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日本最後の清流といわれる四万十川の源流である
梼原の里は、四国カルスト高原をはじめ美しい自然と
千百年の歴史と文化遺産　暖かい人情を生かして
全町公園化をめざして努力しているところである。
昭和五十九年十一月ふるさとをこよなく愛し
発展を願う五名の方々が、土佐梼原愛郷会を組織して
特産品の開発やお土産品の販売を行い、
十周年を迎えることとなり　此の間ご協力を賜った
方々への感謝の意味を込めて　昔から交通事故の
多かった親ヶ渕に交通安全・無病息災・子孫繁栄・
除災招福を希って立派な観世音菩薩像を建立された。
地名に因み親子観音と命名し　愛郷会の皆様の
ご苦労とご厚意に敬意を表し行き交う人々の
無事故無災害と家族の安穏を祈るものである。

平成七年三月吉日