Hallo!

Hallo!

続・スイ山

Engelberg Titlis


2006.03.31~04.02

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リフトの上から。


週末を利用して行ってきたスイス、エンゲルバーグ。

フライブルグから車で約2時間半の道のり。


友達夫婦、ジェスとパボー。今年の10月にはジェスの故郷、アメリカに夫婦そろって移住することになっていて、

その前にぜひ、ヨーロッパアルプスでスキーしたい!との彼らのかねてからの計画がやっと実現した。

ハイシーズンは終わっているものの、まだまだいい雪が期待でき、

仕事に差し支えない週末に行ける距離、ということで

スイス、エンゲルバーグに決まった。山の名前は、ティトリス山。


ここは去年の夏に、これまた彼らと一緒にスイスに小旅行した際、

訪れた山、ピラトゥス山(こちら→ スイ山とイタ海 )のお隣さんにあたる山。

ジェシカが手配したユースホステルに2泊して、2日間スキーを楽しんだ。


行きの高速で早速、事故渋滞にはまり、5時間もかかって到着したエンゲルバーグ。

ジェスとパボーが泊まった部屋は、ツインベッドのシャワー付き。

着いた時に荷物を運ぶがてら見たら、綺麗で明るくてなかなかの部屋だった。

私たちの部屋はその上の階の、ツインベッドのシャワー無し。

シャワー付きの部屋がもうなかったらしい。それはともかく・・・。


開けてびっくり。え、牢獄?


横2m、縦3.5m、天井は半分屋根により下がってて、窓は30cm四方が二つ・・・。しかも全開できない窓。

床はくら~い茶色とベージュの変な模様、電気一個だけ。しかも暗いオレンジ色。


えええ・・・・。うーん。

この差はなに?私たちの部屋だけ、改装してないらしく、同じ階のほかの部屋をチラ見したら、

ジェスの部屋と同じように、明るく、綺麗だった。

これでお値段、たったの5フランしか違わないなんて・・・。詐欺だわ。

ま、2泊だしな・・、と言い聞かせ荷解きにほどき。


翌日、土曜日は朝7時起床で朝食を取り、早速山へ。

車で3分(歩けば?)の所に最初のゴンドラステーションがある。

二日間券を買って、パボーのスキーと靴をレンタルし、とりあえず地図にある、一番高いところまで行ってみることにした。


ケーブルキャビンからゴンドラ、ゴンドラから次のゴンドラ、そこから階段で5階まで上がってやっと頂上に出た。

雪はいい感じ。天気も上々。

私は始めてのスキー場ということでちょっとナーバス気味・・。


思ったより急な坂(?)が多く、体が反応しないわ~、たいへん。

無理にターンしようとしたりしてヒザがちょっと痛くなった。

ジェスとパボーも大丈夫そう。初心者なのかと思いきや、普通に滑ってるじゃん。

でも本人達いわく、最初からこんな急なところは辛い、もっと低いところに行く!とちょっとパボーお怒り。

余裕で滑ってるように見えたんだけど・・。まぁいいや。


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ピステ


午後は二手に別れ、私たちは上に留まり、2時間後にまた落ち合うことにした。

その間、旦那さんはオフピステスキーを楽しみ、私は結構へろへろになっていたので、

中継地点の休憩所で、スイス産おいしいドリンク、リベラを頂いた。


夕方、ユースに戻ってシャワーの後、みんな意思に反して思わず昼寝。

は、っと気づいたらもう6時半だった・・。おいおい、町に繰り出そうぜ、ってことでそそくさと外へ。


しかし全てのお店は6時閉店で、ただのお散歩になっちゃった。

でもこじんまりしたこの村は居心地がいい。

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この近辺の消火栓は皆かわいくペイントされていた

村のはずれに大きい修道院があり、ふらっと立ち寄ったら丁度土曜日のミサが行われるところで、

敬虔なクリスチャンのジェシカは参加したいらしく、1時間後にここで、と約束して私たちは外に出た。


猛烈にお腹がすいていたので(元々レストランを探して歩いていたのだ)、

彼らを待たずに私たちだけで夕食を済ませた。

イタリアンにしたんだけど、ここのピザもパスタもめちゃくちゃおいしくてびっくりした。

予約なし?一応席あるけど8時までに出てください、とかいう素晴らしい接客を受け気分を害すも、この味に免じて許してつかわそう。


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通りに飾られてあったショーケース。何年くらいこのままなんだろう・・。


二日目も快晴。昨日気を抜いて日焼け止めをしっかりしてなかったパボーは見事にピンク色になっていた。

パボー、それじゃアナタ本物の子○タちゃんじゃないの・・・。
(パボーはお鼻が上向きで、顔が丸いので連想させるんです、ある動物を・・)

とは言えないので、パボー!今日はちゃんとぬらなきゃダメだよ!クリーム!

と皆で言い聞かせる。もう手遅れだよ、と言いつつぬりぬり。

塗りすぎで真っ白になってしまったけどそれくらいで丁度いいかもしれない、今日の天気。


2本滑ってジェシカにハプニング。昨日ブーツが合わなかったのか、すねに大きなコブをこさえてしまった彼女。

そこが痛くてもう滑れない、と 泣き言 無念のギブアップ。

まだあと4時間はあるというのに・・。

ジェスとパボーはホントに一心同体というか、見るからに体の弱いジェシカをいつもいつも気遣うパボー。

今回もパボーはジェシカに付き添い、午後を待たずにスキーを終えたらしい。

さて、私たちは何をしていたかというと、スキー。更に、スキー。

旦那さんはこの山がすごく気に入ったみたいで、来年の冬は全週末をここで過ごす!と意気込んでしまった・・。

いいけどさ。

3時くらいにスキー場を後にして、村のカフェでコーヒーを頂いて、フライブルグへの帰路に着いた。

帰りはすいすい進んで2時間半で家まで着いた。近いなぁ。

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メイン(?)通り。



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