POEM


突然

痒みに襲われて

肌が爪を求めた


喉が熱くて

「私の胃には5キロの錘が詰まってる」


錯覚と幻聴に苛まれ

セヴンスターは充満する


いっそ殺めて

沈めてしまえ

焼き払え

生命(いのち)のループ


魂が泣いていた

この指は何壱つ掴めない事

知っていた

ずっと


「そろそろ終止符が必要だと思うの」


きっともう

この身体、持たないと思います。

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