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2014.04.24

クロニクル　第1回日本ダービー開催

1932（昭和7）年4月24日

82年前になりますね。この日、東京府下目黒町の競馬場（通称目黒競馬場）で、第１回日本ダービーが「東京優駿大競走」の名で開催されました。

ところで、この試みは、主催の東京競馬倶楽部が、馬体の改良と馬産の新興を目指して、世界的に人気の高かった本場イギリスのダービーにあやかろうと始めたものでした。

距離2400メートル、出走馬は4歳の19頭でした。前夜から降り続く雨中の重馬場での出走でしたが、観衆は9300人を超える人気となりました。

さて、レースはというと、１番人気の大本命ワカタカが、圧倒的な強さを見せ、２着に入ったオオツカヤマに４馬身の差をつけるぶっちぎりの優勝でした。

馬の名前も現在とは違いますね。当時の馬券は１枚20円。大卒初任給が教員で70円程度の時代ですから、現在の馬券に比べると、遥かに高額でした。まさに当時の馬券は、金持ちの道楽といった趣きだったのでしょう。

ところで、本場イギリスのダービーについて一言。こちらの起源は1780年の5月。主催者のダービー伯爵の名を冠してダービーと呼ばれました。伯爵はトーリー党（現在の保守党の前身）の大物の１人で、1850年代と60年代に３度首相を務めた実力政治家でした。　競馬が当時の上流階級の娯楽として誕生したことが良くわかりますね。

本場のダービー、さすがに高齢のエリザベス女王夫妻は現れませんが、王族を中心に上流社会の社交場としての機能を、現在でも果たしています。

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最終更新日 2014.04.24 11:43:27
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■コメント

Re:第1回日本ダービー開催　24日の日記(04/24)

歩世亜さん

今晩は！

競馬は戦後始まったかと思っていましたが昭和初期からあったのですね。 (2014.04.24 16:31:48)

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Re:第1回日本ダービー開催　24日の日記(04/24)

吉祥天2260 さん

馬は美しいし走る姿はさらに美しいと思います
羽田からモノレールに乗ると大井競馬場前でつい馬は見えないかと探してしまいます
厩舎のあたりで馬が見えるとなんだか得したような気持ちになれます (2014.04.24 17:13:55)

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Re:第1回日本ダービー開催　24日の日記(04/24)

トンカツ1188 さん

こんばんは

馬券が凄く高かったのですね

一般の人が　参加できるようになったのは

戦後でしょうか

本場は今でも格式があるのですね (2014.04.24 22:11:51)

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Re:第1回日本ダービー開催　24日の日記(04/24)

しいな☆pinkrose さん

競馬はあまり詳しくないですが、お馬さん綺麗ですよね♪

ライヴへのコメント、ありがとうございました、嬉しかったです(*^^*)。 (2014.04.25 00:18:20)

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Re:第1回日本ダービー開催　24日の日記(04/24)

Mrs. Linda さん

あっ、そんなんですか。どうしてダービーと
云うのかと思ってました。随分昔からあるのですね。走る馬はまさに芸術品です。

日本人は西洋人のやる事なら、何でもチャレンジするところが流石です。 (2014.04.25 04:36:45)

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