偐万葉田舎家持歌集

​​​​​​​　 ​​ 友人 ・岬麻呂氏から届いた旅便りです。
　今回の旅は、「桜と北海道ガーデン街道が目的の、娘と夫婦の3人旅」とのことです。
​●「旅・岬巡り報告341」富良野 桜旅​
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​ ​​​​​​​​​●同上 添付写真
​ （その１）　　　　　　　　　　　　（その2）
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​（その3）　　　　　　　　　　　　 （その4）​
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​（その5）　　　　　　　　　　　 　（その6）​ ​
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　素晴らしい写真の数々、いい桜旅をされたようで、何よりです。
　ではでは、私達もご相伴させていただくことと致しましょう（笑）。

5月7日
関西空港→新千歳空港・レンタカー→占冠・湯の沢温泉→富良野・山部の桜街道→朝日ヶ丘公園→新富良野プリンスホテル（3連泊）
　朝日ヶ丘公園の満開の桜、見事です。
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​ （朝日ヶ丘公園）
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（同上）
​　​ 振り向けば、遠き雪山、なびく雲。
　山裾の高みに、この旅の宿なる新富良野プリンスホテルが見える。
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​​ （雪山とホテル・朝日ヶ丘公園から撮影）
​　 そのホテルの窓から、暮れゆく富良野盆地を眺めつつ・・。
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​ （富良野盆地）
​　 森は既に暗く、ニングルテラスに灯がともる。
​ 　夕食は、ホテルの「きたぐに」でとられたそうですが、ご同行のお嬢様ともども地酒を楽しまれたとのこと。
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（ニングルテラス） ​
　静かに夜が更けてゆきます。
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5月8日
風のガーデン→北の峰学園→山部の桜→南富良野・松村ガーデン→帯広・十勝ガーデン→十勝ヒルズ→六花の森→紫竹ガーデン→Ｒ38・狩勝峠経由帰還
　旅の二日目は、青空の広がる好い天気。
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（風のガーデン）
　ホテル併設の「風のガーデン」は「早春の風景で花少ない」とのこと。
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（北の峰学園） ​
​​　北の峰学園の桜は満開です。​​​
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（麓郷展望台）
麓郷展望台からの雄大な眺めです。
　この景色からは、

​​ ​ 立山​ ( ​ ​ たちやま ​​ ) ​​ に　降り置ける雪を　 常夏 ( とこなつ ) に　見れども飽かず　 神 ( かむ ) からならし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　​ （大伴家持　万葉集巻 17 ‐ 4001 ） ​ ​​ ​​

​ ​＜立山に降り積もった雪は、夏中ずっと見ていても飽きない、その神聖さのゆえであるらしい。＞​​

などは、この眺めに似合いであります。
　そして、山部の桜。
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（山部の桜）
​　 満開、奥の雪山と相俟って、これまた見事な眺めです。
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​ （同上）
​​ ​　南富良野の松村ガーデンをご訪問。松村ご夫妻と昼食を共にされ、昼食後は同ご夫妻と十勝ガーデン巡りをご一緒されたそうです。

​十勝ヒルズ　まだちらほらの　山桜
　　　　　　　　咲ける丘辺を　富良野のどちと　（偐岬麻呂）​
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​​ （十勝ヒルズ）
​ 　こちらは、中札内村にある六花の森。
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​​（六花の森）
　六花の森では、エンレイソウ、シラネアオイ、エゾノリュウキンカなどが満開であったとのこと。
　ヤカモチは先日、4月28日に川越を

​ ​　川越市出身の画家、相原求一朗の縁で成立した提携らしいが、この「六花の森」を運営している（株）六花亭は「中札内美術村」という施設も経営していて、​その美術村内に相原求一朗美術館が開設されているとのこと。
　因みに、駅前広場の標識によると、本川越駅前広場と中札内村との間の直線距離は816kmだそうです。
​​​ ​ ＜参考＞​ 川越銀輪散歩（その4） ​　2025.5.16.
　　　　​ 相原求一朗 ​・Wikipedia ​
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（紫竹ガーデン） ​
　紫竹ガーデンでは、可愛いチューリップも。
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（山部の桜＜夕刻＞）
　暮れかかる頃、山部の桜をまた見つつ、ホ

​​​​​​​​​ ​​ 　山部の桜　見て帰ろ
　帰途は、道東道が事故で通行止め、国道38号、狩勝峠経由のルートとなりました。
　夕食は「トピカル」で。
　このお店は藤林氏のご長男がマスターをされているらしいですが、上記の松村氏とご同様、藤林氏も亦、度々の北海道旅行を通じてお知り合いとなり、親しくお付き合いされるようになったということであるのでしょう。
　このように旅を通じて現地に知人・友人ができてしまうと、もう通りすがりの旅行者という感じではなくなり、その地の見え方、感じ方も、旅の味わい方も、違ったもの、より深いものになるのでしょうね。
幾十年　旅行き行きて　どちとなり
　　　　　　通り過ぐべき　地にはあらなく　（偐岬麻呂）

5月9日
ファーム富田→旭川・東神楽公園→常盤公園→旭山公園→比布神社→上野ファーム→大雪森のガーデン→塩狩駅・一目千本桜
　この日は、先ず富田ファームに立ち寄り・・。
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​（ファーム富田）
　温室ですが、ラベンダーの花が咲き群れています。
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（東神楽公園）
​​　 旭川の東神楽公園の桜は、あらかた散ってしまって、花むしろ状態。
　常盤公園は満開です。
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​​ （常盤公園）
　​ 旭山公園も満開の桜。
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​ ​​（旭山公園）
　比布神社も満開。
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　上野ファームは、チューリップ、スイセンが満開。
　桜は五分咲きでした。
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（上野ファーム）
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（大雪高原）
​　 大雪高原の桜はまだ蕾。
　大雪森のガーデンも、花が少なく桜も蕾、17日まで無料開放という状態でありました。
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​ ​（大雪森のガーデン）
　塩狩峠一目千本桜もまだ蕾。
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（塩狩峠一目千本桜）
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（大雪山・旭川の北部から撮影）
　​ 夕食は「えぞ壱」、とのこと。

5月10日
鳥沼公園→麓郷街道の桜並木→麓郷東大演習林資料館→占冠・アイリス伊藤ガーデン→新千歳空港→関西空港
　この日は朝から雨。
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​​​​​​​​​​​ ​​ ​​​（鳥沼公園）
　鳥沼公園は満開。
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（同上）
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（布礼別男山神社）
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（麓郷東大演習林資料館）
　麓郷東大演習林資料館の桜は五分咲き程度。
　標高が高い所為だろう。
　しかし、麓郷街道の山桜並木は満開。

​ 　
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（麓郷街道・山桜並木）

​ ​ 　今年の桜旅もこれが納めの旅となるのでしょうが、納めに相応しい素敵な桜旅となったようです。
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（雨の・・山部の桜）
​　 帰ろ帰ろ、花見て帰ろ、雨の山部の、花見て帰ろ​​​​ ​
　上記の中札内村・本川越駅前広場間直線距離816kmよりも100km余も長い、 全925ｋｍの超ロングドライブ、お疲れ様でした。
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