ルイ14世の宮廷生活 (54)
ルイ14世の親政がスタートしても、ヴェルサイユ宮殿への移転が行なわれるまでは、サロンがフランス文化の中心でした。評判のサロンには、詩人や小説家、劇作家、音楽家、画家、学者らが招かれ、自作を朗読して、サロンの女主人や客人の批評を聞き、その評を受けて、作品の出来を判断し、評価が高まり安定するに従って、作品を世に問うことが珍しくなかったのです。
音楽作品も、オペラやバレエもサロンでの演奏や上演で評判を得て、その上で公開されることが多かったのです。フランスバロック音楽の巨星だったラモーも、サロンで自作を発表し、賛辞の嵐を受けてから出ないと、自作を公表しなかったほどでした。劇作では、コルネイユやラシーヌらが、やはりサロンでの評判を足場に、大をなしています。
しかし、太陽王と讃えられたルイ14世が、本格的にヴェルサイユに腰を落ち着けると、記述のように貴族たちは、老いも若きも競って王を追ってヴェルサイユに移り住み、王の恩寵に預かって、宮殿内に居室を与えられる特権を得ようと、王の下に日参する日々を送るようになると、パリのサロンは、しばらくの間は成り立たなくなってしまいます。
この次期、あらゆるフランスの文化は、全てヴェルサイユ宮殿から発するようになったのです。詩人も小説家も、劇作家や音楽家も、全てヴェルサイユ宮殿に伺候して、宮殿の中庭やホールなどで、コンサートが開かれ、オペラやバレエ、そして演劇などの催しが、開かれたのです。
続く
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