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2025年04月17日
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カテゴリ: 柔術
居合の動画を見ていてふと思ったこと。

 柄の握り方がいろいろとあるのだが、なんでだろう?と。

 居合ではBB弾を斬ったりとか鉄を斬ったりとかテレビでも紹介されていた町井さんの動画を見ていたときに、こう言われていた。

 「右手は鍔元に、左手は右手に寄せて」と。

 バットやゴルフクラブを握るようなイメージだ。

 彼が言うには、「剣道のように左手で柄頭あたりを握るのは江戸後期になってからで、茎は柄のなかほどまでしか入ってないから、手を離して握ると柄が折れてしまう」と。

 なるほどと思いながらもここで一つ疑問が。

 だったらなんで柄にしっかり通せる長さの茎にしないんだろう?と。

 柄は木で作られており、2枚のパーツを合わせているので、強い力が働いたとき、茎が中ほどまでしかないってなければ柄が折れることがあるのは分かる。



 ということで気になって調べてみたところ...

 結論から言うと「人によって違う」ということ。

 両手を付けた方がいいというのもあれば、離した方がいいというのもある。

 それぞれにそれらしい理由があり、まあどれも「そうだよね」と。

 昔の刀、特に太刀は柄の短いものがみられるが、別に両手を付けて握るからとか茎が短いからというものではなくて、馬上で佩刀し、片手で太刀を振るからではないかと思う。

 騎馬では左手で手綱を握っているので、太刀は必然的に右手で扱うことになる。

 そこに長い柄があったら邪魔になるだろうなというのは容易に想像できるからなあ。

 足軽が使っていた打刀なども、元々は柄が短かったのではないかと。

 それが時の経過とともに柄が長くなったとしたら、長くなる理由があったのだと思う。

 でないと、無駄に長くしても仕方ないからな。

 今使っている居合刀も右手を鍔元、左手を柄頭あたりで握ると、両手の間に数cmの隙間ができる。



 体が正面を向いたままだと少し窮屈になる。

 これは左右の手の間隔を詰めることで解消することができるが、そもそも斬り下ろしたとき、右足を踏み出すので、問題はないわけだ。

 なので、結論を言うと、「どれでもいい」ということになるんだが、茎が短いからというのは、そういう刀の場合は両手を詰めて握るというのが正解のような気がする。

 茎が長いものもあるから。

 剣道は離すけど古流では詰めるってのも、異論があったのでなんとも言えないな。



 それまでは個人個人でやり易い形で握っていたと思うし、個で指導をしていたときはその人のやり方が伝わったのだろうからな。

 ということで、結局のところは「これだ!」ってのはなかったということだ。





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最終更新日  2025年04月17日 05時54分36秒
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