直腸がん闘病日記~ボヤキ部屋

2006,10再発転移、転院、化学治療


2006、10、19
  再発転移発覚
  一週間前に取った腹部MRI,肝臓MRIの結果を聞きに行った。
  Dr「大動脈周りのリンパ腺が腫れている、1ヶ月後にもう一度MRIを撮って
  治療方針を決める」とのこと(転院先で他2箇所が発覚)
  どういう治療になりそうか聞いてみると
  Dr「大動脈周りなので、手術、放射線治療はできない、
  また、ロイコボリン・ユーエフティの飲み薬になりますね」と
  前回5月に撮った映像はどうなっているか気になったので聞いてみたら、
  Dr「あぁ、写ってますねぇ」

  1か月も様子見! 効かなかった抗がん剤をまた! 5月の時点で写ってた!
  ここにいたら確実に助からないと思いながら、診察室を出た。
2006,10,24
  転院とG病院宛に紹介状を書いてもらうように申し出た。
  帰宅後すぐ予約の電話、診察は明後日になった。
  G病院に決めた理由は、
  今の時点で、自分には化学治療しかできないらしいので、
  抗がん剤治療が進んでいるとされる病院に身を置きたかったから
2006,10,26
  初診
  1時間近くかけて丁寧な説明を受けた。
  使う抗がん剤はFOLFOX4、入院は10日後ぐらいで、連絡待ち。
  初診なのにここまで決まり、急な展開であったがいくらかは気持ちが落ち着いた。

  先のことを思うと、不安で涙がたれる毎日だった。
2006,11,7
  入院
  3日間は検査、血液、骨シンチ、胸部CT,腹部CT、etc
(造影剤について、前病院で発疹が出たこをを告げたが、10日後なら造影剤の副作用ではないという事で使うことになった。以後発疹など見られない)
  検査結果 
  大動脈周りのリンパ腺、左足そけい部のリンパ腺の2箇所にガン転移
  (後で知らされたがこれだけではなかった、それとこれも後でのこと、大動脈周りのリンパ腺の転移は、 その数を数えるのも困難なくらいいっぱいあったのだ)
2006,11,10
  点滴の針を入れる為のポート挿入術を受けた。
  部分麻酔で状況がもろわかり、体がぐいぐいひっぱられ以外に怖かった。
2006,11,14
  最終的な検査として、PETCTを受けた。
  今までと変わりない結果だと言われたが、
  このときの映像にすでに、吻合部再発部分がしっかり写っていたのである。
  翌年2月に知った。
2006,11,15
  FOLFOX4、一回目。3日間にかけて点滴、アレルギーは見られず、無事終了。
2006,11,21
  退院

2007,2,16
  腹部CTを受けた。
  FOLFOX4,6回目が終わったところで腹部CT
  結果、正常範囲内に縮小している。
  またPETCTを撮って、前回と比べてみますとの事。
2007,3,15
  PETCT検査
  結果、大動脈周りのリンパ、左足そけい部のリンパは写っていない(消えている)
  吻合部の再発部分は、11月より少し小さくなっている。
  ここではじめて、吻合部が再発していたことを聞かされて驚いた。
  ガンが増えたからとて、治療法は変わらないので、ここのところは
  冷静さを保てた。
   ・ 
   ・
  FOLFOX4,8回目まで順調にこなしていたが、
  心配していた骨髄抑制に反応がでだした。
  白血球、好中球、血小板の数値の低下がみられる。
  白血球をあげる注射をしながら、ゆっくりペースになってしまったが
  なんとか回数をこなす。
2007、5,24
  腹部CTを受けた。
  結果、3箇所とも縮小している、正常範囲以内
  また、PETCTを撮ってみないとしっかり判断できないらしいが、
  良い結果に安堵した。
2007,6,4
  FOLFOX4,12回目
  副作用がカナリきつくなってきた。



© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: