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これらは、私が今、夢中で読んでいる本である。 『 今度、“ナイロビの蜂”って映画が封切りされるらしいよ。新聞で、あらすじを見たら、ちょっと興味が沸いて…一緒に観に行きたいなぁ…って思ったけど、でも、今はそんな時間も無いから、本でも読んでみるか? 』ひと月程前…、遠方に居る主人からそう言われ、私は早速ネットで注文した。…しかし!・・・またやってしまった (/д
May 6, 2006
数日前から読み始めたこの本…。『博士の愛した数式』以前から気になってはいたが、文庫化された機会に、買ってみた。過去の事故により、記憶が80分しか持たなくなった年老いた天才数学者…。そこへ通う、シングルマザーの家政婦とその息子の3人が織り成す、何とも悲しくも、温かいラブストーリーである。数字のマジックに魅せられ、嘘の様にグイグイと物語の中へ引き込まれて行く。文章の端々に愛が感じられ、読み始めから、感動する場面が多々ある。先日、映画化された事もあり、今、話題の作品である。機会があれば、是非映画も観てみたい。映画『博士の愛した数式』公式サイト
January 26, 2006
先日、重松清の『流星ワゴン』と言う本を買った。家庭が崩壊してしまい、生きる気力も無くし、もう死んでもいいと思いながら帰路に着いた38歳のサラリーマン…一雄。そんな彼の前に、5年前に事故死をしたと言う、ワゴン車に乗った不思議な父子が現れる。そして、そのワゴン車は時を超え、人生の岐路となった地点への旅が始まる。そこで出逢った、自分と同じ38歳の頃の父…。父親の生き方が大嫌いだった一雄は、自分の知らなかった父親の姿を目の当たりにし、そして、自分の知らない家族達の姿をも垣間見て…、人生をやり直そうと決心するのだが…。重松清と言う著者の作品を読んだのは初めてだった。この本と一緒に、『その日のまえに』と言う作品も買った。こちらも感動物らしい…。早速、今日から読み始める事に…。
December 12, 2005
design++dalu++★☆★★●●☆★★●●●先日、買った『猫のなる木』ようやく、一昨日読み終えた。ノラ猫になったジュウベイが、初めて知った世界で、沢山の仲間達と出会い、そして、共に、幾多の、喜びや悲しみを経験していく…。さすがに、常日頃から猫になりたいと言う作者だけに、猫の視点から見た世界を細かい所まで、とても上手くリアルに表現されているなと感じた。『出会いも別れもきっと偶然じゃない…。』そう言ったジュウベイの言葉に、私は、とても感銘を受けた。【猫のなる木】…とても温かな物語…。何かしら、心の中にほんわかとした感触を残してくれた。これからは、ノラ猫たちを見る目がほんの少し変わりそうな…そんな気がする。●●●★★☆●●★★☆★
November 4, 2005
先日から気になっていた本…。【猫のなる木】が今日届いた。これは、私が“お気に入りリンク”させて頂いている( りょうさん0622 ) 水本良平さんが書かれた本である。ノラ猫の【ジュウベイ】が主人公となったstory。表紙には、とっても可愛い猫ちゃん達のイラストが…。先日、買った本もまだ読み切っていないが、これを手にした瞬間から、とっても気になり早速、読み始める事にした。感想は、また後日…お楽しみに…。
October 29, 2005
先日、こんな本が読みたいと、紹介させて頂いた本…。色々と手違いもあって、今日、ようやく揃った。読む限りは、前編から…と、両方購入した。この秋は、いろんなジャンルの本に挑戦したいと思う。
October 11, 2005
今日、書棚の整理をした。…今までに読んだ文庫本が山のようにあった。私は、幼い時から物語などを読むのが大好きだった。…多分、これは亡き父の影響であると思う。父は、読書や書を嗜むのが好きな人だった。父の書庫には、常に仕事関係の専門書や蔵書印の押された書物が沢山あった。几帳面な父らしく、書庫の中は、いつも整然としていた。小学校へ入った頃、兄と私は、いつも近所の本屋さんへ母と出向き、月に数冊の本を買い与えられた。もちろん、物語ばかりではない。月刊誌の漫画も含めて…。そんな私も成長し、暫くは読書から遠ざかった時期もあったが、高校生になった頃、また文庫本を読み始める様になった。赤川次郎はとっても読み易く、面白いので毎週1回、紀伊国屋書店へ行っては、1度に5~6冊購入し、しまいには、全作品を読破してしまった。その他にも好きだったのは、松本清張・横溝正史…これは、父も一緒に読んだ物である。そんな私が、数年前に書店で初めて手にした大沢在昌と言う、推理作家の本。彼は、1994年に【新宿鮫 無間人形】で、直木賞を受賞した作家である。何処でそんな情報を仕入れて来るのか…と、思わずにはいられない、裏社会をリアルに描写した作品。また、そんな作品であっても、彼独特のユニークな表現や背景のセンスの良さなどが、必ず織り込まれている。彼の作品は、私を虜にしてしまった。彼の作品の一部大沢在昌公式HP【大極宮】
