ヤムヤム♪

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3歳頃の巻~脱走

★3歳頃の巻

1歳半健診で指摘されたのを期に、市の言葉相談に行ってみたけど、”まだこのくらいの年の子は遅い子もいるから”と、しばらく様子を見ることに。
その後は、たまに保健婦さんが家に訪ねて様子を見にきてくれました。

2歳を過ぎたころ、保健婦さんにこんなところがあると紹介され、療育センターに一年間週2回通うことになりました。
これって、ほんとにほんとなんだ~。我が子ながら不思議な気持ちでした。
療育センターには、いろんな子がいました。
ほとんど言葉のないに等しい子ばかりでした。
そんな中で、ブーくんは体も泣き声も大きく、一際目立っていました。

はじめは親子遊び中心。やはり関わることで言葉が出やすいのか・・・
ほんとにいろんな子がいるが、おとなしい子はおとなしく、落ち着かない子はほんとに落ち着かない。
ブーくんは、じっと出来ない、ひたすら動き回る落ち着きないタイプだった。
順番待ちをさせる時は、全身で行こうとするから親が抑えなきゃならない。
本人にはまだ言葉は理解できないし、格闘でした。

言葉がうまく伝わらないため、好きなことばかりやって、物事の切り替えがうまくいかず、大泣き、倒れる暴れる。という始末。
はっきりいって私は、嫌で嫌で挫折しそうでした。何度泣いたことか・・・

なんとか周りに支えられて、半年を過ぎた頃からだいぶ、言葉も出てきて、落ち着いたねと言われるようになり、センターに行くのも苦ではなくなりました。
私も、症状はみんな違うけど、悩みを持った母達と知り合いになれてとても心強く思いました!


そんななか、3歳になったばかりのある日曜日こんなことが・・・
ブークンは、1階のジジババのところで遊んでいました。
ババは出かけていたので、ジジの周りで動き回ってたらしいの。
ジジはいつのまにか居眠り・・・

気になった私はブーくんは何してるかと1階に行くと、どこにも居ません。
起きたジジに聞いても、「さっきこの辺で遊んでたぞ」って。
じゃどこ?
まさかとは思ったが、どうやら、うらの窓から脱走したらしい。
ジジのサンダルがない。
うちの子に限ってまさか・・・
みんな慌てて探し回りました。
念のため交番にも届けました。
3歳の足でどこに行くというんだ~
普段行く、近くのスーパーやホームセンターにも公園にもいない。なんどもなんども近所中探したが見当たらない。
ほんとにまさかとは思って、車がバンバン走る大きな道路を渡った、本屋&ビデオ屋に行ってみたら、2階のビデオ屋さんにいました!

たぶん裏道をこの前一緒に歩いていったことがあるから、覚えていたのだろうか?
横断歩道はあるけど、まだ判断出来ないと思うし、ほんとに横断歩道を渡ったのか?と考えると今でもゾっとします。

うちに帰って言い聞かせても、分かってないのでしょうか、その後も何度かやろうとして、途中でつかまるってパターンを繰り返し、そのうちやらなくなりました。
ほんと、人騒がせなブーくんです。


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