POEM


思春期の所為だもの。

貴方なら、判るでしょ?

苦悩・憂鬱・錯乱・恐怖

あたしは、じゅうとよっつの娘。

泣き叫び、「死にたかった」

ありきたりなのよ。

そういう“時期”だった。

目に写るもの、全てが灰色で、

動かぬ感情に、悲しみだけ感じてた。

毎日が坑鬱。

何も考えず無邪気に笑えた幼少時代

アルバムを捲っては・・・泣いた。

それもこれも、時代の所為で、思春期の仕業だった。

家に帰してよ・・

そんなんじゃないから・・・

わたしの心は、汚れちゃいない。

わたしの心は、衰えちゃいない。

わたしの心は・・・・

膝を抱えて、隅っこで泣いた・・

思春期の所為だもの。

貴方なら判るでしょ?判ってくれるでしょ?

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