山コビト冒険記

山コビト冒険記

2008.01.16
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これは他の2件とは違い・・・昼間に起こった事なんだな

これまたご近所さんなのだが・・・
いつも裏の勝手口の鍵を閉めていないお宅で・・・
ある日ふと・・・その日たまたま休みだった旦那様が勝手口の方へ歩いて行くと・・・

「ッ」
「ッ」

見知らぬ男が勝手口から勝手に入ろうとしていた所に出くわしたんだなΣ

男はすぐさま踵を返して逃げて行ったそうだが・・・
昼間から見知らぬ男との遭遇・・・
恐すぎるんだなッ

それから思い出したので身内話を1つ・・・

オイラのじぃーじ(祖父)はおいたん(叔父)と2人暮らしなんだな

そんなある日 じぃーじの家にセールスのおっちゃんが訪ねて来たんだな
セールスのおっちゃん曰く・・・

「今近くの空地で激安の商品をお見せしているんですヨ」
「しかも先着数名様に限りタダでタッパをお配りしているんで良かったら来て下さい」
「早くしないとタッパなくなっちゃいますヨ」

と言ってセールスのおっちゃんは去って行ったんだな

オイラのじぃーじ・・・タダと言う言葉に弱いらしく・・・

「なくなったら大変だッ」

と慌てて家を後にしたんだな

その頃おいたんは居間でテレビを見ていたそうなんだが・・・
暫くすると・・・

ガチャリ・・・

と玄関の扉が開く音が聞こえたんだな

「ん じぃーさんもう帰って来たのか」

と玄関へ行ってみると・・・

「・・・あッ」
「ん あんた誰」

と玄関先で今にも上がろうとする男と鉢合わせ・・・
男は脱ぎ掛けた靴を履き・・・平静を装いながら・・・

「あ・・・先程のセールスの者ですが・・・おじぃ様に言い忘れていた事が・・・」
「じぃーさんならもう行ったけど」
「そ・・・そうですか・・・それでは失礼致します・・・」

セールスの男は慌ててその場を立ち去ったらしいんだな
めでたしめでたし・・・

って・・・いやいやいや・・・充分恐いんだな
お年寄りを狙った犯行なんだな

しかも慌てさせて玄関の鍵を開けっ放しにして行くだろう・・・とまで読んだ犯行なんだな

ただセールスのおっちゃんも気付かなかったのだろう・・・
じぃーじの家にはおいたんが住み着いていると言う事に・・・

かくして・・・おいたんはその事をオイラの母上に告げ・・・
母上がオイラに話してくれたのであった・・・

おしまい

あ・・・因みにじぃーじはホクホクと顔に笑みを浮かべながら・・・
両手にタッパを抱えて戻って来たそうな・・・

ふむ・・・じぃーじ・・・得したネ





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Last updated  2008.01.16 20:52:28
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