
(というかこの子供達なしには、物語は成り立たないのである。)

しかしながら、知能の健全な発育の為には、遺伝よりも愛情豊かな幼年期をすごしたかどうかが重要であるという事が現在では証明されている。
逆にIQに恵まれながらも、不幸な幼少期を過ごしたために、天才的な猟奇殺人犯になった例はアメリカでは、少なくない。

そうした意味では、この子供達も十分愛情に満ちた幼年期を過ごした事だろう。
勿論映画の世界の話ではあるが、現実の話(ドキュメント)として捉えてもそう違和感がないので不思議ではある。

最もいくら陽気なアメリカ人でも本当にここまでのお人よしがいるとは思えないが・・・・。
ビギナー
裁判員制度の導入も近い中、裁判所ってどんなトコ?という
不安を持ってらっしゃる方も多いのではないだろうか?
そこで裁判員制度の始まる前に見てもらいたい作品がこれ
「ビギナー」である。

日頃の生活で感じる 受忍限度 権利の濫用
などの法律問題も出てきますので必見です。

一般公募でヒロインを募集するという過去に例のない方法で製作されたドラマのBOXポニーキャニオ...







<マ行>

マン・オブ・ザ・ムーン
ジム・キャリーの映画で面白そうなものを探していたら「笑いに生涯を費やした男」というようなサブタイトルがあり、借りてしまった。
アンディ・カフマンの一生を描いた作品である。
ちなみに、ジム・キャリー演ずるところのアンディ・カフマンとは
実在した天才コメディアンで、ほぼドキュメンタリーとの事である。
ちなみに題名から宇宙人的な発想の持ち主かとおもいきや、
そうではなく、フランスでは「天然な人」「いつもぼんやりしてる人」
のことをいう事からきているらしい。
いつも何か別の事を考えて、みんなに理解されない人・・・。でもとっても素敵なことを考えてる。

・・・というような意味らしい。

ちなみに今のとんねるずや極楽とんぼなどは、この路線を継承していると
いってもいいだろう。もちろん、干されない程度にかなり毒は薄めているようだが・・・。

確かに前半では、ハチャメチャで、個人的には面白みに欠けた。
しかし、客にイヤミをいって場を盛り上げるという手法の開発者であり、
恐らく本人葬というのも、多分この人が最初ではないだろうか?

映画の中で彼は人を笑わせる秘訣は何かと、ヨガの指導者に聞く。
するとその指導者らしき人間は「沈黙だ」と答える。
この時にアンディは、笑いとは人の予測をつかない事をする事(ハプニング)こそが笑い(ショー)の原点だと悟る。

その為には相手の予測を常に裏切り続ける事をしなければならないという
思いにかられ、それはやがて暴走の度合いを強めていく。
そしてやがてガンにかかってしまい、奇跡を求めてフィリピンの心霊治療に
いくが、そこで心霊治療がトリックである事を手術の直前に気づいてしまう。

そこで彼は、心の底から笑うのである。
ハプニングなど計算して作らなくてもそこいら中にあるではないかと。
あるいは人を欺き続けてきた自分が見事に騙された自分に対する嘲笑であったのかも知れない

そして念願であったカーネギーホールで最後のイベントを行うのである。
そして感動のラストシーンへ・・・・。

最後まで見終わった感想としては、後半に盛り返したせいかかなりいい映画だと思う。
機会があれば、アンディ・カフマンについても詳しく知らべてみたい気にもさせられました。
<ラ行>

ライフwith マイキー
かつて人気子役スターだったマイケルは、今はタレント・エージェントとして、兄と一緒にしがない子役専門の芸能プロを経営していた。だが金の卵を持たない会社は、仕事にありつけず倒産寸前。そんなある日、マイケルは、街でアンジーという少女に出会う。アンジーはマイケルの財布を盗んだスリの少女だったが、捕まっても大人顔負けの演技で、その場を切り抜けてしまう。その大胆な女優っぷりに感心したマイケルは、アンジーを子役タレントとして自分の会社に引き入れる。親の愛に飢えたアンジーは手のかかる問題児だったが、その悪ガキぶりがクッキー会社の社長に気に入られ、アンジーはCMガールとして初仕事に取りかかることになり…。
マイケル・J.フォックスが子役上がりのエージェントを演じる、ハートフルなヒューマン・コメディ。子役のクリスティーナ・ヴィダルとの丁々発止の絡みが、観る者の笑いと涙を誘う。

個人的にはマイケル・Jの最高傑作だと思っています。
特に30代以上にお勧め。
ライフ with マイキー【VWDS-3802】=>ライフ with マイキー




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