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January 6, 2007
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テーマ: Jazz(2024)
カテゴリ: Musician
今日は、ジャズの革新的スタイル、「ビバップ」の創始者のひとりであるトランペット奏者、
ディジー・ガレスピーが亡くなった日です。

Dizzy Gillespie

●ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)

本名:ジョン・バークス・ガレスピー(John Birks Gillespie)
1917年10月21日、アメリカ、サウスカロライナ州チーロー生まれ。
1993年1月6日、ニュージャージー州イングルウッドの病院でスイ臓ガンの施療中死去。
75歳。

ディジー・ガレスピーは、アメリカのジャズ・トランペット奏者で、バンドリーダーで、作曲家。




1940年代のジャズ・シーンでは、スウィングからビバップへの演奏スタイルの移行が起こりましたが、

それにより、それまでのダンス音楽としての低俗的な一面を持っていたジャズから、
より高度で芸術的な鑑賞音楽としてのジャズへの転換を推し進めました。

ディジー・ガレスピーは本名をジョン・バークス・ガレスピーといい、
1917年10月21日に。ノースカロライナ州のチーローで生まれました。

父親はレンガ職人でしたが、アマチュア・ミュージシャンでもあり、その影響で音楽に親しみ、
14歳からトロンボーンを演奏するようになりますが、すぐにトランペットに転向しました。

一家がフィラデルフィアに転居した後、
18歳ごろから地元のバンドでプロ・ミュージシャンとして活動するようになります。
スウィング・ジャズ時代の名トランペッターであるロイ・エルドリッジ(1911年-1989年)に影響を受けたと言い、
ガレスピーは、より速くより高くを目標に、非常に高度な技術を追求していきました。

1937年に、そのエルドリッジの後任者としてテディ・ヒルのバンドに入団しますが、

また普通とは違う奇矯(ききょう)な振る舞いが目立ったことから、
同僚とはたびたびトラブルを起こしていました。
1939年にはエンターテイナーとして有名なキャブ・キャロウェイのバンドに参加しましたが、
ここでもリーダーのキャブ・キャロウェイとケンカをしたあげく、キャブに怪我を負わせてしまい、
1941年に退団します。


通常のバンドの仕事が終わった時間に、ニューヨークのジャズ・クラブに訪れては、
そこでメンバーを固定しないで行われるジャム・セッションに加わって演奏をしていました。

そこでは、ギタリストのチャーリー・クリスチャン、ピアニストのセロニアス・モンクや、
サックス奏者のチャーリー・パーカーらと共に、
従来のジャズであるスウィング・スタイルのリズムやアドリブを革新することを模索し、
新しいスタイルのジャズを探求することを行いました。
それはビバップという革新的なジャズのスタイルとして誕生することになり、
これこそがモダン・ジャズ時代の幕開けとなります。

1945年ごろからガレスピーは盛んなソロ活動を開始し、
チャーリー・パーカーと共に、このビバップを推し進めていきました。

1946年以降、何度もビッグ・バンドを組織し、リーダーを務めます。

そして、彼はキューバ音楽にも傾倒し、ラテン・リズムをビバップに取り入れ、
このリズムは、アフロ・キューバンという新しいリズムとしてジャズの形態のひとつになり、
この新しいラテン・ジャズは、アフロ・キューバン・ジャズと呼ばれるようになりました。

作曲家としては「チュニジアの夜」、「ビバップ」、「ブルー・ン・ブギー」、「ソルト・ピーナッツ」、
「マンテカ」、「ウディン・ユー」、「アンソロポロジー」など、数多くの曲を作曲し、
これらはジャズ・スタンダード・ナンバーになっています。

公民権運動の旗手、マーチン・ルーサー・キング師が暗殺された後、
すべての宗教、人種の融和を説くバハーイー教を信奉、生涯、反人種差別主義者でした。

若い時は奇行もありましたが、麻薬や飲酒にも深くかかわらず、
繰り返しビッグ・バンドを組織して海外公演を行い、
モダン・ジャズ界の大御所として晩年まで長く音楽活動を続けました。

1956年には米国務省初の親善大使として中東でツアーを行ったほか、
世界の17の著名大学から名誉博士号を授与されました。

途中から折れ曲がってベルが上を向いたトランペットと、
トランペットを吹いているときに異常に膨らむ頬(ほお)は、ガレスピーのトレードマークでした。

折れ曲がったトランペットを使うようになったきっかけは、
あるとき、客に、いすに置いておいたトランペットの上に座られたためベルが曲がってしまったのですが、
ガレスピーはそのトランペットが気に入り、その後特注で作らせ愛用するようになったと言います。

また、トランペットを吹く時に膨らむ頬は特異体質によるもので、
「ガレスピー・パウチーズ」という医学用語になり、
この頬に対する医学的研究のための検査に、ガレスピーは自ら協力したそうです。

そして、彼はエンターテイナー的な茶目っ気があり、
ライヴ・ステージでは歌を歌ったり、コメディアン的な仕草をしたり、
奇抜なファッションをしたりして聴衆に大きくアピールしました。
「Dizzy(くらくらする)」というニックネームも、このキャラクターに由来するものだそうです。

「音楽以上のものはない」が決まり文句でした。

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Last updated  January 6, 2007 10:27:56 PM
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