October 6, 2005
私の好きな物のひとつに、池田あきこさんが創作された猫のキャラクター『ダヤン』がある。ダヤンとは、冬のある日、雪の魔法によって、地球(アルス)から、架空の国【わちふぃーるど】にやって来た、ミステリアスな瞳をした♂ネコである。 以前、主人や義母と一緒に、池田あきこさんの原画展へ出向いた事があるが、パステルや色鉛筆、その他様々な画材によって出来上がった作品は、とてもデリケートだった。また、観ている私達を、ダヤンを始めとする、様々な動物達がファンタジーの世界へと導いてくれるような錯覚さえも覚えた。 これらの本も、ページをめくれば、たちまち…ダヤンの住むわちふぃーるどへと読者を誘(いざな)ってくれるであろう。WACHIFIELD
October 3, 2005
読書の秋である…。そう言えば、最近、読書をしていなかったなと思いつつ楽天ブックスで検索…。 いつもなら、文庫が中心だが、今回はちょっと変わったところで…、と、調べてみると、私の目に留まった1冊の本。 タイトルは…【もうひとつの愛の奇跡】 STORY家庭を顧みず、仕事一筋に生きてきたウィルソン、56歳。29回目の大切な結婚記念日を忘れ、妻との生活に危機が訪れる。困り果てた彼は、妻の父であるノアに相談を持ちかける。ノアはアリーとの愛にあふれた思い出をふりかえりながら、真の愛について静かに語りはじめる。 ウィルソンは、ノアから大切なことをひとつひとつ学んでいく。 そして、迎えた30回目の結婚記念。 二人は、もう一度恋に落ちることになる―。 ひとりの男が、妻の愛を取り戻すまでの奇跡を描いた、感動をよぶ愛の物語。 1996年に発表され、全世界で450万部を越える大ベストセラーとなった【きみに読む物語】の続編である。実は、あらすじを読んだだけで、早くも目頭が熱くなってしまった。結婚30周年目で、もう一度恋に落ちる…。なんて素晴らしい事なんだろう。是非、見習いたい気がした。
September 29, 2005
昨日の日記に、笹倉鉄平さんの事を書いていて、ふと思い出した。実は、今から5年ほど前、主人に連れられ、写真家・石川賢治さんの写真展へ行った。石川賢治さんと言う方は、満月の光だけで写真を撮ると言う、珍しい月光写真家である。写真展へ行くまで、私は彼の存在すら知らなかった。会場内は、全体的に満月の光が差したかの様な、微妙なブルーの色調…。暗い中に、素晴らしい作品の数々がライトアップされていた。否が応でも言葉をなくしてしまいそうな…そんな静寂の中で、誰もが彼の作品に吸い寄せられるように、真剣に見入っていた。私達は、初めて目にする彼の作品にひどく感動し、写真集を買った。 石川賢治公式ページへ
September 6, 2005
長い夏休み…、息子に読ませようと主人が買い与えた『地球環境館』と言う21世紀こども百科。 1年生には少し難しいけれど、説明しながら絵や写真を見せてやると、興味津々で聞いている。は…奇跡の星の物語 地球の誕生・生物の誕生について…。『沢山の星の中で、地球だけがこんなに恵まれているのよ。地球に生まれて良かったと思わない? 生まれた事だって奇跡なんだよ』と、息子に問い掛けてやると、彼も大いに納得していた。『こんなに素晴らしい奇跡の星に生まれて来た人間同士なのに、どうして戦争なんかするんだろう。美しい地球に生まれた者同士、助け合い、愛しみ合う事は出来ないのだろうか…。46億年もの地球の歴史から考えると、私たちの一生なんて、本当に一瞬の間なのに…』と、息子に説明してやりながら、とても悲しい気持ちになった。←これはお薦めです。
July 27, 2005
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