All The Things You Are

January 15, 2006
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類
『Don't Explain』(ドント・エクスプレイン)

この曲は、ビリー・ホリデイが作詞、作曲し、アーサー・ハーズォグ・ジュニアの協力で仕上げたもので、
1946年に作られました。

この曲も、1941年に作られた「God Bless The Child」と同じように、
ビリーの怒りと悲しみの実体験から生まれました。

それは、当時のビリーの夫、ジミー・モンローがカラーに口紅をつけて帰宅。
なんだかんだと弁解をする夫に対して
「Hush now, don't explain!」
「黙って、言い訳しないで!」と叫んだことからできたと言われています。


この曲ができたいきさつについてビリーは次のように語っています。

「口紅を見つけたわ。
彼は私が見つけたことに気づくと、くどくどと言い訳を始めた。
立っていられなかったわ。
私にウソをつくなんて、彼がどこかの売女としてのける、どんなことより勘弁ならなかった。
私は彼の言葉をさえぎって、こう言ってやった。
“風呂へ入んなよ、あんたの言い訳なんてたくさんだよ”ってね。
“言い訳なんかするな”という言葉が、私のいまいましい頭の中をいつまでも駆けめぐった。
私は何とかして、それを頭から追い払いたかったのだと思う。
考え続けているうちに、それはみっともない光景から悲しい歌へと変わっていった。
じきに私は頭の中でフレーズを歌い始めていた。

ある晩、私はダウンタウンに出かけ、アーサー・ハーズォグの隣に座った。
彼はピアノでこの曲を弾き、歌詞を書きとめ、2フレーズか3フレーズ手直しして、
ほんの少しソフトに仕上げた。」

オリジナルのビリー・ホリデイは、1944年にデッカ・レコードでレコーディングされますが、
それは当時発売されず、(のちに別テイクとしてアルバムに入れられます)


このレコーディング当時、ビリーと夫ジミー・モンローとの夫婦生活は、すでに破綻していて、
ジミー・モンローはマリファナ密輸の罪を問われ刑務所に入れられており、
この間にビリーは新進トランペッターのジョー・ガイとの仲を深めていたときで、
このセッションにはそのジョー・ガイが参加しています。

この曲は、ほかに、ヘレン・メリルなどが歌っています。

*****

●ドント・エクスプレイン
Don't Explain

作詞、作曲:ビリー・ホリデイ、アーサー・ハーズォグ・ジュニア
1946年


黙って、言い訳しないで!
ただ、ここから出て行かないって言って
あなたが戻ってきただけで、私は嬉しいの、言い訳はやめて!
静かに、言い訳はやめて!
何の得があるの?
口紅のことはもういいの・・・
言い訳しないで!

あなたはわかっているはずよ
私があなたを愛してるっていうことを
愛しているからどんなことにも耐えるということを
私の心はすべてあなたのもの
だから私が想うのはあなたのことばかり
周りの人からあなたの噂を聞くと泣けてくるわ
あなたが私をだまそうとしているから
でも、ホントでもウソでもどっちでもいい
愛するあなたが私のそばにいてくれるなら

黙って、言い訳しないで!
あなたは私のよろこびと苦しみなの
あなたの愛こそ私の人生、言い訳はしないで!





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Last updated  January 15, 2006 12:57:40 PM
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