●『デューク・エリントン』はジャズのビッグ・バンド「デューク・エリントン楽団(オーケストラ)」のバンド・リーダーで、 ジャズ・ピアニスト、アレンジャーとしてだけではなく、作曲家としても、たくさんの曲を世に送り出した、 アメリカのジャズ、音楽界を代表する偉大なアーティストです。 デューク・エリントン楽団のテーマ曲である「Take The "A" Train(A列車で行こう)」は、 日本で最もよく知られているジャズ・スタンダード・ナンバーのうちの一つでしょう。 「Satin Doll (サテン・ドール)」、「It Don't Mean A Thing(スウィングしなけりゃ意味ないね)」など、 多くのスタンダード・ナンバーがデューク・エリントン楽団から生まれ、広く愛され続けています。
1931年2月にコットン・クラブを辞め、それからはツアー・バンドとして活動していきます。 そして、アメリカの恐慌期を、ヨーロッパ・ツアーへ出ることで乗り切りました。 1930年代、エリントン楽団は順調に発展していき、 「It Don't Mean A Thing(スウィングしなけりゃ意味ないね)」などのヒット曲が生まれます。 1930年代末には、後に「Take The "A" Train(A列車で行こう)」などを作曲し、 編曲やピアニストとしてデュークの片腕となる、ビリー・ストレイホーンが入団します。 それに続き天才ベーシストのジミー・ブラントン、テナー・サックスのベン・ウェブスターが入団して、 ジョニー・ホッジス、クーティー・ウイリアムらが共に在籍していた1940年代前半は、 デューク・エリントン楽団の絶頂期となりました。