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May 26, 2006
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)



本名:Miles Dewey Davis 3(マイルス・デューイ・デイヴィス三世)
1926年(大正15年)5月26日、アメリカ、イリノイ州アルトン生まれ。
1991年(平成3年)9月28日、アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス、サンタモニカで死去。
65歳。




【ハービー・ハンコックの言葉】

『マイルスという人は、最初、何を考えているのか、さっぱりわからなかった。
しかし、一緒に演奏していくうちに、彼の意図が読めるようになったんだ。

でも、立ち止まって私たちを待っているような人じゃない。
いそいで、彼に追いつければいいけれど、追いつかなければ置いていかれてしまう。
だから、私たちはいつも必死だった。
ウエインもロンもトニーも一生懸命になって追いつこうとしていた。
それが結果として、いい形での競争につながったんだ。
マイルスのグループにいた約5年間は毎日が勉強だった。
彼が私に、そして私たちに何を望んでいるのか、
それを目標にプレイしたことで、いつのまにか成長していたんだね。
マイルスのグループは最高の音楽学校だった。
みんなそうやって成長していったのさ。
だから、マイルス・スクールの卒業生たちが、





よく「マイルスがジャズだった」と言われますが、
それは、彼が常に時代を先取りし、ジャズの最先端を行く音楽を創造し続け、
ビバップ・スタイルのあとのジャズのさまざまなスタイルを作り上げ、
それが、ジャズの歴史になったからです。

「ジャズ界の帝王」と呼ばれています。

しかし、「マイルスの音楽はジャズではない」とも言えるのです。
マイルスは常に変化し続けるアーティストで、彼は常に新しいことを求めていました。
人のやらないこと、自分独自のスタイルを追求し、
そのため、あげくのはてには、自分自身が作りあげたスタイルすら、
打ち壊してしまうようなことをしてきました。
ですから、彼の音楽は常に変化し、進化したあげく、
ジャズのワクも突き破ってしまうくらいのものであったと言えます。
ジャズのワクにもとらわれない、「マイルスの音楽」というものです。
彼の音楽がジャズのワクを超えたとき、「これはジャズではない」と言う人たちがいましたが、
それに対して彼自身、「オレの音楽をジャズと呼ぶな、マイルスの音楽と呼べ」と言っています。

ある音楽評論家は「人生、マイルスの音楽だけでやっていける。」と言っています。
それがジャズ人生ならばなおさらのこと、マイルスだけでいいということです。
それは、極端な言いかたをすれば、「ジャズはマイルスだけ聴けばいい」ということです。
というのは、マイルスを聴けば、ほぼすべてのジャズ・ミュージシャンが自然についてくるからです。

帝王マイルスがやってきた音楽が、ジャズ・シーンに与えた影響は計り知れません。
彼は、ジャズを、こんなにもすばらしいものにしてくれたのです。
そして、彼の残してくれた録音は、いつまでもわれわれを楽しませてくれるのと同時に、
音楽の未来への希望というものも与え続けてくれているのです。

偉大なアーティスト、マイルス・デイヴィス。





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Last updated  May 26, 2006 09:26:51 AM
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