All The Things You Are

December 18, 2005
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類
『Baltimore Oriole』(ボルティモア・オリオール)

この曲はホーギー・カーマイケルの作曲、ポール・フランシス・ウェブスターの作詞で、
映画やミュージカルとは関係なく1942年に作られたものです。

1945年に、へミングウエイの原作でカーマイケル自身も出演した映画「To have and have not」で、
インストゥルメンタルの曲として使われました。
そしてこの年に「The stork club」「Johnny angel」などの映画にも使われました。

変わった雰囲気の曲で、特別ヒットしたというわけではありませんが、
ごく一部の歌手と熱烈なファンの間だけで好まれている、かくれたスタンダード・ナンバーと言えるでしょう。

「この曲は“現代のおとぎ話”だ」と言われ、

それでいてこの曲があまり有名にならないのが不思議だ。
たぶん、これはとていい歌詞なのだが、
それが鳥の恋のたわむれだけを扱っているからなのだろう」
というふうに言われています。

ちなみの私が持っているスタンダート・ナンバーの楽譜集には載っています。

*****

●ボルティモア・オリオール
Baltimore Oriole

作詞:ポール・フランシス・ウェブスター
作曲:ホーギー・カーマイケル
1942年



ボルティモア・オリオール(*1)が温度計に目をやったら華氏(*2)40度以下さ
雪の中で羽を引きずりまわすなんてレディーの生活じゃないって
さみしい僕を置いて彼女はタンジパホ川へ飛んでいってしまった
そこでオリオール嬢は
可愛い娘にはすぐに手をだすブラックバード(*3)に出会っちまったのさ


ボルティモア・オリオールはあの大口野郎とかかわっちまった
奴があの娘の羽をだめにするまでね
許すしかないよ
女性にはよくあることだから仕方ないさ
でもあの娘を故郷へ帰しておくれ
あの娘の鳴き声がない故郷なんて故郷じゃあないからね
さみしい男を幸せにしておくれ、ボルティモア・オリオール
その枝から降りてきて、僕のところへ飛んできておくれ・・・




【参考】

■(*1)Baltimore Oriole(ボルティモア・オリオール)とは、

北米産のoriole(ムクドリ)の一種で、
正式には「ボルティモア・ムクドリモドキ」という名前の小鳥。


■(*2)華氏温度

〔「華氏(かし)」は考案者のドイツ人ファーレンハイト(Fahrenheit)の中国音訳「華倫海」による〕
一気圧での水の凝固点を32度、沸点を212度とする温度目盛り。
アメリカなどで使われている。
「°F」 で表記する。
摂氏(せっし)(セ氏)温度との関係は C=5(F-32)/9 で表される。
カ氏温度。

ということで、ここで言う「華氏40度以下」とは「摂氏約4度以下」ということです。


■(*3)ブラック・バード(blackbird)

北アメリカで、ハゴロモガラスなどムクドリモドキ科の数種の総称。





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Last updated  December 18, 2005 12:27:26 PM
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